【日本にとって対岸の火事か?】戦争を体験したアメリカ兵たちの本音を紹介いたします。

 安倍政権は憲法遵守義務を無視して、違憲の安保関連法案(=戦争法案)を国会で通しました。これで集団的自衛権を行使して、地球の裏側まで自衛隊を派遣することが可能になりました。目的は、アメリカの補完戦力として侵略戦争に加担し、資本家や軍需産業を儲けさせることです。

 自民党の国会での答弁を聞いていると、「アメリカが行う戦争は正しい」ということを前提にしているようです。本当に正しいのでしょうか?アメリカと日本の権力層は「正しい、正しい、正しい・・・・」と言い張るでしょうが、実際に戦闘に巻き込まれてひどい目に遭った末端のアメリカ兵たちはどのように考えているのでしょうか?彼らの本音を表した記事を、以下にまとめて紹介いたします。

 彼らの言い分にじっくりと耳を傾けて頂けたらと思います。戦争の真実に近づくのに一番有効な方法です。

1)アレン・ネルソン氏

写真(アレン・ネルソン氏) 出典:NNNドキュメント「9条を抱きしめて~元米海兵隊員が語る戦争と平和~」

 アメリカ人のネルソン氏は元海兵隊員であり、ベトナム戦争に従事した経験を持ちます。彼はベトナムで数えきれない程の人間を殺し、アメリカに帰国した後は精神を病んで地獄の苦しみを味わい、ホームレスとなり絶望感に打ちのめされます。自分の行った犯罪行為は隠しておきたいと思うのが普通ですが、彼は自分の体験を正直に話す講演活動を開始します。極めてまれなケースですし、心から敬意を表したいと思います。事実を後世の人間に伝えることは、過ちを繰り返さないためにも欠かせません。

 既にお亡くなりになったネルソン氏の活動・主張を下記リンク先記事で紹介しています。戦争が原因で地獄の苦しみを味わったネルソン氏だからこそ、憲法9条の大切さを心の底から理解できる、ということが伝わってきます。

【意外?】戦争で地獄の苦しみを味わった元アメリカ海兵隊員だからこそ憲法9条の有り難さを理解できる。

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2)アメリカ帰還兵たちの間で頻発している自殺問題

「テロとの闘いを続けるアメリカは、アフガニスタンとイラクに、これまでに220万人もの兵士を送ってきました。今、その兵士たちの間に深刻な問題が広がっています。
対テロ戦争開始から10年が経つ今、深刻な問題となっているのが、兵士の間で自殺が急増していることです。それも、戦争の前線の話ではありません。無事に帰還したはずの兵士が次々に自ら命を絶っているのです。
アフガニスタンへの軍事作戦を開始して10年。兵士の自殺は増加する一方だ。現役兵士の自殺は2年連続で150人を超えた。今年はそれを上回る過去最悪のペースとなっている。そして、退役した兵士の自殺は、推定で年間6500人に上るとみられている。」
(下記リンク先記事より引用)

詳しくは、下記リンク先記事をご覧ください。

【アメリカ帰還兵の自殺は年間数千人!】日本にとって対岸の火事ではない。

3)目覚めはじめたアメリカ兵「メダルを返上する!」

 イラクやアフガニスタンに派遣され、ひどい現実を味わって帰還した兵士たちの叫びです。皆メダルを授与されましたが、「こんなもの返上する!」とカメラの前で宣言している様子が描かれています。欧米や日本のマスメディアでは、まず放映されない内容です。

詳しくは、下記リンク先記事をご覧ください。

【安保法制の先にあるもの】→戦争から帰還したアメリカ兵たちの本音を紹介します。

4)マイク・ヘインズさん

写真(マイク・ヘインズさん)

「元米海兵隊員のマイク・ヘインズさん(40)は、イラク戦争に特殊部隊として従軍。民家を急襲したときに高齢の女性を壁に押さえ付け、若者を連行し、残された幼子の泣き叫ぶ声が忘れられないという。『自分がやったことこそテロ』。退役後は、ベテランズ・フォー・ピース(平和を求める元軍人の会)のメンバーとして活動。沖縄の基地建設反対運動にも加わる、その思いを聞いた。」
(下記リンク先記事より引用)

 詳しくは、下記リンク先記事をご覧ください。

中日新聞 マイク・ヘインズ 元米海兵隊員

以上

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