これはフジテレビによる安倍政権批判ではないか?犯罪者の子どもが強いられた理不尽な人生とは?

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 安倍政権の広報係に過ぎないフジテレビも、たまにはマトモな番組を流すものだと感心した。2017年12月15日に放映された「ザ・ノンフィクションSP 人殺しの息子と呼ばれて・・・」のことである。

 北九州市で2002年に発覚した一家監禁殺害事件をご記憶の方も多いだろう。主犯である松永太(2011年に死刑が確定)が、内縁の妻である緒方純子(無期懲役)の親族らを、家族間で殺害させたという凄惨な事件だ。事件の人物相関図を以下に示す。

写真(北九州市監禁殺人事件の人物相関図)

 当然のことながら、犯人と被害者家族に焦点当てた報道やドラマは多数流された。今回、フジテレビが放映した「ザ・ノンフィクションSP 人殺しの息子と呼ばれて・・・」は、犯人夫婦の子どもの視点で構成されている。事件が発覚し、警察に保護された時点で9歳に過ぎなかった子供は小学校にも通っていなかった。さらに、出生届が出されていなかったため戸籍も存在しなかった。彼は殺人現場を目撃し、両親から育児放棄され、虐待を受けるなどトラウマを抱えている。知識・知恵・経験に乏しい社会的弱者が、頼れる親族もなく社会に放り出されたらどうなるか?絶対的に不利な状況から人生をスタートせざるを得なかった犯人夫婦の子ども。彼の勇気ある告白に耳を傾けることで、日本社会の本質が見えてくる。

 以下に、放送された番組のリンクを貼る。


 当然ことだが、当時9歳だった子供に事件の責任はない。被害者である。日本国憲法の理念に照らし合わせれば、彼は生まれてきただけで価値ある存在だ。

日本国憲法第25条:
「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。
国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。」

 戦後70年以上経つが、政治家にはこの憲法の理念に沿って、法律や制度、社会の仕組みを整える義務がある。政治家としての役割をきちんと果たしてきたかどうかは、社会的弱者の視点に立って判断する必要があるのだ。総理のお友達の意見を聞いても現実を把握することはできない。

 政治がその役割を果たしてこなかったばかりか、庶民にとって暮らしにくい社会の実現に邁進してきたことは、上記ビデオを見ると良くわかる。高負担だが低福祉である社会のゆがみは、社会的弱者にそのしわ寄せが来るからだ。

 当人がビデオ内で告白した内容の要点を以下に示す。

***************
・両親の逮捕後、児童養護施設に送られた。
・はじめて通った小学校では、殺人事件のことを口にした同級生に暴力を振るうこともあった。
・里親が見つかり、定時制高校に通いながらも、週6日ガソリンスタンドのアルバイトに精を出した。学費や携帯代を自分で捻出できると思ったから。
・しかし、バイトに時間を取られて学業が疎かになり、里親の家を飛び出し、高校も中退せざるを得なくなった。高校側は厄介者を一刻も早く排除したがっていたようだ。
・その後、住み込みで出来る仕事を転々とした。パチンコや飲食店、農家の手伝いなど・・。当てがわれた住まいがヒドイこともあった。ゴミ屋敷で、電気・水道・ガスが通っていない。「こんなしんどい思いをせないけんのかな、と。ホームレスと変わらんな。そうしたら涙が出てきて・・・。」(ビデオ中の発言)
・唯一、安定した仕事と人間関係を得られた場所は暴力団の事務所だった。社会からはじき出された者同士という安心感があった。
・しかし、刑事が訪れ、未成年保護法により保護された結果、住む場所と仕事を失った。
・5年前に正社員になり、今は24歳。自分と似たような境遇の女性と結婚した。以下、ビデオ中の発言。
「(薬物で母親が逮捕されてしまい)結局生活できないじゃないですか、そいつ(彼女)1人で」
「結婚しようと思ってはなかったんですが、嫁の社会保険やったり、年金とかもそうですけど、社会保障っていうですかね、まったく何もない状態だったので。親が何もしていなかったんで、病院にも行けないし。結婚したいからするっていう感覚じゃなくて、とりあえず結婚して自分の扶養に入れようって。嫁に対して社会的な保障がつくよね、っていうので籍を入れたんです」
***************

 詳しい内容についてはビデオを見て欲しい。生活保護という制度すら知らず、国の援助も受けられず、弱い者同士で支えあいながら何とか生き延びてきたことがわかる。本来ならば、衣食住に不自由せず、学費や医療費は無料にして余計な心配はさせず、かつ、幼少期に受けた心の傷を癒すためのサポートを継続的に受けるべき立場のはずだ。彼の告白を聞くと、日本という国が低福祉の後進国であることを再確認できる。

 生活保護制度の周知徹底をわざと怠り、申請者に対する嫌がらせで辞退させ、さらには不十分な支給額をさらに減額することをたくらんでいる安倍政権。生活保護基準以下の所得で暮らす人々は約3000万人にもなる。長年続いた自民党政権による弱者いじめの政策は他にも枚挙にいとまがなく、日本はますます暮らしにくい社会となりつつある。ビデオ中の彼の告白がそのことを雄弁に物語っている。政治家が口先でどんな言い訳をしても何の説得力もない。

「この国を守り抜く」「責任を果たす」「一億総活躍」「百年安心」・・・、空虚なキャッチフレーズに踊らされて、問題意識もなく惰性で自公政権を支持してきた有権者に猛省を促したい。刹那的な態度で、安易に棄権してきた愚か者にも反省を求めたい。権力への健全な批判なくして政治は良くならないし、生活も改善されないのだ。

 今のままでは、ビデオで告白した彼だけでなく、あなた自身にもいずれ災厄が降りかかってくることだろう。

以上

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【一体、どこの国の総理なのか?】沖縄県民の抗議を無視する一方で御用芸能人たちと焼き肉パーティをする安倍さん

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 2017年12月13日、米海兵隊普天間基地(宜野湾市)所属のCH53E大型ヘリが普天間第二小学校の校庭に窓枠を落下させる事故が起こり、生徒が負傷しました。たまたま死人は出ませんでしたが、住人の生活を脅かす言語道断の事態です。このような事故は今回が初めてではなく、過去にも無数に起きてきました。ニュース沙汰にならなかったものも含めれば氷山の一角に過ぎないのです。

