戦争を体験すると人相はどのように変わるのでしょうか?Lalange Snow氏が14人の英国人男性について調査した結果を紹介いたします。
アフガニスタンに兵士として派遣された14人の顔写真を以下に示します。すべて下記リンク先からの引用です( )内は私の邦訳です。
左から派遣前、派遣中、派遣後です。
戦場体験により、たった7か月の間にこれだけ人相が変化してしまうということを示しています。短期間で別人のようになってしまいましたから、家族でも本人だと認識できないケースがあったのではないでしょうか?
これら14人各々が戦場でどのような体験をしたのかは判りません。人を殺したのか?殺されそうになったのか?人殺しを目撃したのか?軍隊内で虐待されたのか?毎日恐怖に怯えていたのか?・・・ たった7か月で、これだけの人相が変化することは、通常の仕事ではあり得ないことです。戦場での心理的負担の大きさを示していると思います。
運よく肉体的にはケガせずに帰還できたとしても、精神的ダメージによる後遺症に苦しむケースがとても多いと聞きます。鬱病やアルコール中毒、自殺などが典型例です。下記リンクも参考にしてください。
【外交努力を怠っている政治家へ】戦争という安易な手段に頼る前に、兵士の苦悩に耳を傾けよ。
アメリカでは年間何千人という元兵士が自殺しています。また、イラクやアフガニスタンに派遣された日本の自衛隊員の自殺率は異常に高いことが判っています。戦争は人生を台無しにするのです。
最期に:
コミュニケーション能力に欠ける政治家は外交が苦手であり、戦争という安易な手段を選んでしまう傾向があります。自国の負の歴史から学べない政治家は、死の商人たちによって操られてしまいます。我々が耳を傾けるべき相手はこのような反動政治家ではありません。末端で苦しむ兵士たちこそが師になり得ると思います。
以上