福島の原発事故は、日本の原子力村に対して大打撃を与えました。安全神話は崩壊し、原発の稼働数はゼロもしくは、ゼロに近い状態が続いています。原発は存在してはならないものなので、とても良いことです。
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原子力村の住民たちは困っていると思います。
しかし、影響は日本だけに限定されたものではありません。世界一の原子力大国であるアメリカにも少なからぬ変化をもたらしました。
今回紹介するドキュメンタリーは、福島第一原発の事故が、ニューヨーク市からわずか40キロの位置にあるインディアンポイント原発と米原子力規制委員会に与えた影響を描いています。番組中には様々な立場の人たちが登場します。
・長年、原発で働いてきた従業員
・原発に反対する活動家・周辺住民たち
・ジャーナリスト
・ハドソン川の汚染状況を調査するNPO法人
・安全規制の強化を訴えて辞任に追い込まれた米原子力規制委員会の委員長
・原発業界を擁護する米原子力規制委員会の関係者
・原発の有用性をアピールする業界の人々
・原子力業界に買収される人たち
・原発の閉鎖を主張するニューヨーク州知事
番組全体を見ると、反原発の立場で描かれていると思います。前編と後編に分かれていますが、時間のない人は、後編だけでもご覧になってください。日本国内の主要メディアの偏った報道を補うのに役立てば幸いです。
前編↓
後編↓
以上