遺伝子組み換え食品をやめれば多くの病気が改善する!事例を紹介します

 生物の細胞から有用な性質を持つ遺伝子を取り出し、植物などの細胞の遺伝子に組み込み新しい性質をもたせた作物を、遺伝子組み換え作物(GMO=genetically modified organisms)といいます。日本国内で販売・流通が認められているのは下図に示す15種類です。

図(国内での販売流通が認められている遺伝子組み換え作物) 出典:厚生労働省

 遺伝子組み換え作物の用途を以下に挙げます。

図(遺伝子組み換え作物の用途) 出典:厚生労働省

 厚生労働省のホームページを見ると、遺伝子組み換え食品を摂取し続けても安全性に問題はないと書かれています。本当に安全なのでしょうか?

 日本人はほとんど無関心ですが、2015年5月、海外では遺伝子組み換え食品に反対する世界同時多発デモが行われています。特に、モンサントというGMOメーカーが批判の対象になっています。

写真(反モンサントのデモ) 出典:新発見。BLOG

詳しくは、下記リンク先の記事をご覧ください。

日本は世界一位の遺伝子組み換え食品消費国!その危険性と背景を親切解説。

 世界的に遺伝子組み換え食品への風当たりが強く規制が強まっているため、必然的に規制が緩い日本へ多く輸出され、今や日本は世界最大のGMO消費大国となりました。マスコミが騒がないからといって、安心して良いのでしょうか?

遺伝子組み換え作物を与えられたネズミ

 GMOは、様々な健康への悪影響が指摘されていますが、今回は反対に、GMOの摂取を止めることで健康状態がどのように改善されるか紹介いたします。「Waking Times」というサイトが2017年11月10日付で、関連記事を投稿しています。リンクを以下に記します。

Research Shows Switching to Non-GMO Diet Can Reverse These 28 Conditions

 3256人の被験者が研究に参加しており、GMOの摂取をやめることで具体的にどのような疾患が改善したのか、また、改善した人数の比率(%)が書かれています。以下に引用します。

・消化器系疾患 (85.2%)
・倦怠感 (60.4%)
・肥満 (54.6%)
・意識がボンヤリ(51.7%)
・食物アレルギー (50.2%)
・鬱状態 (51.1%)
・記憶力、集中力 (48.1%)
・関節痛 (47.5%)
・季節性のアレルギー(46.6%)
・グルテン過敏症(42.2%)
・不眠症(33.2%)
・湿疹以外の肌状態(30.9%)
・ホルモン異常 (30.4%)
・筋骨格系の痛み(25.2%)
・自己免疫疾患(21.4%)
・湿疹 (20.8%)
・心血管障害や高血圧(19.8%)
・喘息(14.8%)
・月経の問題(13.1%)
・糖尿病 (10.6%)
・その他の精神疾患 (7.9%)
・低体重(6.5%)
・ガン (4.8%)
・腎疾患 (4.5%)
・不妊(3.8%)
・自閉スペクトラム症(2.6%)
・アルツハイマー病 (2.4%)
・パーキンソン病 (1.4%)

 GMO食品の摂取をやめれば多くの病気が改善するということは、GMO食品は有害だということです。「遺伝子組み換えでない」という表示の商品を選んでも、法律の抜け穴が多いため、知らないうちに摂取している人がほとんどだと思います。食用油、しょうゆは遺伝子組み換え加工食品であっても、抜け道のため表示がありません。原材料としてGMOを使用しても、使用した量の4番目以降の原材料ならば、表示義務はありません。また、全体の重量の5%未満で遺伝子組み換え原材料を使用しても、やはり表示義務がありません。しかも、卵、牛乳、肉などの畜産物には、もともと表示義務はありません。

 企業のコストダウンや利益追求のために、我々消費者の健康が損なわれているのです。100%は無理かもしれませんが、意識を高くして、なるべくGMOの摂取を減らす努力をする必要があると思います。

以上
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