民進党が反アベの受け皿になれないのはナゼか?

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 2017年8月21日から民進党の代表選挙が始まります。前原誠司元外相が衆参両院議員(144人)の6割弱の支持を固めてリードしているという報道があります。枝野幸男元官房長官が代表になる可能性が無いわけではありませんが、民進党議員の中では前原さん派が多数を占めていることは事実です。

 前原さんの記者会見その他から、民進党多数派の本音を以下に記します。

1)若い世代への社会保障と再配分を行うが、財源は消費税増税。
2)改憲の議論は進める。
3)小池新党と協力関係を模索する。
4)共産党との選挙協力は白紙にする。

参考記事リンク:
小池新党との連携「あり」 前原誠司衆議院議員

 まるで、安倍自民党を彷彿とさせる施策ばかりですね。以下に各項目の問題点を述べていきます。

1)若い世代への社会保障と再配分を行うが、財源は消費税増税。
 逆進性が強く、弱者いじめの代表である税制が消費税です。能力に応じて負担するという税制の原則に反しているのが消費税です。消費税率を下げたり、消費税を廃止するならまだしも、逆に税率アップとは何事でしょうか?
 消費税率を上げて弱い者いじめを行い、その吸い上げた税金を社会保障に当てても意味がありません。巨額の内部留保が積みあがった大企業や富裕層の資産に対して課税を強化し、それを社会保障に当てるのが正しい方法です。資本主義という不完全な制度の下で庶民からの搾取が横行している今、分不相応な収入や貯蓄に対して厳しい目を向けることへ反対する人はいない筈です。
 前原さんはきっと、経団連の味方なのですね。

消費税収を法人税減収に用いていることを示す。 出典:赤旗

2)改憲の議論は進める。
 安倍さんと懇意の前原氏は、安全保障政策でも非常に気が合います。安保法制(=戦争法)の採決でも、野党の立場上仕方なく反対票を投じましたが、本音では賛成だったのです。集団的自衛権行使のために憲法9条が邪魔という立場も、安倍さんと同じです。公の場ではあからさまなことを言えないだけです。
 ちなみに前原さんは、自民党の石破茂元防衛大臣とも大の仲良しで、防衛問題では意見が完全に一致しています。

写真(石破茂氏と前原誠司氏)

3)小池新党と協力関係を模索する。
 都民ファーストとかいう反自民党を装った小池百合子新党に、東京都民はマンマとダマされました。素人軍団に多数の議席を与えた東京都民は、そのツケをこれから払わされることになります。小池百合子氏や彼女を支える人間は、安倍総理にも負けないくらいの反動極右思想の持ち主です。


 都議選の勝利に味をしめたのか、小池氏は国政選挙への進出を目論んでします。国民ファーストならぬ日本ファーストが都議選と同じような成功を収められるとは思いません。イマージばかりが先行して、実態・実力・実績がないからです。前原氏は、その小池人気にあやかろうとしてフラフラとラブコールを送っていますが、腑抜けと表現するに相応しいものです。溺れる者はワラをもつかむ、といいますが、松下政経塾はこんな人間を生産する場でしかないことが証明されました。前原氏は、間違っても庶民の味方ではありません。

4)共産党との選挙協力は白紙にする。
 上記1)~3)を鑑みれば、日本共産党と共闘することは不可能です。

写真(共産党をシロアリと表現した前原誠司氏) 出典:TBS

【前原誠司氏のシロアリ発言】他人を害虫呼ばわりする者に政治家を名乗る資格は無い。

 前原氏は、この反社会的なシロアリ発言に対して、言い訳はしたものの謝罪は行っていません。このような人物をも受け入れて共闘しようと模索する共産党の懐の深さには敬服するばかりです。

 共産党は原発即全廃という大昔からの方針に全くブレがありませんが、前原氏は隠れ原発推進派です。また、戦前回帰を目論むカルト集団の日本会議に賛同しています。

 日本会議の悪い評判が広まったため、慌てて脱退し関係を否定していますが、事実は変えられません。

まとめ:
 長年、野党のふりをしてきた前原誠司氏は、安倍自民党でこそ、その能力が発揮できる政治家です。このまま泥船の民進党にいてもしょうがないと思います。賛同する多くの民進党議員とともに、自民党へ移籍するべきでしょう。もしくは、前原氏が代表となった暁には、民進党は、公明党・維新の党・小池新党と共に安倍自民党と連立政権を作ればよろしい。そんな状況に耐えられない民進党議員は、今のうちに離党を考えるべきです。

 とにかく政治家は、有権者にとって分かりやすい選択肢を提示するべきです。

以上


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投稿者:

J Iwasaki

J Iwasaki

大学卒業後、民間企業に勤めています。 皆さんに役立つ情報を提供したいと思い、ブログを始めました。 気軽に読んで頂けると嬉しいです。 なお、ブログ記事の無断転載は法律で禁止されています。