 2017年12月15日、この件で沖縄県の翁長雄志知事と佐喜真淳宜野湾市長は東京の首相官邸を訪れ、厳重な抗議を行いました。全米軍機の緊急総点検とその間の飛行中止、事故原因の究明、学校や病院などの上空を飛ばないこと、さらには、普天間基地の5年以内の運用停止の早急な実現などを要請しました。当然のことです。

 アメリカの使い走り政権の代表として対応したのは、安倍総理の部下である菅官房長官でした。

 菅官房長官は、原因究明と再発防止、学校などの上空を飛ばないよう米側に徹底を図らせるなどと応じましたが、どこまで本気なのか怪しいものです。佐喜真宜野湾市長によると、菅氏から普天間基地の全面返還や危険性除去について言及はなかったといいます。過去に、沖縄県民の意思を踏みにじる発言を繰り返してきた人間に期待できることはありません。

写真(工事を粛々と進めると発言し非難される菅官房長官) 出典:ANN

 菅さんの親分である安倍総理は、この時、首相官邸にいましたが同席しませんでした。アメリカに媚びへつらい、「思いやり」予算と称して毎年何千億円という血税を米軍に献上している真正の売国奴です。沖縄県民の抗議に耳を傾けるわけがありません。安倍総理にとって、沖縄県民の命はその程度、ということです。

 沖縄の抗議が首相官邸で行われた2017年12月15日の夜、安倍総理は、芸能人たちと焼き肉パーティに出かけました。誘ったのは安倍総理の方です。

 沖縄県からワザワザ抗議に訪れた知事や市長には会おうともしないのに、芸能人との会食・歓談には積極的なのです。同じ日本人なのに、随分と対応に落差がありますね。

 安倍さんにとって、フジテレビ系の政権擁護番組出演者たちと食事するのは楽しいでしょう。自分は権力者側だと勘違いした芸能人たちは、今後も喜んで安倍政権を応援してくれるに違いありません。馬鹿な国民は影響力のあるテレビにダマされ、内閣支持率は高止まりを続けるでしょう。

 安倍総理にとって、御用芸能人との焼き肉パーティが重要なのは事実です。その一方で、沖縄県民の必死の抗議は無視しています。行動は本音を表すとはいえ、あまりにも露骨です。彼は本当に日本国の総理大臣なのでしょうか?

 安倍政権のアメリカへの隷従と沖縄県民への弾圧はあまりにもひどいですが、安倍総理は北朝鮮のミサイル危機をあおり、国民からの批判をうまいこと抑制しています。こんな政府のプロパガンダを易々と信じている人が多いのには驚きます。

 ニュースという名の政府広報や、下らないワイドショーを冷静に受け流し、政府を健全に批判できる人が増えることを望みます。

写真(フジテレビのワイドショーに出演する安倍総理)

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自国の子どもたちが貧困に苦しんでいるのに政治が無策なのはナゼか?

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 2017年12月13日、ユニセフのアンソニー・レーク事務局長は、東京都内で今年の世界子供白書を発表した後、マスコミのインタビューに答えました。趣旨は下記の通り。

「日本の子どもの貧困率が先進国の中でも高い水準にあり、約16%の子どもが深刻な貧困状態にある。豊かな社会において、子どもが飢えや格差に苦しむことがあってはならない。」
「相対的な貧困はどの社会にも存在するが、その原因の多くは医療と教育の不平等にある。」
「日本でも子どもたちが医療や教育を平等に受ける機会が確保されるべきだ。」

 実際、日本では子供の貧困が年々ひどくなっています。特に一人親世帯では目を覆うような状況です。

 貧困大国であるアメリカよりもひどいとは、言葉もありません。給食がない長期休み中に栄養不足でやせ細る子供も多いです。酒池肉林に溺れる自民党政治家は、そんなこと知る由もありません。

 教育費は高く、生まれた家庭が裕福かどうかで学力や学歴が決ってしまいます。貧困家庭の子どもが無理に大学へ行くと多額の借金(ローン)を背負うことになります。家庭の状況に関係なく、教育の機会は平等に確保されなければなりません。医療の機会についても同様です。日本国憲法の理念に照らし合わせれば当然のことでしょう。小学生でも分かることです。

 しかし、安倍政権は子供の教育に対してお金を使おうとしません。教育の無償化と口では言いますが、行動が全く伴いません。子供の貧困対策を寄付で乗り切ろうとしている有様です。

写真(子供の貧困対策が寄付頼り?) 出典:ANN

 その一方で、海外への無駄なバラマキは豪快に行っています。

図(安倍総理の海外へのバラマキ一覧:2017年1月更新)

 自国の将来を担う、弱い立場の子どもを優先して考えるべきなのに、なぜ海外へ血税をばらまくのでしょうか?海外への援助を打ち出してマスコミが報道すると、選挙民への受けが良いからです。「お、安倍さんがんばってるな」という感じですね。その結果、内閣支持率アップにも寄与します。

 海外への援助金の一部は、日本国内の経団連傘下企業が受注し、その経団連は選挙の時に組織的に安倍自民党を支援します。持ちつもたれつなのです。自分たちがおいしい思いをするために、税金を浪費しているのですが、寛容で無知な日本国民は批判をしません。庶民は増税・不安定雇用その他で負担が増え搾取され続けても、ひたすら我慢します。その結果、一番立場の弱い子どもたちにしわ寄せが行っているのです。

 一体、いつまでこんな堕落政治を許し続けるつもりでしょうか?「自力で生活できない人を政府は救うべきか?」という質問に対して、「救うべきだと思わない」と答えた人の割合が日本はとても高いです。アメリカよりも高いというのですから驚きですね。

 視野狭窄、刹那的、奴隷根性、知的怠惰、・・・。政治に無関心な国民は、愚かな政治家に支配されます。今の日本がまさにそうです。愚かな政治家をのさばらせている限り、貧困に苦しむ多くの子どもたちが救われることはないでしょう。

以上

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安倍政権が続けば暮らしやすい社会が実現すると思いますか?

