2017年7月2日、東京都議選の投開票が行われました。その結果を以下にまとめました。参考にしてください。
1)有権者の半数は無関心である。
2)自民党が歴史的敗北をし、民進党の存在感は消滅した。
3)自民党総裁の応援が候補者の足を引っ張った珍しい選挙である。
4)反自民の受け皿として票を伸ばした都民ファーストの代表は、安倍晋三と政治信条が同じである。
小池百合子氏は、戦前回帰を目標とする日本会議に所属し、自民党に籍を置いたままです。
なお小池都知事は、豊洲市場への移転について、記者会見での質問などを厳しく制限しました。情報公開に消極的なのは明らかです。
参考リンク:
【築地市場の移転先?】豊洲の有害物質は人体にどのような悪影響をもたらすのか?
5)公明党の権力への執着が凄まじいということが、改めて証明された。
きっこさんのツイートが秀逸でしたので紹介します。
「マダニは自分が寄生している動物の寿命が近づくと、その動物が死ぬ前に他の元気な動物へ飛び移る‥‥という話を聞いて、都議選での公明党みたいだなと思った(笑)」
6)まともな野党である共産党は、反自民の受け皿にならなかった。
その理由と対策については、下記リンク先の記事を参考にしてください。
共産党という名前は変えるべき。有権者が親しみを持てるよう英断を!
おまけ:
「一国の政治というものは、国民を映し出す鏡にすぎません。政治が国民のレベルより進みすぎている場合には、必ずや国民のレベルまでひきずり下ろされます。反対に、政治のほうが国民より遅れているなら、政治のレベルは徐々に上がっていくでしょう。国がどんな法律や政治をもっているか、そこに国民の質が如実に反映されているさまは、見ていて面白いほどです。これは水が低きにつくような、ごく自然のなりゆきなのです。りっぱな国民にはりっぱな政治、無知で腐敗した国民には腐りはてた政治しかありえないのです。」
(出典:「スマイルズの『自助論』エッセンス版」P17)
以上