【安保法制の先にあるもの】→戦争から帰還したアメリカ兵たちの本音を紹介します。

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出典:NHK
出典:NHK

 安倍政権は憲法遵守義務を無視して、違憲の安保関連法案(=戦争法案)を国会で通しました。これで集団的自衛権を行使して、地球の裏側まで自衛隊を派遣することが可能になりました。目的は、アメリカの補完戦力として侵略戦争に加担し、資本家や軍需産業を儲けさせることです。

 自民党の国会での答弁を聞いていると、「アメリカが行う戦争は正しい」ということを前提にしているようです。本当に正しいのでしょうか?アメリカと日本の権力層は「正しい、正しい、正しい・・・・」と言い張るでしょうが、実際に戦闘に巻き込まれてひどい目に遭った末端のアメリカ兵たちはどのように考えているのでしょうか?

 彼らの本音を収録したビデオを以下に紹介します。

最悪な間違いだった…(目覚めはじめたアメリカ兵)(14分10秒)日本語字幕あり

 組織の上層部に行くほどウソとゴマカシが多くなりますが、最下層で現場の苦しみを味わった人たちの言葉には説得力があります。ビデオを見て頂ければ理解できると思います。日本の政権与党の政治家が行う不誠実答弁に辟易している人にオススメです。

以下に、ビデオ中の発言の一部を紹介します。
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ウソと恐怖に満ちた作戦をいくら練ってももう騙されない。不当な戦争は拒否する。
兵士を撤退させ、戦争を終わらせよう。メダルを返上します。

メダルを返上します。アフガニスタン・イラク・パレスチナ、世界中の占領の犠牲者へ、
そして戦争に反対する兵士の皆さん、君は一人じゃない!

イラクに行って打ちのめされた。誰も同じ目にあってほしくない。こんなもの返してやる。

イラクに2回行って来ました。どれだけメダルを貰おうと戦争の苦しみを消す事はできない。こんなのはゴミだ。必要なのは治癒する権利です。

イラクとアフガンに行きました。メダルは無意味だ。もっと早くから戦争に反対するべきだった。メダルを返します。ブラッドリー・マニングを解放しろ!

十年間衛生兵を務めました。2004年、イラクに行きました。アフガニスタンとイラクに連帯し従軍メダルを返上する。私たちは世界中を破壊した。心から謝罪したい。アフガニスタンの女性達とここに立つ事を誇りに思う。こんなメダルはウソだ。返上します。

イラクに2度派遣されました。両親を失ったイラクの子ども達にメダルを捧げます。

生物・化学兵器の技術兵でした。イラクに大量破壊兵器はなかった。私は陸軍をやめた。他にも4万人が除隊した。ウソはもう沢山だ!

5年間前線の偵察兵でした。2005年のサドルシティです。イラクとアフガニスタンの子ども達、願わくば我々の行いを許し、私達の傷が癒され、平和が訪れますように。

海兵隊でイラクに2度行った。メダルを3つ返上します。脳損傷や軍隊内の性的暴行、PTSDに苦しむ仲間の為に。

違法な戦争に参加して、騙されたと思った。イラク人の解放の為だといわれたが、油田を解放させる戦争だった。

4つの従軍メダルを全て返します。かつてこのメダルを見ては、自分の行いを誇りに思い正しい事をしたと得意だった。でも、間違っていた。こんなメダルはもういらない。

PTSD患者です。メダルを貰った時いわれた、勤勉で献身的で模範した行いをした者に与えると。私はPTSDを隠して自分を酷使しすぎた。メダルを返し、治癒する権利を求めます。

アフガニスタンとイラク侵攻に海軍兵として参加しました。軍に志願したのは間違いでした。

敵は7千マイル先ではなく、役員室にいる。企業重役達、銀行やヘッジファンド経営者だ。戦地ではなくこの米国で毎日顔を見る連中だ。そこにいる警官達ではなく、世界を支配する億万長者達だ。もううんざりだ。こんなメダルはいらない。
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 日本のマスメディアは殆ど報じない内容だと思いますので、ネット上で拡散して頂けたらと思います。将来、日本の自衛隊員たちが無駄死させられないように・・・

以上

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【自発的隷従が蔓延し劣化が進む日本】権力者の暴力よりも「善人」の沈黙の方が恐ろしいという話

