生活の党と山本太郎となかまたち共同代表(当時)の山本太郎議員が、2016年4月3日、NHKの日曜討論に出演しました。当該番組のYouTubeビデオリンクを以下に貼ります。
このビデオで山本太郎議員が行っている発言を、以下に書き起こしました。
書き起こし始め
************************
自民党という党を振り返ってみましょう。
毎日がエイプリルフールみたいな政党になっています、今。
野党が共闘して政権交代する以外無いと。
安倍自民は、もうすでに、選挙前にぶら下げるニンジン用意されてますよね。
例えば児童扶養手当。
第二子、第三子に対してお金を倍増しますと、言っています。
新予算で28億円付けてくれた。
でも、ダマされないでくださいよ。選挙の年だけかもしれない。
なぜならば、その前の3年間、51億円、ここ減額されているんですよ。
国がやっているサラ金とも呼ばれています奨学金。
安倍総理、昨年から、これ無利子化を加速させますと言っています。
でも28年度、新規で無利子が増えた数、たったの6000人。1.26%ですよ。
非正規から正規にドンドン雇用を増やしていくと、キャリアアップ助成金。
これで非正規から正規になった雇用は0.07%ですよ。こんなの誤差じゃないのって話です。
選挙が終われば手のひら返されます。
覚えてますか、皆さん、これ。
「TPP断固反対」と言ってたのは自民党ですよ、2012年。
今、どうなってますか?
************************
書き起こし終わり
山本太郎氏の1分程度の発言でしたが、自民党の高村副総裁(当時)の苦しそうな表情が印象的でした。ビデオを見て、じっくり観察してください。「コイツにしゃべらせると、自民党の票がドンドン減る。早いとこ始末しなければ・・・」と考えているのではないでしょうか?
短い時間でこれだけ解りやすく、印象に残る発言をできる人は国会議員の中でも稀だと思います。山本太郎氏はプロの俳優として活動していましたが、その経験や技術が十分に活かされているのでしょう。
自民党応援団であるNHKの籾井会長(当時)はさぞかし、苦々しく思っているはずです。安倍政権の菅官房長官も、NHKに対して文句を言っているでしょう。NHKは今後、色々と言い訳を考え出して、山本太郎氏を番組に呼ばない可能性もあります。
その意味でも貴重な発言場面ですので、ネット上での拡散をお願い致します。
以上