「安保法制」を理解している人は少数派?
もう随分と昔のことに感じますが、安保法制は、2015年9月19日に国会で成立し、2016年3月29日に施行されました。
多くの人がデモに参加し、反対の意思表示をしました。
海外メディアも大きく扱いましたね。
参考リンク:
【2015年8月30日:安保法制への抗議行動】→海外メディアはどのように報道したか?
しかし、日本人全体で見ると、この問題を真剣に考えていたのはごく一部でしょう。
「安保法制?何それ?」という人が、ほとんどだと思います。
次のような人も多いのではないでしょうか?
「名称は聞いたことはある」
「内容はよくわかんない。」
「内容の概略イメージはわかるけど、難しくて説明しにくい」
これは決して有権者ばかりに責任があるのではなく、政府の説明がゴマカシに満ちて分かりにくく、国会での論戦も丁寧さを欠いていたことが大きいです。
「憲法違反の法律だし、国民には理解してもらわない方が好都合だ」というのが自民党政治家の本音なのでしょう。
強行採決という醜態がそれを物語っています。
「安保法制」を短時間で理解できるツールを紹介:
内容が分かりにくいから、面倒くさくて何となく避けている人も多いと思います。
難しい内容を難しく説明するのは誰にでもできますが、難しいことを分かりやすく説明するのは、意外と難しいものです。
今回は、若い人たちが作成したYouTubeビデオを紹介いたします。
以下にリンクを貼りましたのでご覧ください。
たった、6分で安保法制の要点を把握できる優れものです。
ビデオ内容の要点を以下に記します。
要点始め
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・安保法制とは、安全保障法制という全部で11もある法案の総称のこと。1つの法案に1年かけてもおかしくない内容である。
・自衛隊が様々な方法で、他国の戦争に積極的に関わることができるようになる。
・現行の憲法は、集団的自演権(自衛隊が海外で武力行使すること)を禁じている。
・しかし、安倍政権は歴代内閣の憲法解釈をひっくり返し、集団的自衛権を容認してしまった。
・自衛隊が武力行使をするための要件が、大幅に緩和されてしまう。
・「存立危機事態」という言葉は意味が曖昧であり、政府が恣意的に解釈し運用することが可能である。
・結果的に、自衛隊を世界中のどんな戦争にも参加させられる、ということになりかねない。
・世論調査でも、8割以上が政府の説明不足を指摘している。
・なぜ、安保法制という危険な法律が必要なのか、その理由が不明確だ。
・自衛隊が海外派遣されたら日本国の防衛が手薄になるが、それを補うために防衛費を増やす金銭的余裕は無い。
・日本は「戦争をしない国」というイメージでやってきたが、一たび戦争に参加してしまうと、国民がテロや攻撃の対象にされてしまう。
・日本国内の原発が攻撃されるリスクも大幅に高まる。
・自衛隊員の活動内容や範囲が一気に拡大されるため、それに伴い隊員の危険も高まる。
・後方支援と言っても、さらされるリスクに変わりはない。
・そもそも安保法制は憲法違反である。与党が招致した参考人ですら憲法違反だと断定している。
・違憲の法案を成立させようという試み自体が異常なのだ。
・安保法制反対の口コミを広げることが大切。
・地方議員へメールや電話をすることが有効だ。
・安保法制に反対する国会議員を応援しよう。
・デモ活動は、メディアなどを通じて民意を可視化できる有効な手段。
・安保法制を廃止できるかどうかは、主権者一人一人が義務を果たすかどうかにかかっている。
「何よりも大事なことは、絶えず考え行動し、自分の言葉で声を上げ続けること。
民主主義とは常に求め続けなければ消えてしまう、不完全な未完のプロジェクトなのです。
ただあるがままの世界ではなく、あるべき世界を見よう。
いつだって、未来を選び大切なものを守るのは、あなたのその手です。」
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要点終わり
分かりやすいがゆえに集まった非難:
ビデオを見てもらうと分かるのですが、とても良くまとまっていますね。
わかり易いです。
6分は、忙しい人にも何とか聞いてもらえるギリギリ最大の時間ではないでしょうか?
映像や音楽も効果的に使われています。
若者たちが一生懸命に知恵を出し合い、試行錯誤したことが伝わってきます。
このビデオに対して、ネット上では事実に基付かない非論理的な誹謗中傷が横行し、一時はYouTube上で削除されてしまいました。
反動右翼の権力者やネトウヨと呼ばれる人たちの批難が強いということは、それだけ当時の安倍政権へのダメージが大きかったということです(影響力が無ければ無視されるだけ)。
誹謗中傷の嵐は、彼らの活動が成功していることを証明しているのです。
「安保法制」成立後に国民が考えるべきことは?