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写真(マーティンルーサーキング牧師) 出典:togetter.com
写真(マーティンルーサーキング牧師) 出典:togetter.com

 反動右翼的で戦前回帰願望が強い安倍政権は、国民に対してひたすら隷従を要求しています。「何も考えるな。素直に言うことを聞け!」という本音がヒシヒシと伝わってきます。

 選挙で自民党に投票したのは少数派にも関わらず国会では多数を占めているのは不思議ですが、原因の一つとして、政治的無関心層の多さが挙げられます。最近の国政選挙での投票率は約5割という有様です。政治的・社会的な問題は厄介事なので考えないようにしているのでしょうか?

 日本人は民主主義制度の中で生きていますが、自発的隷従という精神的病理を抱えています。フランス人のエティエンヌ・ド・ラ・ボエシが書いた「自発的隷従論」の中からいくつか要点を引用します。

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「仮に、二人が、三人が、あるいは四人が、一人を相手にして勝てなかったとして、それはおかしなことだが、まだ有りうることだろう。その場合は、気概が足りなかったからだと言うことができる。だが、百人が、千人が、一人の圧制者のなすがまま、じっと我慢しているような時、それは、彼らがその者の圧制に反抗する勇気がないのではなく、圧制に反抗することを望んでいないからだと言えまいか」

「これは(支配者に人々が隷従していること)、どれほど異様な悪徳だろうか。臆病と呼ばれるにも値せず、それふさわしい卑しい名がみあたらない悪徳、自然がそんなものを作った覚えはないと言い、ことばが名づけるのを拒むような悪徳とは。」

「信じられないことに、民衆は、隷従するやいなや、自由を余りにも突然に、あまりにも甚だしく忘却してしまうので、もはや再び目覚めてそれを取り戻すことができなくなってしまう。なにしろ、あたかも自由であるかのように、あまりにも自発的に隷従するので、見たところ彼らは、自由を失ったのではなく、隷従状態を勝ち得たのだ、とさえ言いたくなるほどである。」

「先の人々(生まれながらにして首に軛を付けられている人々)は、自分たちはずっと隷従してきたし、父祖たちもまたその様に生きて来たという。彼らは、自分たちが悪を辛抱するように定められていると考えており、これまでの例によってその様に信じ込まされている。こうして彼らは、自らの手で、長い時間をかけて、自分たちに暴虐を働く者の支配を基礎づけているのである。」

「それにしても、なんと言うことか、自由を得るためにはただそれを欲しさえすればよいのに、その意志があるだけでよいのに、世の中には、それでもなお高くつきすぎると考える国民が存在するとは。」

「隷従する者達は、戦う勇気のみならず、他のあらゆる事柄においても活力を喪失し、心は卑屈で無気力になってしまっているので、偉業を成し遂げることなどさらさら出来ない。圧制者共はこのことをよく知っており、自分のしもべたちがこのような習性を身につけているのを目にするや、彼らをますます惰弱にするための助力を惜しまないのである。」
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 自発的隷従という悪徳で埋め尽くされている日本。その結果もたらされる社会の劣化は目を覆うばかりです。例えば、・・・・

・福島原発事故という未曽有の災害を起こした原発マフィア達がだれも裁かれない。
・放射性物質による健康被害は隠ぺいし放題。
・高線量区域で健康への不安を口にさせないよう、住民たち自身がお互いに圧力をかける。
・雇用が不安定化し収入が減り、税金・保険料・物価が上昇してもひたすら我慢する。
・長時間のサービス残業をさせられても文句一つ言わない。
・税金の無駄遣いにより国の借金が膨大になっても危機感が無い。
・年金資金が食い潰され年金システムが崩壊しつつあるのに、まるで他人事である。
・権力の飼い犬と成り果てた御用マスコミ
・違憲の戦争法案を国会に堂々と提出する政権。
・その他いろいろ・・・

 もしもキング牧師が生きていて、今日の日本の状況を見たら何と言うでしょうか?

