上図は、鹿児島県の川内原発周辺に分布する活断層を表します。これを見てどのように感じますか?川内原発を再稼働させても安全だと思いますか?
実は、川内原発近くの浅い海域では調査が不十分なため、まだ活断層が確認されていないのです。十分に調査が出来ていない理由は、技術的に困難を伴うからだそうです。
つまり、地図に描かれていないから活断層が存在しないのではなく、まだ確認されてないので描かれていない、と理解すべきなのです。実際、日本の国土のうち活断層調査を完了した地域は一部に過ぎません。限られた地域での調査結果を基に作られた断層地図を持ち出して川内原発再稼働を申請した九州電力の行為は、安全第一の原則に立ったものではありません。
不十分な活断層マップではなく、過去に発生した最大震度分布を表す下図を活用すべきでしょう。これを見たら、地震大国日本に原発などトンデモない、と誰でも思うでしょう。
原発は、世界中の保険会社から見放されており、周辺住民の避難計画が必要な唯一の発電手段です。しかも、事故を起こせば取り返しがつかなくなります。存在理由が見当たらないのです。再稼働・新規建設・輸出など論外です。
原発マフィアたちは、九州地方で大きな地震が頻発しても稼働中の川内原発を止めようとしません。原子力規制委員会のこの人は、気が触れてしまったのでしょうか?
この人も顔に生気がありません。大丈夫でしょうか?
人間は自然界の一部分にすぎません。地震も含めて、人間が知っていることはたかが知れている、という謙虚さが必要です。
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