【原発問題】保険会社からも相手にされない危険な発電システムに存在価値があるのか?

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写真(再稼働予定の鹿児島県川内原発) 出典:asahi.com
写真(再稼働予定の鹿児島県川内原発) 出典:asahi.com

 自動車の所有者のほとんどが、強制保険だけでなく任意保険にも入っていると思います。対人・対物無制限が基本でしょう。お金さえ払えば、事故による心や体の傷が癒える訳ではありません。しかし、万が一事故を起こしてしまった時に損害賠償金を払う手段を確保しておくことは、加害者・被害者にとって必要不可欠です。

 人間社会を安定させるために役立ち、かつ、保険会社が利潤を得られるので、自動車保険は広く普及しています。自動車という重量物は高速で移動するのでリスクを含有していますが、予測される損害賠償金支払額が許容範囲内のために保険制度の対象物として認められています。つまり、自動車という便利で危険な商品は、社会的に許容されているということです。

 ところで、原子力発電所は損害保険に入れるのでしょうか?

 2011年3月に東京電力の福島第一原子力発電所で大事故が発生し、大量の放射性物質が世界中に拡散されました。事故はいまだに収束しておらず、放射性物質は環境中に漏れ続けています。事故の収束・廃炉には何百年・何千年・何万年かかるのか見当も付きません。トータルでかかる費用や支払うべき損害賠償金が何十兆。何百兆円になるか予測すら困難です。

 実は、福島原発事故が発生する遥か前から、すべての原子力発電所が、世界中のどこの損害保険会社とも契約してもらえない状態なのです。リスクが大きすぎて引き受けられないと保険会社は判断しているのです。当たり前ですね。発電できるという利便性だけを強調して必要性を訴えてもダメなのです。

 保険会社の冷徹で的確な判断は、次の事実を示しています。

「原発はあまりにも危険なので、社会的に存在することが許されない発電システムである。」

 原発を再稼働させようとしている人たちは、上記の事実を知っていながら無視しています。自分たちの既得権益だけが大事なのです。

田中俊一委員長

 原発への回帰が露骨な安倍政権の罪はとても重いです。次回の国政選挙では、明確に原発全廃を主張する政党へ一票を投じることをお勧めします。

参考リンク:
「保険から見る原発問題」

以上


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投稿者:

J Iwasaki

J Iwasaki

大学卒業後、民間企業に勤めています。 皆さんに役立つ情報を提供したいと思い、ブログを始めました。 気軽に読んで頂けると嬉しいです。 なお、ブログ記事の無断転載は法律で禁止されています。 どうぞよろしくお願いいたします。

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