『マーティン・ルーサー・キング・ジュニア(Martin Luther King, Jr., 1929年1月15日 – 1968年4月4日)は、アメリカ合衆国のプロテスタントバプテスト派の牧師である。キング牧師の名で知られ、アフリカ系アメリカ人公民権運動の指導者として活動した。
「I Have a Dream」(私には夢がある)で知られる有名なスピーチを行った人物。1964年のノーベル平和賞受賞者。2004年の議会名誉黄金勲章受章者。アメリカの人種差別(特にアフリカ系アメリカ人に対する差別)の歴史を語る上で重要な人物の一人である。』
(出典:ウィキペディア)

 キング牧師の歴史的名言を下記に引用します。

「問題になっていることに沈黙するようになったとき、我々の命は終わりに向かい始める。」

「最大の悲劇は、悪人の圧制や残酷さではなく、善人の沈黙である。」

「確かに、服従することは、安易な道である。しかし、道徳的な道ではない、臆病者の道だ。」

「圧制者の方から自由を自発的に与えられることは決してない。しいたげられている人間の方から要求しなくてはならないのだ。」

「最後には、我々は敵の言葉など思い出すことはない。思い出すのは友人の沈黙である。」

 死ぬ前に後悔したくなければ、自発的隷従などという情けない生き方から一刻も早く脱却すべきだと思います。

出典:不明
出典:不明

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安保法案(=戦争法案)の問題点を簡単に確認できる動画を紹介します。

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出典:YouTube 教えてあげるヒゲの隊長
出典:YouTube 【あかりちゃん】ヒゲの隊長に教えてあげてみた

国会に提出された安保法案(=戦争法案)に関する自民党の逃げ回り・ゴマカシ答弁に辟易している皆さんに面白い動画を紹介します。

解りにくい戦争法案の問題点を整理するのに役立ちます。この動画を見れば、反動右翼の権力者にダマされずに済みそうです。

【あかりちゃん】ヒゲの隊長に教えてあげてみた (8分3秒)

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【外交努力を怠っている政治家へ】戦争という安易な手段に頼る前に、兵士の苦悩に耳を傾けよ。

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出典:NEWS23「年間6500人自殺者も...米軍が抱える"深い闇"」
出典:NEWS23「年間6500人自殺者も…米軍が抱える”深い闇”」

 外交関係の構築には友好的で粘り強い交渉・話し合い・議論が不可欠です。違う国同士なのですから相違点があるのは当たり前です。そこを乗り越えて一致点・妥協点を探るのが政治家の腕の見せ所です。

 しかし、安倍総理はこうした話し合いがとても苦手のようです。具体的には下記リンク先の記事をご覧ください。

【政治家必読?】フィンランドの小学生が作った議論のルールはとても役立つ、という話

 反動右翼の弱点の一つとして、意見が異なる者との議論ができないということが挙げられますが、安倍総理はこのことを見事に体現していますね。こういう人が外交の仕事をする場合は以下の2種類の手法に頼らざるを得ません。

①強い相手に隷従する。
②弱そうな相手に対して高圧的な態度をとる。

 違憲の戦争法案が国会に提出されましたが、その目的は何でしょうか?アメリカの子分となって、弱そうな相手と戦争ができるようにすることです。なぜ戦争をしたいのでしょうか?アメリカと日本の軍需関連産業を儲けさせたいからです。実際、経団連は戦争法案の成立を強く望んでいます。70年前の戦争で無駄死をさせられた大勢の人達は、現在の日本社会の状況に失望しているでしょう。

 アメリカや日本の資本家は戦争で儲けられると思いますが、その為に地獄の苦しみを味わう人が出てきます。前線で殺し合いをさせられる兵士たちです。

2012年2月に公開された下記YouTubeビデオをご覧ください。

年間6500人自殺者も…米軍が抱える”深い闇”(6分6秒)

 戦場での凄惨な体験によりPTSD(心的外傷後ストレス障害)となったのに、まともなケアも受けられず使い捨てにされている状況がよく伝わってきます。アメリカはイラク戦争に何百兆円というお金をつぎ込んでいますが、使い物にならなくなった元兵士にはお金を掛けたくないということです。

 上記の番組はアメリカ兵の悲惨な実態を紹介していますが、日本の自衛隊員の将来を暗示しています。イラクやアフガニスタンに派遣された自衛隊員の自殺率は異常に高いことが判っていますが、さらに悪化する危険があるのです。

参考記事リンク:
自衛隊員の異常に高い自殺率を放置するな!

