花粉や黄砂を気にするなら、この情報にも注意を払うべき! 「福島県の山火事によって、目に見えない危険物質が拡散」

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 放射性物質は、人間のいる場所から遠ざけて隔離し、厳重管理するのが基本です。しかし、そのような対処ができないケースがあります。福島原発事故では大量の放射性物質が広範囲に拡散しました。放射性物質を隔離するのではなく、放射性物質の中に暮らしている状態です(下図)。

写真(放射性セシウムによる土壌汚染) 出典:IPPNW-Report “Health consequences resulting from Fukushima Update 2015”

 例えば、セシウムの半減期は30年ですから、放射線レベルが十分に下がるのに300年待つ必要があります。

 福島県では約70%が山林であり、土をはがしてフレコンバック(耐久性3年程度)に詰めるという作業すらできません。放置されたままなのです。しかし、山林の同じ場所に、放射性物質がずっと留まっている訳ではありません。山火事が起きれば高濃度の放射性物質が空気中に舞い上がり、風に乗って広範囲に散らばります。花粉や黄砂が、はるか遠くまで運ばれてくるのと同じです。

 2017年4月29日、日本政府ですら帰還困難区域に指定せざるを得なかった福島県浪江町で山火事が発生しました。「日本政府ですら」と書いたのは、チェルノブイリの汚染地域と比べて日本の避難基準がかなり緩いからです。

図(原発事故の避難基準) 出典:阿部憲一氏のフェイスブック投稿資料

 山火事発生から1週間が経過し50ヘクタール余りが焼け、福島県によると、5月6日夕方までに炎や煙はほとんど見えなくなったということです。消防や自衛隊は火が完全に消えるまで消火活動を続ける予定です。

 ヘリコプターなどで消火活動に当たっていますが、人間が立ち入れない放射線管理区域ですから防護服を着用せざるをえず、活動は困難を極めたようです。若い隊員たちは多かれ少なかれ被ばくしたはずです。年齢が若いほど放射線に対する感受性は強いのです。事故を起こした東京電力の幹部は、少しでも責任を感じているのでしょうか?

 福島県によると、周辺の放射線量に「目立った変化はない」と報道されています。「目立った変化はない」とは、どういう意味でしょうか?実は、変化はあるのです。

 ホワイトフードさんが提供している下記リンク先情報では、空間線量を確認することができます。

ただ今の空間線量|ホワイトフード

図(2017年5月6日時点での空間線量) 出典:ホワイトフード

 上図読み方の説明を、ホワイトフードさんのサイトから引用します。

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国が全国に設置されたモニタリング・ポストで観測された放射能の空間線量の過去30日間の平均を著しく超える場合に、放射能速報メールを送る仕組みをつくりました。
原子力規制庁が福島県および全国に設置している3,931箇所のモニタリングポストの空間線量数値が、過去30日平均の空間線量と比較して、数値があがった場合、下記のように色分けして表示しております。10分更新になっております。

赤: 30日平均の2倍の空間線量
黄: 30日平均の1.5倍〜2倍未満の空間線量
橙: 30日平均の1.25倍〜1.5倍未満の空間線量
青: 30日平均で1.25倍未満の空間線量
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 今後とも、注視していく必要があります。空間線量という外部被ばくよりも、実は、吸引や飲食による内部被ばくの方が恐ろしいのです。詳細は、下記リンク先記事をご覧ください。

【福島原発事故による内部被ばく】東京は放射性物質まみれであり、安心して暮らせる場所ではない。

 元東京電力社員の一井唯史氏は、下記のようなアドバイスをしてくださっています。

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被曝に晒される期間は、鎮火後3〜4日間程度です。多くの放射性物質が飛散し、より長く被曝にさらされる恐れがあるため、要注意です。
3・11の原発事故時は、南関東を汚染し、そして北関東、東北に戻り、途中雨の降った地域は高濃度に汚染されました。東北関東甲信越、静岡、愛知の人は、最低限、以下の対策をオススメします。

○無駄に内部被曝しないように換気はしない
○外出時は2重マスク
○家庭菜園はしばらくビニールシートを被せて対応する(ビニールシートを外す時は完全防備しましょう)
○雨が降った時は必ず傘をさす
○一週間くらい、毎日、朝昼晩、味噌汁を飲む(わかめの味噌汁がベスト、味噌は半年以上熟成されたもの)
○子供のいる家庭は特に、水を買っておく

仲の良い人、自分の大切な人に知らせてください。
話した人に嫌な顔されたら、そうだね、放射能バカが、未だにウザいこと言ってるよね、と同調して嫌な思いをしないようにしてください。話のわかる人は、今出来るベストを尽くして、自分の身は自分で守りましょう。
目に見えませんが油断をしないほうが良いと思います。
*******************

 この記事が皆さんのお役に立てば幸いです。

以上


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投稿者:

J Iwasaki

J Iwasaki

大学卒業後、民間企業に勤めています。
皆さんに役立つ情報を提供したいと思い、ブログを始めました。
気軽に読んで頂けると嬉しいです。
なお、ブログ記事の無断転載は法律で禁止されています。