事故直後に上空から撮影された福島第一原発の写真を眺めてみる。

2011年3月に発生した福島原発事故は、日本人のみならず世界中を震撼させました。福島第一原発は、地震、津波、トリプルメルトダウンと爆発により破壊されました。

2011年3月20~24日の事故直後に、無人航空機で上空から撮影した会社のサイトを以下に記します。なぜか、「福島第一原発の空中写真の配信を終了しましたのでご了承ください。」と記載されています。理由は不明です。

株式会社エアフォトサービス

事故直後の貴重な写真を以下に紹介します。ありそうで、なかなか無い写真です。拡大して見たい人は、写真をクリックしてください。

事故直後の福島第一原発(2011年3月20日) 出典:AIRPHOTOサービス

事故直後の福島第一原発3号機(2011年3月24日) 出典:AIRPHOTOサービス

事故直後の福島第一原発4号機(2011年3月24日) 出典:AIRPHOTOサービス

引用元リンク:
Fukushima Daiichi Nuclear Plant Hi-Res Photos

これだけの至近距離で写真撮影できたのは無人機だからです。線量があまりに高すぎて危険なため、有人機では健康被害を免れません。

この原発事故の結果、「原発は安全だ」神話は崩壊しました。事故は建物の崩壊だけでなく、大量の放射性物質放出につながりました。今でも毎日、放射性物質は漏れ続けており、廃炉の目途は経っていません。

写真(放射性セシウムによる土壌汚染) 出典:IPPNW-Report “Health consequences resulting from Fukushima Update 2015”

放射性物質の拡散状況(福島原発事故から2年後)

この拡散された放射性物質が人々の健康にどのような悪影響を与えるかは、下記リンク先の記事を参照してください。

【福島原発事故による内部被ばく】東京は放射性物質まみれであり、安心して暮らせる場所ではない。

食べ物の汚染もひどいものです。汚染食料の摂取は内部被ばくの原因となります。取り返しのつかない健康被害が何世代にも渡って続きます。

放射能検査地図(2017年上半期) 出典:ホワイトフード

詳細記事リンク:
カテゴリー別のまとめ|放射能検査地図(2017年上半期)

日本にずっと住み続けるつもりならば、健康被害を最小限に留めるため、各人が努力するしかありません。放射性物質自体は人間の5感では感知できませんが、無関心でいてはいけないと思います。

この記事が何らかのお役に立てば幸いです。

以上

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