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【国際的な恥さらし人間】橋下徹という愚か者に付ける薬なし。こんな男にダマされてしまった有権者の責任は重大だ。

 おおさか維新の会の元代表だった橋下徹氏。そのあまりに無教養で下品な言動により、国際的には全く相手にされず軽蔑の対象だが、国内的には根強い人気を誇っている。ツイッターのフォロワーは百数十万人に上っているというから驚く。生態観察のためにフォローしている人もいるだろうが、ほとんどは橋下氏のつぶやきに拍手喝さいしているファンたちだ。

 普通の人は思っていても口にできないことをズバズバ言ってしまう。空気を読みながら自分の発言内容を決めざるを得ない大多数の日本人にとって、橋下氏の遠慮ない言動は羨ましくもあり、ある種の頼もしさを感じさせるものでもある。故意に炎上を狙っているのかもしれないが、強いリーダーを演じる橋本氏は、奴隷根性が染みついた日本人から人気を得やすいのだろう。

 つい最近、沖縄米軍基地の軍属によって、若い日本人女性が殺害される事件が起こったが、この件に関して橋下氏は下記の呟きを行い、物議を醸している。

 この発言は、次のような様々な問題を内包している。

・米兵全体を野獣扱いし、ステレオタイプ的な見方を強化している。
・性的欲求のはけ口として、風俗産業の活用を勧めている。
・性的に搾取される側のことは一顧だにしない高慢な態度である。女性蔑視が充満している。
・以前にも、米軍関係者に対して風俗産業の活用を勧めてヒンシュクを買い、発言撤回しているが、再び同じことを繰り返した。
・今後も米軍様に駐留して頂いて、植民地状態を維持することを前提条件としている。口では威勢のいいことを言っているが、とても卑屈である。
・日米軍事同盟ではなく、対等な平和条約を結び、実質的に不要な駐留米軍には撤退してもらう、という根本的な解決手段には思いが至らない。

 橋下氏のお下劣発言に対しては、当然、ネット上で激しい批判が起こっている。約3年前の2013年5月、大阪市長であり日本維新の会共同代表だった時にも、沖縄普天間基地の司令官に対して風俗産業活用を勧める次のような発言をしている。

「合法的に性的なエネルギーを解消できる場所が日本にはある」
「風俗業を活用してもらわないと、海兵隊の猛者の性的なエネルギーをコントロールできない」

 その時の米軍側のコメントは、次の通りだ。

「米軍では禁止されている」
「われわれが米兵に徹底させようとしている価値(観)と相いれない」
「米国防総省の政策や米国の法律に逆行する」

 建国から現在に至るまで、その殆どを戦争に費やしてきた侵略大国アメリカ。侵略戦争では、強奪・破壊・暴行・強姦が必ず発生する。日本と同様、アメリカも侵略先では無数の強姦行為を繰り返してきた。沖縄で発生・報道される米軍兵の強姦事件は氷山の一角に過ぎない。強奪や破壊については、「正義の戦争だ」「自衛のための戦争だ」「相手はテロリストだ」「だから、しょうがないんだ」など、言い訳を駆使して大衆をダマすことができるが、強姦に関しては体裁の良い言い訳が発明されていない。従って、強姦事件防止のために風俗産業活用を橋下から勧められた米軍側は、かなり困惑したという。

米軍側の本音:
「強姦が多発していることは承知しているが、そこには触れないでよ、橋下さん。ましてや強姦防止策として、米軍兵に性風俗産業活用を勧めるなんて、まるで野獣扱いじゃないか!侮辱しているのと同じだ。本音だとしても言っていいことと悪いことの区別が付かないのか、この男は!」

 悪徳弁護士やタレントを経て政治家の道に入った橋下徹という男には、付ける薬はないのかもしれない。こんな男に簡単にダマされて一票を投じてしまう有権者の責任も重大だ。国際的な恥さらし人間であり、「美しい」日本に泥を塗る行為に対して「愛国者」たちは怒らないのだろうか?実際、あまり怒っていないように感じる。

 ちなみに橋下氏は、安倍総理や石原慎太郎元東京都知事と大の仲良しであり、価値観を共有している。類は友を呼ぶのである。橋下氏は現在無役だが、将来、東京都知事や総理大臣になったら何をしでかすか・・・ 想像するだけで空恐ろしい。

写真(橋下徹と安倍総理) 出典:毎日新聞

以上

JUN: こんにちは。JUNといいます。 中年の男性です(既婚者)。 大学卒業後に民間企業(メーカー)に勤め、いつの間にかベテランと言われる年齢になりました。 皆さんに役立つ情報を提供したいと思い、ブログを始めました。 政治社会問題を扱うことが多いです。 れいわ新選組の山本太郎さんを支持。 難しい問題を分かり易く丁寧に解説するのが基本方針。 気軽に読んで頂けると嬉しいです。 その他プロフィール: ・大学は理系の学科を卒業 ・働きながら通信教育で心理学と人間行動学の修士号を取得 ・独学でTOEIC940点を達成(2020年1月) なお、ブログ記事の無断転載は法律で禁止されています。 どうぞよろしくお願いいたします。