 コミュニケーション能力に欠ける政治家は、戦争という安易な手段を選んでしまう傾向があります。歴史に学べない政治家は、死の商人たちに操られてしまいます。こういう時、有権者が耳を傾けるべき相手は反動政治家ではありません。末端で苦しむ兵士たちこそが師となり得るのです。

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【意外?】戦争で地獄の苦しみを味わった元アメリカ海兵隊員だからこそ憲法9条の有り難さを理解できる。

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写真(アレン・ネルソン氏) 出典:NNNドキュメント「9条を抱きしめて~元米海兵隊員が語る戦争と平和~」
写真(アレン・ネルソン氏) 出典:NNNドキュメント「9条を抱きしめて~元米海兵隊員が語る戦争と平和~」

 久しぶりに、目が覚めるような番組に出会えました。日本テレビは御用メディアでしかないと思っていましたが、深夜時間帯とはいえ良質な番組を放送していたのには驚きました。日本テレビ社内にも良識派が少しは存在するということでしょうか・・・?

 私は日本人を長年やってきたので日本国憲法第9条の重要性・存在価値を人並みに理解しているつもりでした。違憲の戦争法案をゴリ押ししようとしている安倍政権の理不尽さには腹が立ちますし、大きな反対運動が起こるのも当たり前だと思っていました。しかし、冒頭写真のアレン・ネルソン氏ほど憲法9条の有難味を認識できていませんでした。

日本国憲法第9条:
1.日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2.前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

 アメリカ人のネルソン氏は元海兵隊員であり、ベトナム戦争に従事した経験を持ちます。彼はベトナムで数えきれない程の人間を殺し、アメリカに帰国した後は精神を病んで地獄の苦しみを味わい、ホームレスとなり絶望感に打ちのめされます。自分の行った犯罪行為は隠しておきたいと思うのが普通ですが、彼は自分の体験を正直に話す講演活動を開始します。極めてまれなケースですし、心から敬意を表したいと思います。事実を後世の人間に伝えることは、過ちを繰り返さないためにも欠かせません。

 既にお亡くなりになったネルソン氏の活動・主張を紹介するYouTubeリンクを以下に貼りましたのでご覧ください。戦争が原因で地獄の苦しみを味わったネルソン氏だからこそ、憲法9条の大切さを心の底から理解できる、ということが伝わってきます。

NNNドキュメント「9条を抱きしめて~元米海兵隊員が語る戦争と平和~」(42分7秒)

 苦労知らず・世間知らず2世3世4世5世の自民党政治家、生活のために軍需関連の職業に従事している人、政治・社会問題に無関心な人も含め、すべての日本人に上記ビデオを見て欲しいと思います。

 紹介した番組の中からネルソン氏の言葉をいくつか紹介し、この記事を終わりにしたいと思います。

「ほとんどの国の子どもたちが戦争を知っています。アメリカの私の子どもたちは、戦争を知っています。イギリス、イタリア、フランス、オーストラリア、中国、韓国の子どもたち、みんな戦争を知っています。しかし、ここ日本では戦争を知りません。憲法第9条が戦争の悲惨さ、恐怖や苦しみから、みなさんを救ってきたからです」

「憲法第9条を読んだとき、自分の目を疑いました。あまりに力強く、あまりに素晴らしかったからです。日本国憲法第9条は、いかなる核兵器よりも強力であり、いかなる国のいかなる軍隊よりも強力なのです。日本各地で多くの学校を訪れますが、子どもたちの顔にとても素晴らしく美しくかけがえのないものが、私には見えます。子どもたちの表情から、戦争を知らないことがわかるのです。それこそ第9条の持つ力です」

「平和憲法は日本人が考え出したものではないとかアメリカ人に与えられたものだと言う人がいます。しかし、誰にもらったかは問題ではありません。平和憲法は私たちが進むべき未来を示しています。たとえ宇宙人がくれたものだとしても、これは全人類にとって大切なものです。問題は今、当初の平和の理念が置き去りにされようとしていることなのです」

「日本人は間接的に戦争に関与してきました。しかし、9条のおかげで直接的に戦争には関わっていません。言い換えると、第二次世界大戦後、日本は新たな戦没者慰霊碑を建ててはいない。そこが私には素晴らしいと思えるのです」

