2015年9月19日未明に戦争法が成立しました。安倍政権はアメリカとの約束通りに戦後最悪の法律を可決させるため、様々な反則技を使いました。以下に、例を挙げましょう。
1)自分にとって都合の良い人間を内閣法制局長官に据えた。
内閣法制局は、内閣が国会に提出する新規法案を、閣議決定に先立って現行法の見地から問題がないかを審査するのが仕事です。戦後の歴代内閣で憲法解釈の責任も担っており、総理大臣ですら介入を控え、独立性を維持してきました。
しかし、安倍総理は人事権を悪用し、集団的自衛権行使容認に積極的な外務省出身の小松一郎氏を起用しました。前代未聞のことです。
2)マスコミの懐柔・統制
ジャーナリストの役割は権力の監視です。危険な職業なのです。御用マスコミに存在価値は有りません。監視する側が監視される側と会食するなど論外です。
安倍総理は自分のお友達である籾井さんをNHKに送り込むなど、やりたい放題です。
3)歴代内閣の憲法解釈を変更
歴代内閣は、集団的自演権の行使は憲法違反であると答弁してきました。
しかし、安倍政権は2014年7月1日、従来の憲法解釈変更を閣議決定しました。
4)国会審議の形骸化
ゴマカシ答弁や不誠実対応のオンパレードでした。
5)採決の強行
一方的で強引なやり方は、自信の無さの裏返しです。国民の幸福につながることはないでしょう。下写真は、海外メディアも広く報じた話題の場面です。
以下は:参考リンクです。
「突破」された民主主義のセーフティネット
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