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 2017年12月7日、山本太郎議員が内閣委員会で質疑を行いました。

 冒頭部分だけを、以下に書き起こしました。

引用始め(一部要約)
*****************
山本太郎議員:
「給与法改正についてお聞きいたします。
今回の改正、民間の賃上げに合わせて、公務員の月給とボーナスを上げる内容。担当大臣にお聞きします。公務員の給与が上がれば景気回復にも少なからず貢献すると、お考えになりますか?」

梶山国務大臣:
「経済の好循環に寄与するものと考えております。」

山本太郎議員:
「消費の拡大という意味では、大筋では合意いたします。ただ納得いかないのが、国家公務員特別職である総理大臣、国務大臣、副大臣、大臣政務官などは、月給はそのままなんですが、特別給ボーナスが0.05か月分上がるというとこなんですよね。
ボーナスが上がるということに対して、大臣は嬉しいですか?それとも心苦しいとか思ったりしますか?」

梶山国務大臣:
「国民の税金なので、しっかり努めて参りたい。」

山本太郎議員:
「政治にはお金がかかりますから、ちょっとでも上がれば嬉しいと思うんですね。給与のうち、総理大臣は3割、国務大臣・副大臣は2割、政務官は1割を国庫へ返納しているというんですね。確かに身を削っているんですけれども、国家というレベルから見れば微々たるものです。はっきり言えば、血税から頂戴する給料は、副収入的な扱いで、それにはほとんど手を付けず、別の財布から支出をされている方からすれば、痛くも痒くもない返納なんじゃないかなと思います。

大臣の皆さん全員ではないんでしょうけど、自分の懐は痛めず、毎日の飲み食いも政治活動費として処理している様子が伺えるんですね。その政治活動費、政治資金パーティーで集められるようです。国務大臣としての公職にある者、清廉さを保持し、政治と行政への国民の信頼を確保するとともに、と書かれている大臣規範。政治資金の調達を目的とするパーティで、国民の疑念を招きかねないような大規模なものの開催は自粛する、と書いてあるのが大臣規範。ところが、これを無視する人がいらっしゃるんですよね。

総理の資金管理団体の報告書によると、2016年、安倍晋三講演会朝食会と題した政治資金パーティーをANAインターコンチネンタルホテル東京で計3回開催、4月、8月、12月のたった3回で6829万円も集金。これ、毎年やってらっしゃるんですね。これ、総理大臣が大臣規範を率先して守らない。守らないのは憲法だけではないという話なんですけどね。
大臣クラスになると、それ以前と集金力が変わってくるなと思いますか?」

梶山国務大臣:
「大臣に就任したばかりなので実感はありません。襟を正していきたい。」

山本太郎議員:
「大規模パーティで集められたお金が別の財布となり、日々の飲み食い、恐らく、個人のお楽しみなどの支出へも使わると。中には飲み食い支出が年間1000万円を超える強者もいます。三ツ星レストラン、料亭、お寿司、ステーキ、キャバクラなどなど、非常に熱心に政治活動されているんだなというご様子。中でも高級クラブ、毎年700万円以上の支出を繰り返す益荒男もいらっしゃいます。マニアックなところでSMバーに行かれる方もおられるなど、多様性の宝庫と言ってもいいんじゃないでしょうか。年間600万円も飲食に費やしたグルメなセレブの方は、昨年、超高級串カツ屋で一晩に14万円、年間で串カツ代は38万円支出。好きなんですね。バレンタインデーのチョコも8万円支出したと批判されていた。今年は年間の串カツ代は27万円に減少したんですが、チョコレートは24万5千円、大きくその記録を塗り替えたと。そんなに串カツ食べたら胸焼けするんじゃないか?そんなにチョコ食べたら血糖値上がらないか?一人で食べるのではなくて周りの人にも御馳走しているんだとしたら、公職選挙法の買収及び利害誘導罪も存在するんじゃないかと、ハラハラします。

今まで紹介してきた事例は、一応、違法ではありません。しかし、庶民の年収を遥かに上回る金額を飲み食いや個人的お楽しみに使う、この別の財布をお持ちの方々のボーナス、0.05か月であっても上がるというのは納得いかないんですね。」
(後略)
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引用終わり

 地位や権限を利用した政治資金パーティで利害関係者から多額のお金を集め、酒池肉林に溺れる。苦労知らずの2世、3世、4世、5世議員で溢れる安倍政権、安倍自民党の実態が良く伝わってきますね。庶民がどんな暮らしをしているか知ることもなく知ろうともしない。他者への共感能力に欠ける冷酷非道な政治家に日本の舵取りを任せてもいいのでしょうか?

山梨県の別荘にて歴代4総理が会食 出典:笹川陽平氏のブログ

 搾取政策により貧困家庭が激増し、食べるモノにも困る人が増えています。朝食と夕食でロクなものが食べられず、給食が唯一のマトモな食事という子供も多いと聞きます。そういう子供は、長期休み中にやせ細ることもあるようです。

 パーティで集めた政治資金で豪遊を重ねる政治家たちに、庶民の立場になってモノを考えることを期待するのは無理です。そればかりか、最後の砦である生活保護費のさらなる削減をしようとしています。

 道端に飢え死にした人が積み重なるようになっても、安倍政権が庶民からの搾取を止めることはないでしょう。目先の自分の損得しか考えられない人たちですから・・・。

 「希望を生み出す強い経済」「夢をつむぐ子育て支援」「安心につながる社会保障」「人づくり革命」

 あなたは、マスコミが垂れ流すこれらの政策キャッチフレーズを信じていますか?自分や自分の家族が飢えに苦しむようになるまで政治の貧困に気付かないようでは、民主主義国家の有権者として失格だと思います。

以上

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山本太郎の国会発言書き起こし:「籠池夫妻の不当勾留と社会的抹殺は許されない!」

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 私は、森友学園の教育理念には賛同しませんが、籠池夫妻の長期勾留には反対です。憲法違反ですし、「日本は中世の国」という海外からの評価をさらに強めてしまうからです。保釈したら、マスコミに対して要らぬことをべらべら喋り、テレビ・新聞・週刊誌がその話題で持ちきりになり、安倍内閣の内閣支持率が凋落することは確実ですが、だからといって、不都合な人物を物理的に社会から隔離し、くたばるのをひたすら待つようなやり方は言語道断です。現在の日本は、悪魔という名の権力者に支配されているのでしょうか?警察・検察関係者は罪悪感を感じているのでしょうか?

