【人間社会を破壊する発電設備】福島原発周辺の町は今どうなっているのか?

 2011年3月に発生した東日本大震災は、広範な地域に壊滅的な被害をもたらした。犠牲者や行方不明者が多く、心の傷はまだまだ癒えないだろうが、復興は進んでいる。しかし、立ち入り禁止の区域では、人が戻ることもできず、後片付けすらできない状態だ。原発という名の発電施設が事故を起こし、半永久的に人が住めない場所が出来てしまったのだ。放射性物質による汚染があまりにもひどいため、さすがの安倍政権も居住を許可できない区域がある。

 今回は、外国人の写真家:Arkadiusz Podniesinski氏が撮影したものを何枚か紹介する。

写真(富岡町の保育園で放置された三輪車)

写真(富岡町の保育園で放置された三輪車)

写真(双葉町の保育園で放置されたままのカバン)

写真(双葉町の保育園で放置されたままのカバン)

写真(富岡町のレンタルDVDショップ)

写真(富岡町のレンタルDVDショップ)

写真(パチンコ店は客も来ないまま、床に球が散乱している)

写真(パチンコ店は客も来ないまま、床に球が散乱している)

写真(薬局は放置されたまま片づける者もいない)

写真(薬局は放置されたまま片づける者もいない)

写真(無数の家畜が飢え死にし、放置されたままだ)

写真(無数の家畜が飢え死にし、放置されたままだ)

写真(病院の機能は停止したままだ)

写真(病院の機能は停止したままだ)

 たかだか発電施設が事故を起こしただけで、人間社会を再起不能にしてしまったのだ。原発と人間が共存できないことを直感で理解して頂けたらと思う。

参照リンク:
Photos give rare glimpse inside the abandoned city of Fukushima

以上

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