【選挙システム】シェア8割のムサシという会社について調べてみた。

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 2016年7月に参議院選挙が行われる予定です。4月には衆議院の補欠選挙が行われ、野党は共闘のおかげで北海道で善戦し、自民党を大いに焦らせました。

 今回は、民主主義の根幹をなす選挙システムを受注・運営しているムサシという会社を紹介します。ジャスダック上場で選挙銘柄と言われ、選挙前に株価が急上昇する会社です。

 まずは、ムサシの個人投資家向け説明資料(2016年3月)から会社概要を引用します。

図(ムサシの会社概要) 出典:ムサシの個人投資家向け説明資料(2016年3月)
図(ムサシの会社概要) 出典:ムサシの個人投資家向け説明資料(2016年3月)

 次に、事業構成比を示します。

図(ムサシの事業構成比) 出典:ムサシの個人投資家向け説明資料(2016年3月)
図(ムサシの事業構成比) 出典:ムサシの個人投資家向け説明資料(2016年3月)

 売上高に占める選挙システムの比率は少ないですが、営業利益に占める率はとても大きいです。ムサシにとって選挙システムは稼ぎ頭であり、市場シェアの8割を占めています。ムサシの2015年3月期決算説明会要旨から引用します。

ムサシの選挙事業についての説明 出典:ムサシの2015年3月期決算説明会要旨
ムサシの選挙事業についての説明 出典:ムサシの2015年3月期決算説明会要旨

 ムサシの選挙システム宣伝ビデオを紹介します。下記リンクをクリックして開くと再生されます。(3分50秒)

ムサシの選挙システム説明ビデオ

図(ムサシの選挙システム機材) 出典:(株)ムサシ
図(ムサシの選挙システム機材) 出典:(株)ムサシ

 詳しくは、下記リンクをご覧ください。

ムサシの商品情報(選挙システム)

 「素晴らしい!ムサシに任せておけば日本の民主主義は安泰だ!」と思った人もいるかもしれません。しかし、心配なこともあります。

1)自民党という特定政党とのつながり
 下記リンク先の11ページを見ると分かりますが、ムサシは自民党に政治献金しています。

政治資金収支報告書(平成24年分:自民党群馬県衆議院支部)

ムサシの自民党に対する献金 出典:政治資金収支報告書(平成24年分:自民党群馬県衆議院支部)
ムサシの自民党に対する献金 出典:政治資金収支報告書(平成24年分:自民党群馬県衆議院支部)

 ムサシの経営者は、民進党や共産党ではなく、自民党が好みのようです。総理総裁である安倍さんの大ファンなのかも知れません。

 ご存知の通り安倍晋三さんは、自民党総理の中でも戦後最低・最悪と言われています。誰も想像しなかった「あり得ない!」反則技をたくさん駆使して、憲法を蹂躙し安保法制を成立させました。大企業やアメリカの言いなりで、国民の生命と財産を危険にさらしています。自己反省は皆無の一方、権力への執着は凄まじいのです。野党共闘が進んで選挙敗退が濃厚になったら、何をするか分かりません。

 安倍総理がムサシの幹部に対して「自民党が勝てるように選挙システムを小細工してくれ」と依頼したら、ムサシ側はきっぱり拒否できるのでしょうか?選挙システムの中立・公正さが、一企業の良心頼みというのは、とても心もとないですね。

 やはり、企業・団体の政治献金は法律で禁止すべきだと思います。

2)事実上、選挙システム受注を一企業が独占している状態である。
 完全な独占ではありませんが、シェアが8割というのは異常な高さです。選挙システムで民間企業を全く関与させないのは難しいかもしれませんが、せめて、何社かでバランスよく分散していることが望ましいと思います。さらに、ハードウェア・ソフトウェアの両面で不正が行われていないか厳密に監視する必要があります。今の状態では、「選挙集計で不正はない」と断言できません。

最後に:
 今回は、民主主義の根幹をなす選挙システムを受注・運営しているムサシという会社を紹介しました。マスコミはほとんど報道していませんが、国民みんなが関心を持つべき問題だと思います。

以上


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投稿者:

J Iwasaki

J Iwasaki

大学卒業後、民間企業に勤めています。 皆さんに役立つ情報を提供したいと思い、ブログを始めました。 気軽に読んで頂けると嬉しいです。 なお、ブログ記事の無断転載は法律で禁止されています。 どうぞよろしくお願いいたします。

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