 この問題を、山本太郎議員が、2017年12月5日の参議院内閣委員会で取り上げてくれました。

 最初の3分だけですが、分かり易く説明してくれています。以下に発言の書き起こしを記します。

書き起こし始め
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自由党共同代表、山本太郎です。
質問する前に一言、申し上げます。

森友学園前理事長、籠池夫妻は今年7月31日に逮捕され、それ以来4か月もの長期勾留の上に、保釈請求も認められず、家族との接見も禁止する非人道的な扱いです。

身柄拘束の要件である住所不定、罪証隠滅の恐れ、逃亡の恐れ、いずれも籠池夫妻には当てはまりません。

物証はすでに強制捜査で押収され、隠すものがない状態どころか、省庁との交渉記録の音声データを籠池さん自ら差し出し、事実解明のために、かなり積極的です。夫婦で口裏を合わせるのを防ぐためならば、7月27日、読売で「逮捕へ」と見出しで煽った日、つまり、籠池夫妻最初の出頭の時点で逮捕していなければ辻褄が合いません。この日は3時間取り調べた後、自宅に返しています。

ことあるごとに、「逃げ隠れするつもりは一切ない」と、籠池さん自身が言う通り、証人喚問にまで登場しました。

その後も、安倍昭恵夫人から「安倍晋三から」と渡された現金百万円を総理に直接返すため、総理が登場される場所に籠池さん自身がたびたび出没。「逃亡の恐れ」とは全く逆。「総理のいる場所にどこでも登場する恐れ」、これではないですか?

口封じのための長期勾留ではないでしょうか。

4か月を超える長期勾留に加え、接見禁止、手紙のやり取りすら禁じられている。籠池夫妻がこれだけの厳しい措置を強いられる合理的理由、見つかりません。

明らかに、国際被拘禁者処遇最低基準規則、いわゆる、ネルソンマンデラルールに違反する行為でございます。その基本原則、規則1には、すべの被拘禁者は、人間としての生まれながらの尊厳と、価値に対する尊重をもって処遇されなければならない。規則58-1、被拘禁者は必要な監督の元、定期的に家族及び友人と、以下の方法で連絡を取ることを許さなければならない。A:文通、B:利用可能な場合は遠距離通信、電子・デジタル、及び他の手段、及び訪問を受けること。

世界から見ても非人道的な扱いを平然と行い、総理大臣夫人が自ら首を突っ込んだ問題の、もう一方の当事者である籠池夫妻という不都合な存在を社会的に抹殺し、本人の心まで破壊するようなやり方は、拷問以外の何物でもありません。

すぐに接見禁止(の解除)や、手紙のやり取りを認めるよう求めるとともに、一刻も早く、保釈の請求を認めることを求めます。


**********************
書き起こし終わり

 日本社会の歴史的汚点となりかねないこの人権侵害行為を一刻も早く止めさせるためには、世論の力が必要です。賛同頂けたら、ネット上での拡散をお願い致します。

以上

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安定した内閣支持率を誇る安倍総理の名言(迷言?)を一挙に紹介します。

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トータルで5年以上も総理大臣を務められる人というのはなかなかいません。長きに渡り多くの国民の支持を集めてきた実績は素直に認めねばならないでしょう。安倍晋三総理の魅力とは何なのでしょうか?過去の名言(迷言?)を振り返り、考えて頂ければと思います。

根拠は無くても断言してしまうところがスゴイ!

写真(福島原発事故により大量の放射性物質が放出されたが、健康問題は発生しないと安倍総理は断言した。)

福島原発事故は収束していません。

総理大臣が言うことは正しいのです。

写真(安保法制の内容に自信満々の安倍総理) 出典:http://togetter.com/li/824251

アメリカとの約束を見事に成就させました。鉄の意思です。

写真(日本国民に説明する前に、アメリカで安保法制成立を約束する安倍総理) 出典:ANNニュース

美しい日本は侵略戦争をしたことがない、と言いたいのです。

写真(侵略戦争を認めない安倍総理) 出典:TBS

大型の原子爆弾は憲法違反なのです。

写真(核兵器使用は違憲でないと発言する安倍総理) 出典:みんなが知るべき情報/今日の物語

国民の生活を思えばこその、苦渋の決断です。

写真(消費増税再延期を表明する安倍総理)

お金を使う気はないけど、温かい心遣いが伝わってきます。

共謀罪法が成立しなかったら、2020年東京オリンピックでテロが発生していた、と言いたいのです。

写真(組織犯罪処罰法改正案が成立しなければ東京五輪は開催できないと発言する安倍総理)

この頃、共謀罪法はありませんでしたが、東京は世界有数の安全な都市だと言っています。安全でもテロの発生を心配しているのです。

写真(IOC総会での安倍総理プレゼンテーション:「東京は安全」)

公務員が何人も付いて年間何千万円の公費を使ったとしても、公人ではありません。

写真(森本学園問題で、妻は私人だと主張する安倍総理)

必殺、手のひら返し。

憲法改正の公約が支離滅裂の安倍総理

だから、憲法を変えたいんですね。

期待してます。

99%側の国民も守ってくださいね。

異論に耳を傾ける気はないのです。

街頭演説で有権者に悪態をつく安倍総理

軍需産業に対しては気前のいい安倍さん。

多くの大臣が辞めていったが、自分の身は守ってきた。

一点の曇りもない、と言いたいのです。

総理大臣たるもの、嘘はつかないのです。

福島瑞穂議員に加計学園疑惑について質問された時の答弁。安倍さんだって人間なんだから、動揺することはあります。

誕生日プレゼントをもらえば誰だって嬉しいですよね。批判されるべきは、権力の監視役という立場を忘れたこの女性たちです。

以上

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小池晃議員の鋭い追及!「なぜ隠すのか?加計孝太郎を証人喚問しろ!」

