あなたを生きにくくしている真の原因はこれだ!ミサイル発射と聞いて祝杯をあげてる奴らがいる。

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写真(安倍首相に経団連ビジョンを手渡す榊原会長(左)) 出典:経団連のホームページ
写真(安倍首相に経団連ビジョンを手渡す榊原会長(左)) 出典:経団連のホームページ

 自民党は長年に渡り、財界の手先として動いてきました。財界の中でも代表的なのが経団連(日本経済団体連合会)です。

 以下「 」内は、経団連ホームページからの引用です。

「経団連は、わが国の代表的な企業1,329社、製造業やサービス業等の主要な業種別全国団体109団体、地方別経済団体47団体などから構成されています(いずれも2015年6月2日現在)。
その使命は、総合経済団体として、企業と企業を支える個人や地域の活力を引き出し、我が国経済の自律的な発展と国民生活の向上に寄与することにあります。
このために、経済界が直面する内外の広範な重要課題について、経済界の意見を取りまとめ、着実かつ迅速な実現を働きかけています。同時に、政治、行政、労働組合、市民を含む幅広い関係者との対話を進めています。さらに、会員企業に対し「企業行動憲章」の遵守を働きかけ、企業への信頼の確立に努めるとともに、各国の政府・経済団体ならびに国際機関との対話を通じて、国際的な問題の解決と諸外国との経済関係の緊密化を図っています。」

企業会員の一覧表は以下のリンクからご覧いただけます。

企業会員の一覧表(2015年6月2日現在)

 上記一覧表の最終ページには、ブラック企業として名高いワタミ株式会社も名を連ねています。企業行動憲章の遵守を呼びかけていると言っていますが、実際にはブラック企業の巣窟になっています。経営者の視野が狭いせいか、法律という最低限の道徳すら守っていません。東芝不正会計問題などは氷山の一角に過ぎません。

 経団連は圧力団体として、自分たちの欲望実現のため、政治家への働きかけをしてきました。経団連にとって、どの政党が一番都合がいいか政策評価を実施しています。下記リンク先をご覧ください。

主要政党の政策評価(2014年10月14日)

 やはり、自民党に対する評価は高いですね。この政策評価という名の成績表に基づき、傘下の会員企業は自民党へ多額の献金をしているのです。

出典:赤旗
出典:赤旗

 上記一覧表は一部に過ぎません。長年に渡り、途方もない金額を献金してきました。経団連にとって都合の良い政策を実現してもらうために、お金の力で政治をコントロールしてきたのです。経団連の利益が庶民の利益にも直結していればいいのですが、庶民を虐げる結果になっている、というのが実態です。経団連の政治に対する働きかけの例をいくつか挙げましょう。

1)消費税アップと法人税減税を要望している。
 庶民の暮らしを直撃するばかりか経済停滞の原因にもなる消費税アップを経団連は要望しています。輸出比率が多いグローバル企業は輸出戻し税などの制度により、消費税率が高い方が利益が多くなるのです。
 様々な減税制度をフル活用し、法人税率を低くしている大企業が多いのですが、さらに法人税率を下げろと要求しています。強欲という言葉が良く似合いますね。

出典:赤旗
出典:赤旗
出典:赤旗
出典:赤旗

 ちなみに、トヨタ自動車は2008年からの5年間、法人税(国税分)を全く払っていません。どこまで内部留保を増やしたら気が済むのでしょうか?

2)労働規制緩和に積極的である。
 コストである労働者に払う賃金をいかに低くするか知恵を絞っています。具体的には、雇用の非正規化促進、解雇の容易化、長時間残業の放置、サービス残業の推進などです。
 ブラック企業で過労死が頻発し、「karoshi」という英単語が生まれてしまいました。不名誉なことです。また、全体として実質賃金が低下し、不景気をもたらしています。

3)原子力発電の推進
 経団連傘下には原発関連の企業がたくさんありますから、原発を熱心に推進しています。原発の負の側面には目をつぶり、原子力村のために一生懸命働きかけを行っています。
 福島原発事故直後の2011年7月、エネルギー政策に関する第1次提言として、「原子力については、定期点検終了後も停止したままとなっている発電所を、速やかに再稼働させることが何よりも重要」と述べています。

リンク:エネルギー政策に関する第1次提言

 鹿児島県の川内原発が再稼働されましたが、経団連関係者は祝杯を上げているでしょう。

4)安保法制(=戦争法)と憲法改正の推進
 2015年5月11日に発表された、経団連の榊原会長発言要旨から引用します。

「わが国を取り巻く安全保障上の環境は大きく変化している。国民の生命と財産を守ることは国として最も重要な責務であり、安全保障関連法制を着実に整備してほしい。また、法案の内容について国会で十分に審議するとともに、国民に対してさらに丁寧に説明を行い、理解を深めることが重要である。」

