【共産党の一人区候補取り下げ】志位委員長のリーダーシップと哲学に拍手

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写真(日本共産党の志位委員長) 出典:TBS
写真(日本共産党の志位委員長) 出典:TBS

 2016年2月22日付のNHKウェブニュース記事から引用します。

引用始め
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 共産党は22日、夏の参議院選挙で定員が1人の「1人区」のうち、民主党などと競合している選挙区で、安全保障関連法の廃止に取り組むことなどを条件に、党の公認候補者を原則取り下げる方針を確認することにしています。23日予定されている野党5党の幹事長・書記局長会談で、こうした方針を伝えることにしており、候補者の一本化に向けた調整が本格化する見通しです。
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引用終り

取り下げの理由・目的:
 安倍政権の暴走・独裁にストップをかけ、法治国家の枠組み復活させるには、自民・公明の候補を次の選挙で落とさねばなりません。そのためには、野党間での選挙協力が現状では必要不可欠です。候補取り下げは、選挙での野党票分散を防ぎ、自公候補を落とす戦略として有効です。

共産党にとっての1人区候補者取り下げのデメリット:
・日本共産党が理想としている政策を掲げる候補者を、各選挙区の有権者に選択肢として提示できない。
・はがき・ビラ・ポスターの数が制限され、比例区での選挙結果に悪影響を及ぼす可能性がある。

 野党共闘が重要だという現実を直視し、英断を下した志位委員長に対して敬意を表したいと思います。柔軟で利他的で視野が広く長期展望を持ったリーダーは、今時珍しいですね。

 「自分だけ良ければいい、今だけ良ければいい、お金が儲かればいい、原理原則や哲学なんて糞くらえ」という人間が多い中で稀有な存在です。

 巨大な組織を率いているリーダーの中で、このような行動を見せた人を志位さん以外に思い出せません。(少なくても、私自身が生きてきた時代の中では・・・)

 他人のことを害虫呼ばわりして、謝罪も発言の撤回もしない非常識人とは大違いです。

写真(共産党をシロアリと表現した民主党の前原誠司氏) 出典:TBS
写真(共産党をシロアリと表現した民主党の前原誠司氏) 出典:TBS

【民主党:前原誠司氏のシロアリ発言】他人を害虫呼ばわりする者に政治家になる資格は無い。

 さて、有権者がなすべきこととして、私の考えを3つ挙げます。

1)選挙で棄権をしない。
 投票率が低いほど自民党と公明党は組織票を使って有利に選挙を戦えます。少ない獲得投票で大多数の議席を確保できるので、自民党は国民の政治的無関心を心から願っています。棄権者こそが、安倍政権の暴走を生み出した張本人と言えるでしょう。以下の図をみれば、棄権者の潜在的パワーが理解できると思います。

図(2014年の衆院選における自民党獲得票数と棄権者数の比較) 出典:数値は総務省集計データ通りだが、図自体の出典は不明
図(2014年の衆院選における自民党獲得票数と棄権者数の比較) 出典:数値は総務省集計データ通りだが、図自体の出典は不明

2)現安倍政権の存続を望まない人は、選挙区にて、対立する野党候補に投票する。

3)特定の支持政党が無い人は、比例区で日本共産党へ一票を投じる。
 名前から受ける印象が悪いし、何となく怖いという人も多いと思います。偏見を直すために、次のリンク先記事をご覧ください。私は最近、日本共産党の綱領を読んでみましたが、日本社会を悪くする政党だとは思いませんでした。

【国民連合政府実現へのハードル?】共産党アレルギーとは何か?

 志位委員長の人柄を知りたい人には、以下のビデオがオススメです。ジャーナリ¬ストの神保哲生氏と社会学者の宮台真司氏が、志位氏と対談しています。国会論戦や記者会見とは別の顔を見ることができると思います。


最後に:
 「参院選:共産党「1人区」独自候補を原則取り下げ方針」のニュースを聞いて一番困っているのが自民党です。自民党を政権から降ろしたいと思っている人にとって、今度の国政選挙はチャンスだと思います。判断するにあたって、このブログ記事が何かしらお役に立てば幸いです。

以上


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投稿者:

J Iwasaki

J Iwasaki

大学卒業後、民間企業に勤めています。 皆さんに役立つ情報を提供したいと思い、ブログを始めました。 気軽に読んで頂けると嬉しいです。 なお、ブログ記事の無断転載は法律で禁止されています。 どうぞよろしくお願いいたします。

「【共産党の一人区候補取り下げ】志位委員長のリーダーシップと哲学に拍手」への1件のフィードバック

  1. 去年の7月のインタビューで安保法制反対、立憲主義確立、集団的自衛権反対で野党をまとめる方向を質問したり、野党諸党との政権構想などの話を率直に引き出して大変意義のある企画対談でした。5野党の「一人区」選挙合意ができた今から見るとなおさらひっと企画であり、これからも関心を呼ぶだろうと思います。資本主義から社会主義に至る問題など社会科学の基本の用語などが出てきて、より根源的な対談になってます。組織の見解でなく、個人としてどう考えるかなど興味深いやりとりもいいですね。大変長いので、関心あるところをゆっくり何回か分けてじっくり聞くやり方になるだろうと思います。ありがとうございました。

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