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 国会で野党議員の質問時間を削減せざるを得ないほど、安倍政権は追い詰められている。姑息で卑怯な安倍政権の醜態を、日本共産党の小池晃議員が国会で明らかにしてくれた。以下にYouTubeビデオのリンクを貼る。

 2017年11月30日:予算委員会での質疑の要点を以下に書き起こす。

書き起こし
*********************
小池晃議員:
「総理は、加計学園の獣医学部新設を認可したことに関しては一点の曇りもない、ワーキンググループでしっかり議論した、議事録はすべて公開されている、と述べた。2015年6月のワーキンググループには加計学園の関係者3名が参加し発言したことが明らかになっている。しかし、その事実も発言内容も議事録に記載されていない。議事録はすべて公開されているというのは、事実に反する。総理に発言を撤回してもらいたい。」

梶山担当大臣:
「加計学園の獣医学部新設に関しては20回以上、会議を開いている。ワーキンググループのヒアリングに関しては、加計学園関係者は正式な提案者ではなく、説明補助者に過ぎず、その発言は議事録に記載される対象とはならない。」

小池晃議員:
「ルールに基づいていると言うが、運営要領の第四条には何と書かれているか?」

梶山担当大臣:
「座長は、議論の内容を、適当と思われる方法で公表する。」

小池晃議員:
「座長の判断で、いくらでも非公表に出来るというルールになっている。こんなのオープンとは言えない。八田座長にこの事を訊こうと思っていたが、今日は欠席している。なんで国会で堂々と説明しないのか?会議に出席した加計学園の関係者は誰か?」

梶山担当大臣:
「答弁を控えさせてもらう。」

小池晃議員:
「どこがオープンなんだ?提案者側の名前しか公表しないというが、そんなルールは無い。他のワーキンググループでは提案者以外の名前も公表されている。なんで加計学園だけ隠すのか?議事録には加計学園関係者の出席の事実も発言内容も記載されてないが、当日の速記録はあるだろう?」

梶山担当大臣:
「議事要旨を作成した段階で廃棄した。」

小池晃議員:
「森友でも加計でも、都合の悪いことは破棄するのか?総理が答弁しろ!加計学園関係者が出席して何をしゃべったかというのは、決定的に重要な証拠だ。それを残してないのか?」

梶山担当大臣:
「速記録は、議事要旨を作成した段階で廃棄した。説明補助者に過ぎない加計学園関係者は記録の対象にならない。」

小池晃議員:
「加計学園は正式な提案者ではないというが、今治市が大学を作る訳ではない。作るのは加計学園だ。最大の当事者は加計学園だ。その発言速記録を捨てたというが、では、職員のメモは残っているか?」

梶山担当大臣:
「当事者は今治市と愛媛県だ。事業者は法律に基づき、後で選ばれることになっている。」

小池晃議員:
「事業者は後に選ばれるというが、加計学園がワーキンググループに出席したのはナゼか?」

梶山担当大臣:
「今治市が提案した説明補助者だと考えている。」

小池晃議員:
「おかしいだろ!公募したのは2017年の1月だ。その一年半前に加計学園を会議に呼んでいる。だから加計ありきだと言われるんだ。しかも、その会議での発言内容を明らかにしない。なんで、公募一年半前の会議に加計学園を呼んだのか?」

梶山担当大臣:
「提案者である今治市の独自の判断で出席させた説明補助者に過ぎない。だから会議のメンバーではない扱いをした。」

小池晃議員:
「ではナゼ、加計学園の関係者が出席していたことを今まで隠していたのか?京都産業大学のヒアリングには京都府だけでなく、京都産業大学の関係者も出席している。しかし、加計学園に関しては加計のかの字も出さない。実際に出席しているのに隠してきた。徹頭徹尾隠している。国民が疑問に思うのは当然だろう?」

梶山担当大臣:
「京都産業大学については、京都府と大学が共同提案者だ。加計学園については今治市が求めた説明補助者なので会議の参加者として扱っていない。従って議事録に載せていない。」

小池晃議員:
「京都産業大学と京都府が共同提案者なのは当たり前だ。大学を作るのは大学なのだから。今治市と共に加計学園が加わってくるのも当然だ。それを、ナゼ隠すのか?総理の腹心の友だからと言わざるを得ない。2017年の1月10日に公募で、加計学園は最後の最後に登場し、1月12日のわずか40分余りの今治市分科会で、国家戦略特区の要件を満たすと認められた。そして、1月20日の国家戦略特区会議で事業者として認定された。総理はこのとき初めて知ったと答弁した。世論調査では7割の国民がこの件に関して納得できないと言っている。当然ではないか?」

安倍総理:
「ワーキンググループはすべてルールに則って運営されている。京都産業大学は提案者に入っているが、加計学園は違う。提案者はあくまで今治市だ。運営ルールに基づいて情報公開されている。」

小池晃議員:
「どう考えてもおかしい。最初から加計ありきだったのに、ずっと加計を隠してきた。そして、最後の最後で加計という名前を出してきた。こういうやり方は疑念を招く。加計学園関係者が出席して何をしゃべったかというのは、国家戦略特区決定に関わる重要情報だ。総理の責任で明らかにすべきだ。」

梶山担当大臣:
「非公式なやり取りは記録の対象ではない。従って、議事要旨には記載できない。」

安倍総理:
「ワーキンググループではルールに則り、説明補助者は正式な参加者と認めておらず、公式な発言ではない。」

小池晃議員:
「京都産業大学は提案者として堂々と出てくるのに、加計学園は出てこないのか?質問に答えていない。資料も速記録も捨ててしまったというなら、関係者に国会で証言してもらうしかない。ワーキンググループ直前に、今治市の職員が総理官邸を訪ねている。だれに会ったのか、いまだに明らかでない。加計孝太郎理事、及び、官邸で対応した審議官の国会での証人喚問を要求する。」

委員長:
「理事会で協議する」

小池晃議員:
「政府が情報を捨てた。政府が情報を隠す。政府が真相解明の邪魔をしている。総理が責任をもって、腹心の友である加計孝太郎さんに働きかけるべきではないか?」

安倍総理:
「ワーキンググループではルールに則り、説明補助者は正式な参加者と認めておらず、公式な発言ではない。加計学園は提案者でないにもかかわらず正式な出席者と認めたらルール違反になる。」