「今までみなさんと、みなさんの子供達は、憲法九条によって守られてきました。今度はみなさんが、第9条を守るために立ち上がり声をあげなくてはなりません。第9条は日本人にのみ大切なのではありません。地球に住むすべての人間にとって大切なものなのです。」

関連サイト:
「憲法9条は核兵器より強力だ」米軍元海兵隊員が語った本当の戦争と日本国憲法の価値

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【悪魔の所業!】原発のゴミで作られた兵器により生命を脅かされている人たち

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写真(劣化ウラン弾が原因で、先天性心臓疾患と四肢奇形になった女の子) 出典:Donna Mulhearn
写真(劣化ウラン弾が原因で、先天性心臓疾患と四肢奇形になった女の子) 出典:Donna Mulhearn

 世界中の原発から発生した放射性廃棄物を安全・確実に処分する方法はあるのでしょうか?途方もないお金と時間がかかる、最終処分場の候補地すら見つからない、極めて危険である、将来世代に負の遺産を残すなど、問題山積です。

 これらの事実から目を背けて原発再稼働を目論んでいる人たちは犯罪者と言っていいでしょう。しかし、世の中には犯罪者を上回る悪魔がいます。放射性廃棄物を利用して劣化ウラン弾を製造し販売することを思い付いた人たちがいるのです。金儲けにもなるし、放射性廃棄物の処分もできるので一石二鳥だと思ったんでしょう。

 イラクなどの戦場で使われた劣化ウラン弾は放射性物質をまき散らし、兵士や住民たちに深刻な健康被害をもたらしています。悪魔の所業です。巨大な原子力産業を持ち、軍事的にもアメリカと結びつきが強い日本は劣化ウラン弾と大いに関係があります。

劣化ウラン弾とは?
 劣化ウランは、原発や兵器用の濃縮ウランを生成する過程で生まれる。劣化ウラン弾は、1991年と2003年のアメリカ-イラク戦争で大量に使用された。劣化ウランは密度が高いので戦車の装甲板を貫通することができる。劣化ウランが燃え上がると、放射性粉塵の酸化ウランが空気中に拡散する。酸化ウランの半減期は約45億年だ。

劣化ウラン弾による健康被害
 劣化ウラン弾が使われた地域に入る時は防毒マスクを着用するように、イギリス国防省は自国の兵士に通達した。しかし、イラク国民に対して警告は一切無く、多くの人が放射性粉塵と接触してしまった。その結果、劣化ウラン弾が使われた場所では数年後、先天性奇形や癌が多発するようになった。
 粉末状のウラン酸化物は、呼吸・食べ物を通して体内に取り込まれる。血液中に溶けると腎臓を傷め、骨では周囲細胞が被爆し続ける。内部被爆で遺伝子の突然変異が起こり、癌や奇形の原因となる。その影響は世代を超えて継続する。2010年に実施された調査結果によると、ファルージャで生まれた赤ん坊の14.7%に異常が見られたという。

 下記のYouTubeビデオで、劣化ウラン弾による具体的な健康被害を確認できます。むごい映像ですが、目を背けずに事実を確認して頂きたいと思います。

覚悟が必要。劣化ウラン弾放射能影響(5分21秒)2012年5月公開

参考文献リンク:
IPPNW(=International Physicians for the Prevention of Nuclear War:核戦争防止国際医師会議)の資料

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日本は、人種差別が存在しない「美しい国」なのか?→差別される側の声に耳を傾けよ。

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 日本は、人種差別が存在しない「美しい国」だと思っている人は意外に多いと思います。そう思っている人は、差別が無いことをどのように確認したのでしょうか?

 そのように思い込んでいる人は、日本における人種差別の記事・報道を見ると感情的に反論してくる場合が多いです。「それは偏った意見だ!」など・・・。

 見かけが日本人ならば、他の日本人から人種差別されたことはないと思います。そういう人達同士で井戸端会議をしていても、日本における人種差別の有無を判断することはできません。見かけが普通の日本人とは異なる、日本在住の人達の意見を聞くことが必要です。

 彼らの意見は、日本の暗部・欠点を指摘することにつながりますので、刹那的に生きている人達は憎悪感を抱くかもしれません。しかし、ある社会の本質的部分を知りたければ、差別に苦しんでいる人達の声に耳を傾けることは必須です。