 榊原会長が安倍総理の発言を真似したのか、榊原会長の発言を安倍さんが真似したのか、良く判りませんね、

 また、2005年1月18日、経団連は「わが国の基本問題を考える」という文章を発表しています。
以下、全文のリンクです。
http://www.keidanren.or.jp/japanese/policy/2005/002/honbun.html#part4
 上記リンクから、集団的自衛権に関する部分を引用します。

「現在、わが国では、主権国家として当然に保有する集団的自衛権は「保有するが行使できない」という解釈に基づき、自衛隊による国際的な活動が制約されている。しかし、集団的自衛権が行使できないということは、わが国として同盟国への支援活動が否定されていることになり、国際社会から信頼・尊敬される国家の実現に向けた足枷となっている。今後、わが国が、世界の平和・安定に主体的に関わっていくためには、必要な場合には、自衛隊によるこうした活動が可能となるような体制を整備しておく必要がある。
従って、集団的自衛権に関しては、わが国の国益や国際平和の安定のために行使できる旨を、憲法上明らかにすべきである。同時に、安全保障に関する基本法を制定し、その行使にあたって、国際情勢、活動地域、活動内容を踏まえて、国会の事前承認を原則とすることなど、限定的、かつ、その歯止めとなる措置を整える必要がある。」

 表面上の言葉遣いは丁寧なのですが、日本の同盟国であるアメリカの侵略戦争に加担したい、という意欲がひしひしと伝わってきます。経団連の傘下には、多くの軍需関連企業が名を連ねていますから、武器を使わせて金儲けをしたいという欲望が強いのです。もちろん、殺される人たちのことには関心がありません。

最後に:
 4個の例を挙げましたが、経団連は、日本国民の生命・財産を守ることにあまり関心を持っていません。支配層を自認する自分たちの利益が第一なのです。彼らに良心を期待してはいけません。経団連によって安倍政権はコントロールされていることが、お分かり頂けたと思います。

 世の中の雰囲気が息苦しい、暮らしにくい、将来に危険を感じるという有権者は多いと思います。その原因は、安倍総理個人や自民党だけでなく、裏でうごめいている財界にもあるのです。

 経団連などの経済団体は選挙権を持っていません。政治的主体でもないにも関わらず、お金の力で政治の在り方を歪めてはいけません。繰り返しになりますが、自民党は長年に渡り財界の意向に沿って政治を行ってきました。私としては、財界ではなく、庶民の声に耳を傾ける政党が政権を担って欲しいと思います。

以上

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フェイクニュースの見分け方をお教えします。政治家はフリをするのが仕事?

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 被災者をないがしろにする度重なる暴言で、今村復興大臣が辞任しました。それを受けて、評論家の田崎史郎氏がテレビ番組で次の発言をしました。

「確かに(被災者の)気持ちには寄り添っていない。でも、政治家は寄り添っているフリはしなければいけないんですよ」(2017年4月26日)

写真(テレビ番組で発言する田崎史郎氏)

 つまり田崎さんは、

「今村大臣も含めて、安倍内閣の閣僚は誰も国民のことなんて考えてないんだよ」

、と本音を言ってしまったのです。

 このような醜い本音を公の場で言ってはいけません。本音は裏で、表では建前を言うという当たり前の原則を破ってしまいました。この発言は安倍内閣の支持率低下につながると思います。安倍さんから、かなり怒られたと思います。今後は、お寿司をおごってもらえないかもしれません。

 田崎氏は次のような建前発言をすべきだったのです。

「今村大臣は心底、被災者のことを考えていた。たまたま失言をしただけであり、一生懸命やっている。」

 しかし、覆水盆に返らず、です。しかも、影響力の大きいテレビを使って安倍内閣の足を引っ張ってしまいました。安倍政権の広報係としては失格です。

 けれども、田崎氏の発言には良い効果もあります。「安倍政権は国民のことを考えているフリをしているだけだ」と多くの国民に気付かせてくれたのです。

 以下に、多くのフリを例示いたします。今後ニュースを見るときの参考にして頂ければと思います。

女性の人権を守っているフリ

写真(安倍政権によるAV業界健全化のニュース)

国のために命を捧げる覚悟があるフリ

写真(教育勅語を取り戻すべきと発言する稲田防衛大臣)

自分は潔白のフリ

写真(森友学園の土地取引や認可に関係していたら辞任すると発言する安倍総理→自分で自分の首を絞めている)