小池晃議員:
「私の質問に全く答えていない。こういう態度では、国民の疑問が解消されることはない。森本問題も加計問題も幕引きは絶対に許さない!」

写真(加計問題を国会で追及する小池晃議員)

*********************
書き起こし終わり

 小池晃議員が熱意をもって追及しても、権力の犬となり下がった忖度マスコミはほとんど報道していない。その結果、国民の多くは問題意識すら持っていない。これでは、いつまで経っても事態が改善されることはない。「いつまでモリカケに時間を費やしているんだ」という声もあるが、政府が真相究明を妨害している限り、今後10年でも100年でも追及が止むことはないだろう。

以上

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「愛国心」を要求する政治家を信じてはいけない理由

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 皆さんは「愛国心」と聞いて何を連想するだろうか?素朴な郷土愛やノスタルジーをイメージすることが多いと思う。しかし、政治権力者が「愛国心」という言葉を使う場合、それは国家に対する忠誠心を意味する。「疑問なんて持たなくていいから大人しく従え」というのが隠れた本音である。いつの時代でも、独裁者が欲しがるのは忠実な下僕に他ならない。

 戦前の日本では愛国心教育が盛んに行われていた。政府の垂れ流す美辞麗句やプロパガンダの裏で行われていたのは近隣諸国への侵略戦争であり、人権の蹂躙であり、真の目的は財閥(三井・三菱・住友など・・)の金儲けであった。愛国心を強要された国民は、疑問も持たずに徴兵で命を差し出し、遠い異国の果てで無駄死にするケースがほとんどであった。

写真(未回収の遺骨)出典:野口健氏のブログ

 犠牲となった日本人の数は300万人以上といわれるが、日本人が殺した外国人の数は桁が一つ多い(中国人だけで千数百万人)。もはや、正確な数を把握する術がない。歴史的大罪である。

 あなたは、殺したり殺されたりするのが自分や自分の家族でも、喜んで政府を支持するだろうか?戦後、「お国のために」という言葉を忌み嫌い、日の丸・君が代を拒否する人たちが表れても非難できるだろうか?「愛国心」という言葉に眉をひそめるのは、歴史を踏まえた健全な態度とはいえまいか?

 しかし、2006年12月22日に、第1次安倍内閣により教育基本法が改正され、教育目標の一つとして、「伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできた我が国と郷土を愛するとともに、他国を尊重し、国際社会の平和と発展に寄与する態度を養うこと。」という条文が盛り込まれ、愛国心教育が推進されるようになった。日の丸・君が代を拒否する人たちを容赦なく処罰するなど、歴史修正主義者たちの台頭は目を覆うばかりである。日本の歴史教育のお粗末さが原因である。

 「愛国心」に苦しめられてきたのは、日本人だけではない。人類の長い歴史の中で、多くの国の人々が苦しんできた。「愛国心」という言葉のいかがわしさは、歴史上の偉人たちによって説明されている。以下に例を示す。

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「愛国心とは、ならず者達の最後の避難所である」
(サミュエル・ジョンソン/イギリスの文学者)

「今日の大きな悪魔は愛国心、愛国心が大戦をもたらすのだ」
(チャールズ・スペンサー・チャーリー・チャップリン/イギリスの映画俳優、映画監督、コメディアン)

「ナショナリズムは小児病である。それは国家の麻疹(はしか)である」
(アルベルト・アインシュタイン/ドイツ生まれのユダヤ人理論物理学者)

「不思議なことだ、いつの時代においても悪人は自分の下劣な行為に、 宗教や道徳や愛国心のために奉仕したのだという仮面を着せようとつとめている」
(クリスティアン・ヨハン・ハインリヒ・ハイネ/ドイツの詩人、作家、ジャーナリスト)

「愛国心を持つなら地球に持て。魂を国家に管理させるな!」
(ジェームズ・マーシャル・ヘンドリックス/アメリカ合衆国のミュージシャン、ギタリスト、歌手)

「最高の愛国心とは、あなたの国が不名誉で、悪辣で、馬鹿みたいなことをしている時に、それを言ってやることだ。」
(ジュリアン・バーンズ/イギリスの作家)

「愛国心とは喜んで人を殺し、つまらぬことのために死ぬことだ」
「愛国者は常に祖国のために死ぬことを口にするが、祖国のために殺すことについては決して語らない。」
(バートランド・ラッセル /イギリスの哲学者、論理学者、数学者、貴族)

「恐怖心や愛国心によって人を殺すのは、怒りや貪欲によって人を殺すのとまったく同じく悪い」
(ヘンリー・ミラー /アメリカの小説家)

「愛国心という卵から、戦争が孵化する」
(ギ・ド・モーパッサン/フランスの自然主義の作家、劇作家、詩人)

「人類から愛国心を叩き出してしまわないかぎり、あなたがたは決して平穏な世界を持たないだろう」
「愛国心とは、自分がそこに生まれたという理由で、その国が他より優っているとする信念のことだ。」
(ジョージ・バーナード・ショウ /アイルランド出身の劇作家)

「愛国心とは、道理を超えた自国崇拝である。」
(ジョージ・ジーン・ネーサン/米国の演劇評論家、雑誌編集者)
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 「愛国心」は決して道徳的なものではないし、あなたを救うものでもないことがお分かり頂けたと思う。忠実な下僕は、悪徳なのである。

写真(ドラマ「女王の教室」の一節)

「日本という国は、そういう特権階級の人たちが楽しくしあわせに暮らせるように、あなた達凡人が安い給料で働き、高い税金を払うことで成り立っているんです。
そういう特権階級の人達が、あなた達に何を望んでいるか知っている?
今のままずーっと愚かでいてくれれば良いの。世の中の仕組みや、不公平なんかに気付かず、テレビや漫画でもぼーっと見て何も考えず、会社に入ったら、上司の言うことを大人しく聞いて、戦争が始まったら真っ先に危険な所に行って戦ってくれば良いの。」

以上

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日本人のための自発的隷従論:国民に課せられた重い責務とは何か?

