【弱者の視点?】元SPEEDの今井絵理子氏が自民党から出馬するのはナゼか?

写真(自民党本部で選挙出馬の記者会見をする今井絵理子氏) 出典:自民党ホームページ

写真(自民党本部で選挙出馬の記者会見をする今井絵理子氏) 出典:自民党ホームページ

 自分で自分の首を絞めるとは、正にこのことでしょうね。元SPEEDの今井絵理子氏が、夏の参議院選挙で自民党公認候補になることが決まり、2016年2月9日、自民党本部で記者会見を行いました。

 私は全く知りませんでしたが、彼女は有名人らしいです。小選挙区制の弊害でもありますが、有名人を利用して有権者の気を引こうとする自民党の戦略には辟易します。

 さて、今井絵理子氏の記者会見の様子が自民党のホームページに掲載されていますので、リンクを以下に貼ります。

今井絵理子氏 参院選立候補にあたっての記者会見

 冒頭の今井氏の発言を以下に引用します。

引用始め
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今回、立候補を決意しました、今井絵理子です。

今日は、初めてのこの場所なので、すごく緊張していますが、きちんとお伝えしたいと思います。

まず、私が決意した理由には、いろいろあります。21歳のときに、息子が聞こえないという障害を持って生まれてきました。そのときに、初めて障害に関すること、そして、子育てに関することを知りました。

私は、今まで、歌しか知らなくて、ずっと生きてきました。そのときに、息子に出会って、「あぁ、こういうのもあるんだな」ということを知りました。そこで、同じ境遇のお母さんたちに出会い、障害を持つ子供たちにも出会いました。そのなかで、障害に関して、みなさん、知らないことがたくさんあると思います。それをまず知ってほしいと思い、そして、お母さんたち、障害を持っている子供たちが、より明るい希望を持てる社会づくりをしたいなと思いました。

私は、『政治は希望』だと思います。

息子が大きくなったときに、この国で良かったなって。この国で生まれて良かったなと思ってもらえるように、これから頑張っていきたいと思います。よろしくお願いします。
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引用終り

 YouTubeでご覧になりたい方は、下のリンクでどうぞ。

 今井絵理子氏が政治家になろうと決意した理由は、下記のとおりです。

「障がい者などの社会的弱者が希望を持てる、暮らしやすい社会づくりをしたい。」

 目的は良いのですが、選んだ手段が最悪です。

 自民党の政策は、アメリカ追従、大企業最優先です。庶民や社会的弱者からは容赦なく搾取し、そのためには人権を抑圧することも厭いません。具体的には下記リンクを参照してください。

【生活の困窮】政治に無関心な国民は愚かな権力者に支配されるという話

【沖縄県の翁長知事】その勇気に敬意を表する海外メディア記事を紹介します

 元SPEEDの今井絵理子氏は、「障害を持っている子供たちが、より明るい希望を持てる社会づくりをしたい」と記者会見で述べていますが、自民党から立候補するということは、自分の子供の首を絞めることを意味します。このような愚かな決断をしてしまったのはナゼでしょうか?考えられる理由は以下の二つです。

1)
 社会的弱者の立場に立つと口先では言っているが、本音では安倍政権の考えに心酔しており、日本会議と同様、戦前回帰を望んでいる。

2)
 純粋に情報不足・勉強不足であり、自民党が弱者にやさしい政党だと信じ込まされている。

 もしも、上記の1)が理由ならば付ける薬はありません。選挙で落ちて頂くしかないですね。

 もしも上記2)が理由ならば、一刻も早く事実に気づき、目的実現のために最適な手段を択ばれることを願います。

以上

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