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福島原発事故に関連したマトメ記事:海外からの貴重な情報を中心に紹介。

写真(福島原発事故により拡散する放射性物質) 出典:ドイツのキールの海洋研究所(GEOMAR)

 本ブログでは、福島原発事故に関連して様々な記事を投稿してきました。今回はその中から、海外の情報源を基にした記事をまとめて紹介いたします。

 日本の大手メディアは、安倍政権のご機嫌取りばかりに熱心で、原発マフィアの飼い犬に成り下がっていますから当てにはできません。良心的に取材・報道しているメディアもないとはいえませんが、不満に感じていらっしゃる方も多いのではないでしょうか?こういう時は、海外から得られる情報を参考にするのがいいと思います。

 以下に紹介するオススメ記事が少しでもお役に立てれば幸いです。

1)
 ドイツのZDFというメディアが粘り強く取材した約30分のビデオを紹介しています。チェルノブイリ事故で被害を受けた彼らは、日本の原子力マフィアの主張を鵜呑みにしません。正しい事実を追求しようとする姿勢を日本人は見習うべきです。

紹介記事のリンク↓
【日本人が知らない?】海外から見た福島原発事故の現実

 こちらは、フランスの放送局の番組紹介です。

紹介記事のリンク↓
【福島原発事故による汚染の実態】フランス放送局によるドキュメンタリーを紹介します。

2)
 福島原発の事故発生により大量の放射性物質が世界中にばら撒かれていますが、その拡散状況を視覚的に確認できるシミュレーション動画を紹介しています。ドイツのキール海洋研究所が計算・作成したもので、太平洋への流出・拡散のイメージをつかむことがきます。
 「取り返しのつかないことをしてしまった」という認識を持ち続け、現実を直視しなければ、正しい判断や行動をすることはできません。

紹介記事のリンク↓
福島原発事故の深刻さをどうやって認識したらいいか?:ドイツ海洋研究所のシミュレーション動画を紹介します。

3)
 2011年に福島第一原発で発生した事故により、大量の放射性物質が放出・拡散し続けています。放射能が人体にどのような悪影響を及ぼすか、気になりませんか?
 こういう時は、過去の類似事故のことを調べるのが良いと思います。チェルノブイリ原発事故が発生したのは1986年ですが、それから25年が経過した2011年、IPPNW(核戦争防止国際医師会議)が健康への影響について論文を発表しました。IPPNW(核戦争防止国際医師会議)は、IAEA(国際原子力機関)やWHO(世界保健機関)などの原発利権団体と距離を置いていますので、参考にして良い資料だと私は判断しています。
 上記論文から、健康への悪影響に関する内容を抽出して、要点を述べています。

紹介記事のリンク↓
チェルノブイリ原発事故による健康被害:IPPNW(核戦争防止国際医師会議)の論文紹介

 下記も関連記事です。参考にしてください。

【チェルノブイリ原発事故】図で見る健康被害の現実

4)
 IPPNW(核戦争防止国際医師会議)は、福島原発事故に関連して報告書をいくつか出していますが、その内の一つを紹介しています。放射性物質に汚染された食物を体内に取り込むことで発生する内部被ばくの危険性と、基準値について述べています。

紹介記事のリンク↓
【福島原発事故】汚染食料摂取による内部被ばくの危険:IPPNWレポート

5)
 IPPNW(核戦争防止国際医師会議)の理事会メンバーで、小児科医・医学博士でもあるアレックス・ローゼン氏が、福島原発事故による健康被害に関して講演をしました。その講演内容を紹介している記事です。

紹介記事のリンク↓
【福島原発事故】ドイツの科学者による健康被害報告

6)
 2011年3月に発生した福島原発事故により多大な被害が出ているにも関わらず、過ちから学ぼうという機運が日本ではほとんど見られません。現実を直視し失敗から学べば進歩する可能性がありますが、その逆で反動的な動きばかりが目立ちます。

 総理大臣をはじめ原発利権関係者は事実の隠ぺいに熱心です。日本のメディアはほとんどが隠ぺいに協力しています。多くの国民は心地よい嘘に流され、考えないようにしています。救いようが無いほど刹那的です。健康に関わる問題だということを、すっかり忘れてしまったのでしょうか?

 外国人でありながら日本のことを心配し、親身になって忠告してくれている人がいらっしゃいます。

・国連人権員会の「健康に対する権利に関する特別報告者」であるアナンド・グローバー氏
・ノーベル平和賞を受賞したIPPNW(核戦争防止国際医師会議)の生みの親で、医師のヘレン・カルディコット博士

 彼らの声を紹介している記事です。閲覧数が約17万という人気記事ですが、誹謗中傷コメントも多いです。感情的なコメントと、冷静で論理的な海外からの忠告。どちらを信じるか?読者の皆さん一人一人が、自分で決めねばなりません。

紹介記事のリンク↓
【福島原発事故の現実】海外からの忠告に耳を傾けよう

7)
 1986年に発生したチェルノブイリ原発事故による死者数について、IAEA(国際原子力機関)やWHO(世界保健機関)は数千人と評価していますが、原子力推進側の言うことを鵜呑みにしてはいけません。
 チェルノブイリ原発事故により約100万人が亡くなったと主張する別の専門家の声を紹介しています。是非とも、原発推進側と距離を置いている人の声に耳を傾けてください。

紹介記事のリンク↓
【どっちを信じる?】チェルノブイリ原発事故による死者数:数千人OR百万人

8)
 原発事故で放出された放射性物質が健康に悪影響を及ぼすことは間違いありません。しかし、そのメカニズムは複雑であり、科学的に100%確実に予測できる訳ではありません。何らかの不確実性が存在することは事実ですが、だからといって健康被害防止策を延期するという方針を採用してはなりません。深刻で取り返しのつかない被害が発生する可能性があるからです。
 以上の考え方を「予防原則」といいます。

 我々日本人は、チェルノブイリ原発事故の教訓から学び、予防原則に基づいて行動しなければならない、ということを述べている記事です。

紹介記事のリンク↓
日本人はチェルノブイリから何を学ぶべきか?→予防原則に基づいた健康被害対策の徹底を!

以上

JUN: こんにちは。JUNといいます。 中年の男性です(既婚者)。 大学卒業後に民間企業(メーカー)に勤め、いつの間にかベテランと言われる年齢になりました。 皆さんに役立つ情報を提供したいと思い、ブログを始めました。 政治社会問題を扱うことが多いです。 れいわ新選組の山本太郎さんを支持。 難しい問題を分かり易く丁寧に解説するのが基本方針。 気軽に読んで頂けると嬉しいです。 その他プロフィール: ・大学は理系の学科を卒業 ・働きながら通信教育で心理学と人間行動学の修士号を取得 ・独学でTOEIC940点を達成(2020年1月) なお、ブログ記事の無断転載は法律で禁止されています。 どうぞよろしくお願いいたします。