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例えば軍事独裁政権が支配する国では、国民が政治家を選べない。そういう国の国民は生活が苦しくなった場合、政府への抗議を行うことがあるが、軍隊や警察の力で鎮圧されてしまう。虐殺されたり、逮捕、監禁、拷問を受けることもある。従って、自分たちの要求を実現できなかったからといって、気概がないと責めるのは酷だろう。

しかし幸いにも今の日本では、国民の一人一人に政治家を選ぶ権利(落選させる権利)が与えられている。一億人近い有権者が、たかだか数百人の国会議員を選ぶのだ。権力に対して、国民は圧倒的に有利な立場にある。しかし、生活のあらゆる場面で搾取構造が蔓延し、貧困層が増え続けているというのに、無能な為政者を長年に渡って信任し続けている。投票所に足を運び、自分の責任で一票を投じるならまだしも、約半分の有権者は、大切な権利を行使する意思すら持たない。地方選挙ではさらに投票率が低い。

これは政治的無関などというものですらなく、「どんなに苦しくても我慢しますから好きなように統治してください。全てお任せします。選挙権なんて面倒くさいものは要りません。」という意思表示ではあるまいか?

民主主義制度があまりにも重荷であるため、権利の行使を放棄してしまう。怠惰な姿勢で権力者に隷従する姿がそこにある。内に秘めた怒りがあっても、勇気がないからそれを表出させられないならば、臆病ということになるが、そんなレベルではなく、一個人としての意思を完全に失っているのだ。自分の頭で考えず、自分で判断せず、自分の責任で行動しない。行動内容を決めるときに、周囲の空気、前例や上からの指示に頼り切ってしまう人間とは、いったい何なのか?人間としての尊厳を捨て去った究極の悪徳といえまいか?

このような自発的隷従に陥った人間が、再び自由、自発性、主体性、問題意識、批判力を取り戻すことは困難だ。しかし彼らに悲観的なところはほとんど見られない。むしろ、自発的隷従状態にいることで安心し、自らその立場を選択したと言わんばかりである。

自発的隷従を身に付けた者たちの親、教師、上司たちも、自発的隷従という生き方を身に付け実践してきたのだ。権力者のいかなる横暴にもひたすら耐えることが最良の選択だと、根拠もなくひたすら信じている。もしも、直接的な指示が得られない場合は、権力者の本音や意向を忖度して動く。

この病的な習性や信念に疑問を持つ者は白い目で見られ、日本という社会では居心地が悪くなることを覚悟しなければならない。従って、クラゲのように流されているのが一番楽だということになる。このような思考停止状態は、政治的独裁者を生む土壌となる。

近代社会にあるまじき怠惰な姿勢を持った人間にとって、自由はあまりに荷が重い。自由を獲得しようという意思すらない。いかなる意味においても勇気を喪失しているのだ。

自発的に隷従している者たちは活力を喪失し、卑屈で無気力なので、偉業を成し遂げることは出来ない。搾取されても反抗せず、追い詰められて自ら命を絶つ。権力者に言われるがまま、徴兵に応じて無駄死にする。権力者の判断ミスで原発大事故が起こり被害に遭っても怒らず、再発防止も求めない。自分自身を粗末にする真の奴隷の姿がそこにある。

写真:放射性物質による内部被ばくを完全に無視した政府のキャンペーン

統治権力者たちにとって、このような怠惰な国民は誠に都合が良い。民主主義という制度を形骸化させ、機能不全にできれば独裁のチャンスが広がる。哀れな羊の群れを飼い慣らし、情報弱者にするための策略に余念がないのは、自発的隷従の固定化を願っているからに他ならない。

写真(北朝鮮のミサイル通過を想定して福岡市で行われた避難訓練) 出典:NHK

民主主義とは手間暇がかかり面倒くさい制度ではある。他人任せではダメだし、学習能力が要求される。将来、国として再び取り返しのつかない事態を招かないためにも、国民に課せられた重い責任を自覚せねばならない。

写真(沖縄全戦没者追悼式に出席した安倍首相を見つめる沖縄県民たち) 出典:中日新聞

以上

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詩織さんの準強姦罪事件追及で法務委員会が大荒れ!「総理の友達だから逮捕されないのか!?」

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 2017年12月1日、衆議院の法務委員会で詩織さんの準強姦罪事件問題が取り上げられた。質問に立ったのは、希望の党の柚木道義議員だ。以下にYouTubeビデオのリンクを貼る。

 以下に、委員会でのやり取りの要点を書き起こしする。

書き起こし始め
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柚木議員:
「最後の砦ともいえる検察審査会がブラックボックス化している。詩織さんの準強姦罪事件の捜査の公正性、審査の公正性に疑念がある。捜査プロセスが適切でなければ、法改正しても意味がない。国家公安委員長を呼んだのに、なぜ来ないのか?被疑者であるTBSの元記者を成田空港で逮捕する寸前に中止させた中村格内閣官房総括審議官(当時の警視庁刑事部長)も欠席している。彼らが、安倍総理や菅官房長官にこの件を報告していたのか、直接訊きたくて呼んだのに、なぜ来てもらえないのか?そんなにやましいことをしているのか?」

委員長:
「・・・・・・・・個別の事案ですので・・・・・・理事会の協議事項なので、それを経てください・・・速記を止めてください・・・(中断)・・・一般人の個別の事案について議論するのは控えて頂きたい」

柚木議員:
「今までも一般人の事案についてさんざん議論をしてきている。冤罪事件も含めて・・。なんで山口さんだけ特別なのか?安倍総理の友達だからか?おかしいでしょう?納得できません。理事会にも提案している。他の委員会では認められている。なぜ法務委員会だけダメなのか?安倍政権は開かれた司法ではないのか?」

委員長:
「速記を止めてください。・・・・(長い中断)・・・・。この委員会では、あくまで一般論として審議するということなので、個別の人名を出すのは相応しくないと思います。・・・審議を続行してください。」

柚木議員:
「(元TBS記者:山口氏の著作「総理」を指し示しながら)、こういう本が出ているということを言うことが、なぜダメなのか?捜査過程の適正性について疑義があるから、これから説明するんですよ。中村格氏(当時の警視庁刑事部長)自身が、元被疑者の山口氏逮捕を直前でやめさせたと、取材で認めている。これが事実かどうか、なぜ逮捕の執行を直前で停止したのか?この法務委員会の場で確認したかった。詩織さんは検察審査会に不服申し立てをした後、この本「ブラックボックス」を出版した。

