暴力的な憲法解釈と暴力的な手続きにより、安保法制は2015年9月19日に成立し、2016年3月29日に施行されました。別名、戦争法ともいわれるこの法律により、自衛隊は海外で集団的自衛権を行使させられるかもしれません。
アメリカの戦争の手伝いをさせられる自衛隊員たちは、肉体的・精神的にどのような痛手を受けることになるのでしょうか?
対テロ作戦の大義名分の元、イラク戦争などに駆り出されたアメリカ兵たちが辿る悲惨な運命を以下のビデオでご覧ください。約6分と短いですが、色々と考えさせられます。
年間6500人自殺者も…米軍が抱える”深い闇”(6分6秒)
戦場での凄惨な体験によりPTSD(心的外傷後ストレス障害)となったのに、まともなケアも受けられず使い捨てにされている状況がよく伝わってきます。アメリカはイラク戦争に何百兆円というお金をつぎ込んでいますが、すべて軍需産業や石油利権のためです。使い物にならなくなった元兵士にはお金を掛けたくないのです。
しかし、アメリカ国内で大きな反発が起きたために、今後はアメリカの若者を戦場に送りにくくなりました。そこでアメリカの支配階層は、代わりに日本人を戦場に駆り出そうと考えたのです。アメリカからの指示を受けて安倍総理は、「安保法案を成立させる!」とアメリカ議会で宣言しました。しかも、日本の国会で説明する前にです。
日本の国会審議では不真面目さが目立つ安倍総理ですが、ご主人様であるアメリカの言うことには素直に従いますね。
さて、上で紹介した番組はアメリカ兵の悲惨な実態を紹介していますが、日本の自衛隊員の将来を暗示しています。実際、イラクやアフガニスタンに派遣された自衛隊員の自殺率は異常に高いことが判っていますが、さらに悪化する危険があるのです。
最近、当事者である自衛隊員たちには異変が起きています。防衛大学の任官拒否者や退職者が激増し、応募者が激減しているのです。彼らにも問題意識・人権意識がありますから、当然の現象でしょう。「戦死したら英霊として靖国神社に祀ってあげるよ」と言われて喜ぶ人はいません。
自衛隊員の数が足りなくなって日米同盟の「絆」が揺らいだら大変なので、安倍政権は経済的徴兵制の準備を着々と進めています。大学進学で何百万円という借金を背負わされ、しかも非正規の仕事にしか就けない若者は格好の餌食になります。
【経済的徴兵制】権力側に詐取されないように積極的な情報収集に努めよう!
祖父の岸信介元総理と同じように、安倍晋三総理もアメリカには頭が上がりません。
日本人の命や財産を平気でアメリカに差し出す安倍総理と自民党・公明党は真正の売国奴です。今まで自民党や公明党に投票してきた人たちは、このことを良く考えてほしいと思います。
以上