【拡散希望!】官邸から東京新聞への圧力文書が公開された!

 下に、官邸から東京新聞への圧力文書である。マスコミではほとんど報道されていないが、ネット上ではすでに出回っているので、ご存知の方もおられると思う。

図(官邸から東京新聞への圧力文書)

 内閣官房の総理大臣官邸報道室長の名前で出された文書だ。加計学園問題に関して、東京新聞の望月記者が連日に渡って、菅官房長官に質問をぶつけているが、マトモに答えることができないイライラが良く表れている。

写真(記者会見に応じる菅義偉官房長官)

 総理のお友達である加計孝太郎氏に対して特別の便宜を図り、大学獣医学部の認可に動き、国民の税金を何百億円という単位で無駄遣いする犯罪行為を追及するのは当たり前だ。証拠を示す文書も存在し、野党からも追及されているにもかかわらず、前川喜平氏以外の関係者全員が説明責任から逃げ回っている。誠に見苦しく無責任だ。

 自分たちの無責任な態度を棚に上げて、当然の質問を投げかけている望月記者を非難するという厚顔無恥さにはあきれ返るしかない。

 上記の圧力文書を要約すると、次のようになる。

「総理のお友達のために獣医学部を予定通り開校しなければならないんだから、国民の疑念を呼び起こすような質問をするな。黙っていろ!無事に認可されたら、政府発表通り何も問題ないという報道を行え。」

 民主主義の初歩も分かっていない、ファシスト根性丸出しの文書だ。東京新聞の望月記者をはじめ、ごく少数の良識派を排除してしまったら、官房長官会見は再び一方的な政府発表の場になってしまう。アベ政権は北朝鮮のような国を目指しているのだろうか?きっと、そうなのだろう。

 日本の報道の自由度ランキングは、安倍政権になって以降、凋落の一途を辿っている。

図(日本の報道の自由度ランキング推移:2017年) 出典:データを基に筆者が作成

 このランキングは、海外からの冷静な目を反映している。時の政権がこんな圧力文書を流して、何も批判されず、内閣総辞職にも追い込まれず、ノウノウとしていられるのは異常である。一刻も早くアベ政権を退陣に追い込まなければならない。

 賛同頂けたら、ネット上での拡散に御協力いただきたく思う。

以上

コメント

  1. 北川 将一 より:

    ご担当者様

    初めまして、北川 将一と申します。
    いつも興味深く記事を拝見させて頂いております。

    政権の不正に関して、ご一報がございましたので、ご連絡差し上げました。

    厚生労働省の助成金に天下り団体、中央職業能力開発協会への届出が必要な物があるのですが、厚労省のパンフレットにも助成金の支給要項(行政文書の開示請求)にも厚労省HPにも記載が無く、根拠法も一切なく、東京労働局において窓口で天下り団体への届出を口頭のみで指導するという物があります。

    助成金の支給、不支給の決裁権が民間の天下り団体という事も理解出来ませんし、公務員である労働局職員がOBの居る天下り団体の実績を積み上げる為に法的根拠なく口頭指導する事に前近代な行政運営に恐怖すら感じております。(その実績を元に補助金を得、不透明な支出をする団体です。)


    ご興味ございましたら詳しくご説明させて頂きますので、厚労省と天下り団体、中央職業能力開発協会の不正を記事にして頂けませんでしょうか、助成金については『人材開発支援助成金』といいます。厚労省から中央職業能力開発協会への天下り官僚は『山田 亮』です。

    また、中央職業能力開発協会は、過去にも朝日新聞に記事が載った、厚労省から多額の補助金を得、厚労省幹部が天下りを繰り返す不透明な団体です。

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