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法務委員会もこんなことをやっていたらブラックボックスになる。総理のお友達であれば逮捕を執行停止に出来るのか、そのような前例があるのか、委員会に出席してもらわなければ質問できないではないか。こんなことをやっていたら、性犯罪厳罰法を改正しても実効性が失われる。委員会への出席要請は文書でも通告しているし、警察庁との連絡室とも直接やりとりしている。いい加減にしてもらいたい。
 国家公安委員長と中村格氏(当時の警視庁刑事部長)を今日呼べないんだったら、次の会に呼んで欲しい。」

委員長:
「理事会で協議します。」

柚木議員:
「森友・加計・準強姦罪疑惑は隠ぺいの3点セットだ。ブラックボックスという疑念を払拭するためにも検察審査会の行政文書の開示をお願いしたい。開示請求をして期限を過ぎても開示されていない。開示しない理由は何か?」

最高裁刑事局長:
「具体的にお答えするのは差し控える。」

柚木議員:
「山口氏を不起訴にした議決の理由を知りたい。元被疑者の山口氏にとっても、詩織さんにとっても、一般論としても、検察審査会の議決の理由、審議経過は情報公開することが必要だ。」

最高裁刑事局長:
「検察審査会は議決の要旨を公開できるが、どの程度の開示になるかは、個別の事件ごとに検察審査会が判断する。」

柚木議員:
「そうすると、判断に恣意性が入り込む余地がある。書きたくなかったら書かなくてもいいのか?それでは開かれた司法とはいえない。だれでも対象になり得るのだから、議決の理由くらいは当事者に開示すべきだ。
 伊藤詩織さんは、検察審査会に追加の陳述書を提出しようとしたが、それは叶わなかったというのは事実なのか?また、検察からの証拠の提出、及び、その取扱いについて訊きたい。ホテルの防犯カメラ動画に、意識を失った詩織さんを担いだ被疑者がチェックインする様子が全部写っている。この動画は証拠として提出されている。この動画は審査会の委員の方々に見て頂いたのか?」

最高裁刑事局長:
「検察審査会は非公開なので、申立人から陳述書が提出されたかどうかは承知していない。また、個々の事件でどのような証拠が提出されているかどうかについては承知していない。」

柚木議員:
「だから、検察審査会はブラックボックスだと言われるのだ。資料開示したって黒塗りじゃ何も分からない。不起訴相当とういう判断が正しいかどうか議論が出来ない。
 性犯罪事案だから、検察審査会の男女比は同数であるべきだ。なぜ7:4なのか?男性が7で、しかも平均年齢が50歳。」

最高裁刑事局長:
「男女の比率に着目することなく、くじ引きで決まった。」

柚木議員:
「性犯罪事案なのだから、検察審査会の男女比は同数であるべきだ。申立人の意見陳述権を、是非とも確保してもらいたい。第三者だけでなく当事者すら参加できないのでは、正に、ブラックボックスと言わざるを得ない。被疑者、被害者共に意見陳述ができるように法律改正をしてもらいたい。」

刑事局長:
「当事者が意見陳述をする必要はないと考えている。」

柚木議員:
「被疑者側、被害者側共に意見陳述ができるように法律改正をしてもらいたい。」
*********************
書き起こし終わり

 権力側にとって都合の悪い事案はすべて隠ぺいする、という姿勢が徹底されている。感心している場合ではないが、見事である。当然マスコミも、政権側の意向を忖度してマトモな報道はしない。洗いざらい情報が公開されたら、一日で政権が転覆する事件だからだ。見苦しい言い訳をして野党側の質問時間を強引に削減した理由が良く分かる。

 ビデオを見れば分かるが、この異様な雰囲気から日本の民主主義が崩壊している様子を感じ取って頂きたい。必要な情報が公開されなければ有権者は正しい判断が出来ず、取り返しのつかない事態を招くのだ。安倍総理による司法の私物化だと断定せざるを得ない事案に無関心であってはならない。

 幸い、良心を持った国会議員たちが検証する会を立ち上げ、今後もこの問題を追及し、必要な法案提出が行われる予定である。

「準強姦事件逮捕状執行停止問題」を検証する会

 この問題は、与野党間で対立する案件ではない。全議員に対して案内がされているにも関わらず、なんと、自民党・公明党からの参加者はゼロであった。自民公明の与党は衆参両院で圧倒的多数を占めているにも関わらず、ナゼ黙殺しようとするのだろうか?

1)女性の人権侵害に対して無関心で、問題意識も良心も持っていない。
2)個人的には関心があるけれど、安倍総理のお友達案件なので、怖くて参加できなかった。
3)安倍総理周辺の関与で司法システムが捻じ曲げられた事実が明らかになったら、政権が転覆しかねず、自分も議席を失う可能性があるため。
4)安倍総理周辺から、「この件には一切関わるな」と指示が行っている。

 情況を鑑みると、上記1)~4)のどれか、もしくは全てが理由だろう。自民党のゴバンザメに成り下がったとはいえ、公明党議員までがアベに忖度するとは情けない。「平和の党」は完全に終了した。創価学会の婦人部には、泣いている人が一人もいないのか?もともと自民党自体は戦前の男尊女卑社会を復活させたいと奮闘してきた党だから、問題の解決ではなく問題の隠ぺいに熱心なのは当然といえよう。自民・公明両党を支持してきた有権者も同罪である。

「性暴力のことは公で議論すべきでない」
「被害者にも落ち度があった」
「二人だけで食事して酒を飲んだ女が悪い」
「女は二級市民なんだから泣き寝入りしていればいいのに、声を上げるなんて生意気な奴だ」

 多くの国民からは、このような「常識」が聞こえてきそうだ。「日本は中世の国か?」と海外から揶揄されている人権後進国ぶりを改善するため、国民の側からも権力側へ圧力をかけていかなければならないと思う。

関連記事のリンク:
「ブラックボックス」書評:ジャーナリスト伊藤詩織氏の勇気と説得力

以上

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