被ばくしても安心なフリ

写真(山下俊一:放射線リスクアドバイザー)

大量の放射性物質が拡散されている場所でも安全なフリ

写真(オリンピック選手を被ばくさせると宣言する丸川大臣)

国の治安を守ろうとしているフリ

写真(組織犯罪処罰法改正案が成立しなければ東京五輪は開催できないと発言する安倍総理)

外交を一生懸命やっているフリ

自分は人気者のフリ

写真(安倍内閣の支持率推移:2017年1月:JNN)

福島原発事故から6年経って放射性物質の心配がなくなったフリ

写真(避難指示解除のニュース)

福島を食べて応援してるフリ

写真(「風評被害」払しょくのため、避難区域産のコメを試食する丸川環境大臣) 出典:FNN

年金制度のことを心配しているフリ

写真:自民党:田村厚労相「年金支給開始年齢引き上げ検討」 出典:NHK

若い世代のことを考えているフリ

写真(子供が大好きな?安倍さん) 出典:不明

社会的弱者のことを考えているフリ

写真(生活保護費削減に熱心な自民党:片山さつき議員)

女性の活躍を願っているフリ

出典:首相官邸ホームページ

責任感があるフリ

出典:ANNニュース

以上

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「選挙で圧勝」=「圧倒的な支持」ではない理由とは?名古屋市長選の結果を分析。

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 2017年4月23日、名古屋市長選の投開票が行われました。結果は下記のとおりです。

図(名古屋市長選結果) 出典:NHK

1)
 結果を一言でいえば河村さんの圧勝です。しかし、河村さんが圧倒的な支持を有権者から得た訳ではありません。

 投票率が36.9%なので、全有権者1,835,747人中、河村さんへ投票したのは、

36.9%(投票率)×0.678(河村さんの得票率)=約25%

、となります。つまり、有権者の4人に1人しか河村さんに投票しなかったのです。これでは圧倒的支持を得たとはいえません。下写真のように喜んでる場合でしょうか?

写真(支持者に水をかけられながら万歳をする河村氏)

2)
 自民・公明・民進・共産・社民の各政党から推薦を受けた岩城正光氏についても同様の計算をします。全有権者1,835,747人中、岩城さんへ投票したのは、

36.9%(投票率)×0.292(岩城さんの得票率)=約10.8%

、となります。つまり、有権者の10人に1人しか岩城さんに投票しなかったのです。自民党と共産党が同じ候補者を支持するというのも異様ですが、与野党全ての組織票を頼りにしても10%程度の有権者支持しか得られなかったのも驚きです。この10%のうち自民党支持層は何%でしょうか?世論調査で目にする自民党支持率何十%と随分乖離しています。世論調査のやり方が間違っているのでしょうか?

3)
 投票率が36.9%なので、意思表示をしなかった人は、100-36.9=63.1%、です。河村さんの支持率25%をダブルスコア以上で上回っています。今回の名古屋市長選で圧勝したのは河村さんではなく、意思表示をしなかった人たちとも言えます。

 投票しなかった人たちは、ただ単に無関心なのでしょうか?面倒くさいから白紙委任をしたのでしょうか?どちらにしても、今後市政がどんなに劣化しても、投票しなかった人たちに文句を言う資格はありません。

以上

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【安倍でんでん政権】大臣たちの暴言・醜態のまとめ。日本はバカによって支配されているのか?

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このブログでは、安倍政権に対して批判的な記事を多く載せてきました。

安倍内閣の閣僚たちは、無教養かつ品格を欠き、大臣としての立場をわきまえることなく、トンデモ発言を公の場繰り返してきました。
暴言の数々は、その人格が要職に値しない事を如実に物語っています。
安倍でんでん政権の大臣たちは呆れるほどの低能ぶりをさらけ出しており、良識や社会性の未発達を自ら証明しています。
明らかに、一般の大人のレベルには到達していない者ばかりです。

独裁的な人間が総理大臣というトップ職に就くと、自分よりレベルが低い人物しか大臣に抜擢しません。
これは一般の会社でもよく見られることで、有能な人材は活かされることなく、組織はバカによって支配されます。独裁国家・独裁組織の限界を表しています。

このような堕落した雰囲気を何の疑問も無く受け入れている空気があるならば、日本は当分浮かばれないでしょう。
戦前回帰へまっしぐらです。
自分を失わず、空気に流されず、希望を持ちつつ、悪夢が連続する日本で生きるのは並大抵のことではありません。

