がん検診・手術・抗がん剤治療は必要だと思いますか?その「常識」が死を招く!

がんにまつわる常識は正しいか?

「がん検診は必要」、「がん検診を受ければ生存率が上がる」、「がんだと診断されたら手術や抗がん剤漬けは当然」と思い込んでいる人は多いと思います。

そのような間違った「常識」に一石を投じた名著を紹介します。

「患者よ、がんと闘うな」文藝春秋社 近藤誠著

患者よ、がんと闘うな

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¥1,468から
(2016/7/16 18:27時点)

「常識」に一石を投じた名著の紹介:

下記に、本書内容の概略を紹介します。

  • 抗がん剤の約9割は無意味であり、むしろ逆に命を縮める結果をもたらす。
  • 苦しむ患者に抗がん剤という猛毒を投与し利益を得る製剤メーカーと病院。
  • がん患者を切り刻む手術偏重体質の恐怖。
  • 医師たちはがんの恐怖を煽り、がん治療のために多くの患者がのたうち回って死んでいく現実。
  • 放射線治療は正しく使えば手術よりも利点が多いが、日本で普及しなかった理由。
  • 戦中の731部隊を彷彿させる人体実験が横行している。
  • がん検診は有効でなく、拒否すべきだ。内視鏡検査での感染や医療被曝による発癌の方が怖い。ここでも病院側の利益追求体質が見て取れる。
  • 「本物のがん」と「がんもどき」を区別せよ。「本物のがん」は早期発見される以前に転移している。
  • がんと闘うという間違った姿勢が、無意味で有害な治療を横行させ、患者に過酷な人生を強要している。

本書を読むと、がんに対する不安や恐怖は、がんに関する無知や誤解に基づいていることが理解できます。

また、本書の特徴として、次の点が挙げられます。

  • がんや治療の本質を科学的・論理的に解き明かしている。
  • 医学の知識が無い一般人でも理解できるように説明されている。(→これはかなり高度な技術だと思います)

自分の家族の事例:

私は、近親者をがんで亡くしたことがあります。

ずいぶん昔のことですが、手術や抗がん剤の副作用に苦しみ続けた様子を鮮明に覚えています。

「がんと闘え」「手術や抗がん剤は必要」という間違った常識を家族全員が信じていたため、病院の言いなりでした。

抗がん剤という猛毒で生活の質は著しく低下し、のたうち回りながら死んでいきました。

西洋医学に安易に頼らず別の方法を実行していれば、より快適に生活し、かつ、長生きした可能性が高いのです。

その当時の担当医師は患者を食い物にしていた悪徳者だったのか、本当に無知だったのかは分かりません。

しかし、患者の時間・労力・お金を無駄にしたという点で、社会的役割を果たしていなかったと思います。

芸能人関係でも、がんになったから手術・抗がん剤・・・というニュースをよく聞きます。

医者に食い物にされているケースは、かなり多いはずです。

間違った常識を見直そう

今回紹介している著書「患者よ、がんと闘うな」は、1996年の出版です。

現在では、本書の主張に共感する人は多くなっていると思いますが、当時、この主張は非常に珍しいものでした。

がん利権に溺れている医療関係者や製薬メーカーを敵に回す危険な行為だったのです。

異端視されることを恐れず、真実を世に発表した著者:近藤誠氏には敬意を表せざるを得ません。

「常識」は嘘と偏見で充満しています。

「常識」を疑わなければ真実に到達できないし、視野も広がらないことを痛感しました。

一人でも多くの人に本書を手に取って頂き、新たな知見を得て欲しいと思います。

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以上

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