「選挙で圧勝」=「圧倒的な支持」ではない理由とは?名古屋市長選の結果を分析。

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 2017年4月23日、名古屋市長選の投開票が行われました。結果は下記のとおりです。

図(名古屋市長選結果) 出典:NHK

1)
 結果を一言でいえば河村さんの圧勝です。しかし、河村さんが圧倒的な支持を有権者から得た訳ではありません。

 投票率が36.9%なので、全有権者1,835,747人中、河村さんへ投票したのは、

36.9%(投票率)×0.678(河村さんの得票率)=約25%

、となります。つまり、有権者の4人に1人しか河村さんに投票しなかったのです。これでは圧倒的支持を得たとはいえません。下写真のように喜んでる場合でしょうか?

写真(支持者に水をかけられながら万歳をする河村氏)

2)
 自民・公明・民進・共産・社民の各政党から推薦を受けた岩城正光氏についても同様の計算をします。全有権者1,835,747人中、岩城さんへ投票したのは、

36.9%(投票率)×0.292(岩城さんの得票率)=約10.8%

、となります。つまり、有権者の10人に1人しか岩城さんに投票しなかったのです。自民党と共産党が同じ候補者を支持するというのも異様ですが、与野党全ての組織票を頼りにしても10%程度の有権者支持しか得られなかったのも驚きです。この10%のうち自民党支持層は何%でしょうか?世論調査で目にする自民党支持率何十%と随分乖離しています。世論調査のやり方が間違っているのでしょうか?

3)
 投票率が36.9%なので、意思表示をしなかった人は、100-36.9=63.1%、です。河村さんの支持率25%をダブルスコア以上で上回っています。今回の名古屋市長選で圧勝したのは河村さんではなく、意思表示をしなかった人たちとも言えます。

 投票しなかった人たちは、ただ単に無関心なのでしょうか?面倒くさいから白紙委任をしたのでしょうか?どちらにしても、今後市政がどんなに劣化しても、投票しなかった人たちに文句を言う資格はありません。

以上


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投稿者:

J Iwasaki

J Iwasaki

大学卒業後、民間企業に勤めています。
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