過去2年位の閣僚暴言・醜態の数々を写真で振り返りたいと思います。参考にしてください。

写真(福島原発事故により大量の放射性物質が放出されたが、健康問題は発生しないと安倍総理は断言した。)
写真(辻元議員に野次を飛ばす安倍総理)出典:ANN
写真(安保法制の内容に自信満々の安倍総理) 出典:http://togetter.com/li/824251
写真(日本国民に説明する前に、アメリカで安保法制成立を約束する安倍総理) 出典:ANNニュース
写真(自民党の高市早苗議員) 出典:ANN
写真(唖然!・・・福島原発事故と甲状腺がんの因果関係について、コメントを拒否する塩崎厚生労働大臣)
写真(共産党という名前への拒否感を選挙で利用しようと目論む自民党) 出典:ANN
写真(安倍政権の停波をめぐる発言) 出典:朝日新聞
写真(工事を粛々と進めると発言し非難される菅官房長官) 出典:ANN
写真(内閣支持率維持のため株へ年金資金をつぎ込んで損失を出し、挙句の果て、年金減額を示唆する安倍総理)
写真(原発に関する石破氏の発言)
写真(石原伸晃環境大臣の問題発言)
写真(被ばく限度基準値を根拠なく否定する丸川大臣)
写真(オリンピック選手を被ばくさせると宣言する丸川大臣)
写真(白紙領収書は問題ないと強弁する安倍内閣の閣僚たち)
写真(防衛大臣就任後に初めて靖国神社を参拝した稲田氏)
写真(組織犯罪処罰法改正案が成立しなければ東京五輪は開催できないと発言する安倍総理)

写真(森友学園の土地取引や認可に関係していたら辞任すると発言する安倍総理→自分で自分の首を絞めている)
写真(かつては大親友だった森友学園の籠池理事長を邪険にする安倍総理)
写真(森友学園問題に関する稲田氏と籠池氏の発言) 出典:朝日新聞
写真(教育勅語を取り戻すべきと発言する稲田防衛大臣)
写真(記者会見でブチ切れた今村復興大臣:「原発事故の自主避難は自己責任だ!」)
写真(北朝鮮の危機を煽る一方で、喜び組と花見を楽しむ安倍総理夫妻) 出典:朝日新聞

こちらは北朝鮮版の喜び組です。

写真(北朝鮮:喜び組に囲まれてご満悦の金正恩氏)

写真(無知をさらけ出した山本地方創生大臣の暴言)

以上

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【安倍晋三氏と相思相愛?】民進党から除籍された長島昭久議員が声明文を発表。彼は「真の保守政治家」なのか?

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写真(離党会見をする長島昭久議員)

 2017年4月10日、長島昭久衆議院議員は記者会見を開き、民進党からの離党を表明した。「独立宣言-真の保守をめざして」と題した声明文を読み上げたが、その全文は、安倍政権の広報誌である産経新聞に掲載されている。リンク先を以下に示す。

「『アベ政治を許さない!』と叫ぶことを求められた。熟議も提案もない」と痛烈批判

 長島氏の声明を読むと、彼が離党を決断した理由は、民進党が安倍政権の政策すべてに反対する一方で、共産党の考えに近くなっているからだそうだ。長島氏の真意を以下に箇条書きする。

・安保法制・・・賛成したかったのに党議拘束で無理やり反対させられツラかった。
・消費税・・・共産党は減税すべきと主張するが、自分は増税すべきだと思う。
・TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)・・・共産党は反対しているが、私は安倍さんと同じく賛成だ。
・エネルギー政策・・・原発廃止なんてトンデモない。安倍政権同じく再稼働・新設・輸出大賛成だ。
・憲法改正・・・自民党の方針に従って戦前回帰憲法に変えるべき。平和憲法を守ろうとする共産党はけしからん。
・共謀罪・・・賛成!

 これだけ安倍政権に惚れ込んでいる人が、共産党と選挙協力するような政党で活動できる訳がない。むしろ、これだけ長期間よく我慢してきたものだと思う。心からお疲れさまと言いたい。

 長島議員は声明文で次のように述べている。

「誤解のないように申し上げておくが、個々の共産党議員は、みな優秀で正義感にあふれ、真剣に議会活動に取り組んでおられます。そのことは十分承知しています。政策の方向性は異なれど、その質疑内容には常々敬服してまいりました。」

