原発のデメリット
1)建設に費用が掛かり過ぎる。一基あたり数千億である。
→電気代や税金に跳ね返ります。
2)過酷事故の心配をしなければならない。
→核の平和利用が聞いて呆れますね。
3)原発稼働させる前に、周辺住民の避難計画を立てる必要がある。
→避難計画が必要な発電手段って、原発以外に聞いたことありますか?
4)事故に備えて安定ヨウ素剤を備蓄し、周辺住民に配布しなければならない。
→ヨウ素剤を配布されて安心している国民はどうかしています。
5)事故時は放射性物質拡散情報が隠ぺいされるので、避難すべき方向がわからないし、ヨウ素剤を飲むタイミングもわからない。
6)巨大事故が起こっても、誰も責任をとらないシステムになっている。
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7)日米原子力協定の縛りにより、日本側で決められるのは電気料金だけであり、基本的にアメリカの意向に従わなければならない。
→悲しいですけど、米国の植民地である日本の現状です。
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8)原発は構造が複雑で、故障しやすい。
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9)常に冷却し続けねばならないので、電源の喪失が命取りとなる。
→福島原発事故の「トリプルメルトダウン」は世界的に有名になりましたね。
10)稼働することで生み出される放射性廃棄物は、処理方法が確立されておらず、10万年先まで子孫に禍根を残す。
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11)事故が起こってメルトダウンや爆発が起これば、周辺地域は居住不可能になる。
12)事故が発生すると多数の周辺住民が健康被害を受け、しかも世代を超えて被害が続く。
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13)発電効率が約3割に過ぎず、残りの7割は海に捨てている。
14)核分裂反応では二酸化炭素を出さないが、それ以外の、建設・運用・廃炉を含めた莫大な工程で大量の二酸化炭素を排出する。
15)核兵器の製造が原発推進の当初の目的だったが、生み出された大量のプルトニウムは活用することができず、危険なだけである。
16)テロリストの攻撃に怯えなければならない発電施設である。
→ミサイルなど打ち込まなくても、冷却用発電施設を止めるだけで、日本は終わりです。
17)事故が起こらなくても、原発を保守点検する現場の作業員は放射性物質による健康被害に苦しみ続けている。
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原発のメリット
1)政治家・官僚・メーカー・電力会社・御用マスコミ・御用学者といった原発マフィアたちが、おいしい生活をすることができる。
2)原発立地の住民は、補助金等のおこぼれに預かることができる。
→しかし、時間とともにその金額は減る。事故の恐怖に怯えつつ、暮らさなければならない。
まとめ
原発は、一般国民にはデメリットしかもたらさないことがお分かり頂けたと思います。原発は本質的に、人類へ不幸をもたらすものです。再生可能エネルギーの活用が遅れている日本でも電力は足りており、原発は全く必要ありません。小水力・洋上風力・地熱・波力など、日本の豊かな自然環境を活かしたクリーンな発電手段を普及させるべきだと思います。
以上