 2015年3月にミス・ユニバース世界大会の日本代表に選ばれた宮本エリアナさんをはじめ、いわゆるハーフと呼ばれている人達が日本社会でどのような扱いを受けているのか、下記のYouTubeビデオで紹介されています。

 日本の御用マスコミよりも海外メディアの方が冷静な視点を持っている場合があります。参考にしてください。

【BBC】 「日本人」とは? ミス・ユニバース日本代表の問題提起(3分15秒)

 さらに、生まれてからずっと差別に苦しんできた宮本エリアナさんの訴えを以下のリンクで紹介します。ハフィントンポストの日本版です。

宮本エリアナさん「人種への偏見、日本と世界からなくしたい」【ミス・ユニバース日本代表】

 上記リンクの記事は差別される側の重要な視点を提供してくれています。

 日本人の隠れた差別意識は、次のようなニュースにも表れています。

 抗議という権利を行使している市民に対して、機動隊員たちが「土人」という言葉を使って罵っています。「土人」とは肌の浅黒い人や黒人に対して使う差別語です。冷静さを失い感情的になった時、人間の本性・本音が表れます。自分が潜在意識の中で見下している対象を「土人」という言葉で表し、抗議する市民に対して浴びせかけたのです。市民への侮辱だけでなく、肌の黒い人たち全体に対する差別でもあります。警察庁長官が陳謝し通達を出して済む問題ではありません。無意識の中にこびり付いている根強い差別意識は、自分で認識することすら困難です。この機動隊員たちの発言は、日本での特殊な事例ではありません。「黒んぼう」といって黒人をからかう人は年配者の人の中でも多いのです。

写真(差別発言をする機動隊員) 出典:ニュース23
写真(差別発言をする機動隊員) 出典:ニュース23

 公的な立場にある者、社会的地位が高い者、人を指導する立場にある者は特に、自分自身を振り返り、無意識の領域を少なくするよう努力し、差別的言動をすることがないよう注意して欲しいものです。若年層は目上の人間の発言・行動を、知らぬうちに真似しますので・・・。

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【福島原発事故の真実】高線量地域から避難している人の声に耳を傾けよう!

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出典:不明
出典:不明
写真(原発事故による避難基準比較) 出典:明かり新聞
写真(原発事故による避難基準比較) 出典:明かり新聞

 上の一覧表を見ると解りますが、チェルノブイリ原発事故では高線量地域に人が居住しないように厳しい基準が設けられています。健康を第一に考えれば当たり前のことです。一方日本では、高線量地域に住むことを制限しておらず多くの住民が健康を害しています。

 なぜチェルノブイリと比べて基準が甘いのか?

・多くの住民を強制避難させるとお金がかかる。
・避難区域を狭めないと大事故だと思われたり、原発事故が収束していないと思われる。
・原発再稼働や原発輸出を進めにくくなる。
・政権の支持率が下がる。
・その他

 「財閥の利益第一、国民の生活・健康はどうでもいい」という方針が安倍政権では貫かれていますが、原発事故による避難政策でも同様ですね。

 日本の基準では強制避難区域ではなくても、そこに住むことで健康を損なってしまい、どうしても避難せざるを得なくなった人が大勢います。政府はこの人たちのことを「自主避難者」と呼んでいますが、福島県により住宅の無償提供が続けられてきました。しかし、2017年3月に、この支援が打ち切りになることが決定しました。

 住宅支援によってかろうじて生計を成り立たせている人がたくさんいます。支援打ち切りになれば、当然、生活が困窮します。だからと言って、福島県の自宅に帰ることもできません。健康に悪影響が出るからです。支援を打ち切られる側からすれば、支援を打ち切る人間が悪魔に見えるでしょう。

 何か政策決定をする前には、被害に遭って苦しんでいる当事者たちの声に丹念に耳を傾けなければなりません。原子力推進側(政治家、官僚、メーカー、御用マスコミ、御用学者)の力があまりに強大で、かつ、多くの日本国民が無関心なため、困っている人達の声がほとんど聞こえてきません。そこで、今回は次のYouTubeビデオを紹介致します。

 まずは事実を知ることが大切です。是非、参考にしてください。

「住宅支援なければ生活困窮」全国の自主避難者ら訴え(13分43秒) 制作:OurPlanet-TV

以上

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