繰り返しになりますが、難しい内容を分かりやすく説明するのは、とても高度な技術です。
難しいことを難しく、分かりにくく説明するのは誰にでもできます。
簡単な内容を、ざわざわ難しく、しかも分かりにくく説明してしまう人も多いですね。
国会での、緊張感のない怠慢答弁は犯罪的ですらありました。
さて、当時の安倍政権はこのような「苦労」を重ねて安保法制を成立させました。
プチ覇権主義の妄想に取り憑かれて、戦争をやりたくて仕方が無いのではないでしょうか?
過去の侵略戦争の事実をねじ曲げて、近隣アジア諸国にケンカを売るなど、外交努力を完全に放棄しています。
目立つのはアメリカへの隷属という姿勢だけ。
北朝鮮の脅威を煽り、盛んに宣伝していますが、脅威を減らす努力は何もしていません。
戦争をしたいからでしょう。
戦争を望んでいる一方で、呑気に花見を楽しんでいます。
支離滅裂ですね。
「ミサイルが飛んでくるぞ」と、国民を怖がらせるだけでなく、身を守るすべを教えてくれています。
こんな非現実的なガイドラインを見せられて、マトモに受け取る国民がどれ位いるでしょうか?
実はたくさんいるのかもしれません。
日本人の意識は戦前とほとんど変わっていませんから、お上に対して従順なのです。
これを奴隷根性「自発的隷従」といいます。
当分の間、安倍政権も含めた自民党政権は安泰でしょうが、アナタはそれで満足ですか?
以上
コメント
日本国憲法を、見ているだけでは安保法制の意味が
深く分かりませんでした。
自衛隊法も変わると、言う事でしょう、徴兵制度はないと
国は言っているけど、自衛隊がリクルート活動を実際始めている
戦争をしたいと、自衛隊の上の方の人達は思っているんじゃないですか?
それが、憲法改正と上手く符合した、戦前の、資本家と、政治家の結び付きで、大政翼賛会が生まれた事と似ています
過去の歴史認識を踏まえて、今後の日本のあり方を考え直すのなら
戦争は放棄しなければ、いけない事です!
pdf版(http://nullpo.vip2ch.com/dl.php?f=ga1432.zip)
安全保障関連法案においては、
集団的自衛権行使の対象を同盟国に限定すべきです。
理由は、私は以下のように疑っているためです。
日本はイスラエルと手を組んで、アメリカと戦うつもりなのではないか?
私は日本はアメリカに味方するべきだ。考えています。
理由は、
私は以下のように疑っているためです。
イスラエルはイスラム国の黒幕ではないか?
安全保障関連法案においては、
集団的自衛権行使の対象を同盟国に限定すべきです。
m9(゚∀゚)Идиот!> номенклату́ра
נומנקלטורה עמלק
Ceterum autem censeo, Nomenklaturam esse delendam.
pdf版(http://www.geocities.co.jp/WallStreet/7659/smt/statements/smt20150831.pdf)
天皇制廃止を条件として、安保法制を承認なされてはいかがでしょうか?
第三次世界大戦は既に始まっているのではないか?
私は、イスラム国情勢から、第三次世界大戦は既に始まっているのではないかという危惧を抱いています。
このような世界情勢の中で、アメリカに依存した防衛体制のままでは日本は危険です。
私は、これからの日本は、アメリカに頼らなくても、自分の国を守る意思と力を持つ国になるべきだと考えています。
そのために、私は、安保法制を成立させることが必要なのではないかと考えています。
ただし、日本を守るという意味が、国民保護を意味しないようでは意味がありません。
第二次世界大戦末期、大日本帝国政府は国民保護よりも国体護持を優先するという過ちを犯しました。
日本国政府に同じ過ちを犯させるわけにはいきません。
日本国政府が、国体護持ではなく国民保護を行うような体制を整えておく必要があります。
そのために、天皇制廃止が必要なのです。
天皇制廃止を条件として、安保法制を承認なされてはいかがでしょうか?
【提案】安保法制反対運動停止条件
●日本国憲法からの天皇に関する全ての条文の削除。
m9(゚∀゚)Идиот!> номенклату́ра
נומנקלטורה עמלק
Ceterum autem censeo, Nomenklaturam esse delendam.