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【日本もマネする?】国民を虐げて、死の商人に奉仕するアメリカ政府

 日本人の人質二人がISISのメンバーに首を切り落とされたという報道が以前にありました。そのISISに対してアメリカ政府は大量の軍事物資を供給しています。なぜ、争いが起こり易い状態にしておく必要があるのでしょうか? 戦争が多ければ軍需産業が儲かるからです。別にISISだけの話ではありません。「アメリカの歴史=戦争の歴史」というのが現実です。

 アメリカが政府予算で武器を購入すれば、軍需産業には大金が転がり込みます。別名「死の商人」とも言われる軍需産業。アメリカの主要企業としては、ロッキード・マーティン、レイセオン、ノースロップ・グラマン、ボーイング、ゼネラル・ダイナミクスなど・・・が挙げられます。(下図参照)

軍事物資売上高トップ10の企業 出典:ストックホルム国際平和研究所

 詳しくは下記のリンクも参考にしてください。

ストックホルム国際平和研究所

 売買される軍事物資には様々な種類があります。

軍艦 出典:ウィキペディア


戦闘機 出典:ウィキペディア


ミサイル 出典:ウィキペディア


戦車 出典:ウィキペディア


機関銃 出典:ウィキペディア

 アメリカは、イラク戦争とアフガン戦争で約4兆ドルを使いました。日本円に換算したら・・・?この天文学的なお金のうち、かなりの割合が軍需産業に流れたのです。

 その一方で、アメリカ国内の教育・医療分野などで極端な民営化を進めたため、国民の多くは生活が成り立たなくなり貧困に喘いでいます。
 もはやアメリカは一般国民が安心して暮らせる場所ではない、ということを理解するには次の文献が参考になります。

ルポ 貧困大国アメリカ (岩波新書)

 アメリカという国は、一部の権力者や富裕層のために一般庶民を犠牲にするという傾向がどんどん強くなっています。恐ろしいことです。

 日本はアメリカの悪いところまで真似する必要はありません。盲目的に隷従しているとますます生きにくい社会になってしまうと思います。

 さて、死の商人たちに奉仕するアメリカ政府を描いたYouTubeビデオを見つけましたのでご覧ください(7分53秒)。ISISに対してアメリカ政府が軍事物資を供給していることも報じられています。

 上のYouTubeビデオリンクは、Global Researchというサイトの2015年5月25日付記事にも貼られています。当該リンクも参考までに紹介します。↓

「Merchants of Death: Raytheon and Boeing Supply “The Islamic State” (ISIS)」

以上

JUN: こんにちは。JUNといいます。 中年の男性です(既婚者)。 大学卒業後に民間企業(メーカー)に勤め、いつの間にかベテランと言われる年齢になりました。 皆さんに役立つ情報を提供したいと思い、ブログを始めました。 政治社会問題を扱うことが多いです。 れいわ新選組の山本太郎さんを支持。 難しい問題を分かり易く丁寧に解説するのが基本方針。 気軽に読んで頂けると嬉しいです。 その他プロフィール: ・大学は理系の学科を卒業 ・働きながら通信教育で心理学と人間行動学の修士号を取得 ・独学でTOEIC940点を達成(2020年1月) なお、ブログ記事の無断転載は法律で禁止されています。 どうぞよろしくお願いいたします。