 見え透いた社交辞令である。しかし、社交辞令を言えるだけマシである。安倍政権の愚劣な閣僚たちは少しでも見習うべきだろう。

 長島議員は、民進党と共産党との選挙協力なんか無理だ、仮に政権を一緒に担うことになったらすぐに破綻すると言っているが、本当にそうだろうか?真面目に共産党の言い分に耳を傾ければそんな結論が出てくる訳がない。立憲主義を回復し、安保法制を廃止するための連合政府に関しては、すでに障害が取り除かれている。日米安保条約に対しても共産党は柔軟な姿勢に転じている。詳しくは、下記リンク先の記事を参照して頂きたい。

【拡散希望!】「戦争法廃止の国民連合政府」の提案が世界中に発信されている

 2015年9月8日に、弁護士の伊藤真氏が、参議院の平和安全法制特別委員会で参考人意見陳述を行った。冒頭部分だけを以下に引用する。

引用始め
************************
今回の安保法案が今の日本の安全保障にとって必要か適切か、そうした議論はとても重要だと思います。しかし、それ以上に、そもそも憲法上、許されているのか否かの議論が、未だ十分になされていると思いません。どのような安保政策であろうが、外交政策であろうが、憲法の枠の中で実行すること、これが立憲主義の本質的要請であります。憲法があってこその国家であり、権力の行使であります。

憲法を語る者に対して、往々に「軍事の現場を知らない」、「憲法論は観念的だ」とよく批判されます。しかし、不完全な人間が実行する現場、そして現実、これを人間の英知であり、観念の所産である憲法によってコントロールする。まさにそれが人類の英知であり、立憲主義であります。憲法論が観念的で抽象的であるのは当然のことであります。現場の感情や勢いに任せて人間が過ちを犯してしまう。それをいかに冷静に知性と理性で縛りをかけるか、事前にコントロールするか、それがまさに憲法論の本質と考えています。

憲法を無視して今回のような立法を進めることは立憲民主主義国家としては到底ありえないことです。国民の理解が得られないまま採決を強行して法律を成立させることはあってはならないと考えます。本法案は、国民主権、民主主義、そして憲法9条、憲法前文の平和主義、ひいては立憲主義に反するものでありますから、直ちに廃案にすべきであると考えます。
************************
引用終わり

 長島昭久議員は国会でこの意見に耳を傾けた際、何も感じなかったようだ。それどころか、離党の声明文で次のように述べている。

「安保法制を採決する本会議場に一人茫然(ぼうぜん)と座っておりました。前日までの激しい党内論争に敗れ、失意のどん底で党議拘束に従い、安保法案に反対票を投じました。」

写真(安保法制に関して民主党内で意見が割れている) 出典:朝日新聞

 憲法の蹂躙に手を貸せなかったことがそんなに悔しいのか?日本会議に属し戦前回帰願望で頭が一杯だと、マトモな思考力が失われてしまうようだ。「真の保守をこの国に確立したい」と長島氏は述べているが、国の法的枠組みを壊す立場の人間が保守という言葉を使ってはいけない。

 長島氏によると、真の保守とは、我が国の歴史と伝統を貫く寛容の精神だという。多様な意見を包摂することが大切なんだそうだ。自民党に行きたくて行きたくてしようがない長島議員は、安倍政権の政策にトコトン寛容だが、異なる意見にも真面目に耳を傾けるべきだろう。

 長島昭久議員の声明文は、部分的には立派なことを言っているが、全体としては一貫性が無く支離滅裂だ。安倍総理のファンでありながらそれを隠し、左右どちらの意見にも耳を傾けるなどとウソを言っており悪質だ。彼は、「国際社会で通用するような歴史観も人権感覚」(長島氏声明文)も持っていない。彼のような政治家をのさばらせていたら、「秩序ある進歩」(長島氏声明文)など望めないだろう。

 民進党は長島昭久議員を除籍処分にした。つまりクビである。党内で東京都連の幹事長という重責を担っていたのに、都議選前にそれを投げ出したのだから当然だろう。長島氏は比例代表で復活当選したため、次期衆院選まで既存政党に移籍できない。今後、どこかの新党に参加するのかもしれないが、体に気をつけて頑張って頂きたいと思う。

以上

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独裁者の横暴よりも民衆の沈黙の方が恐ろしい。受け身である限り、事態が改善することはない。

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 反動右翼で戦前回帰願望が強い安倍政権は、国民に対してひたすら服従を要求しています。「何も考えるな。素直に言うことを聞け!」という本音がヒシヒシと伝わってきます。

写真(記者会見でブチ切れた今村復興大臣)

 選挙で自民党に投票したのは少数派にもかかわらず、国会で多数を占めているのは小選挙区制の欠陥が原因といえます。それ以外の原因としては政治的無関心層の多さが挙げられます。最近の国政選挙での投票率は約5割という有様です。政治的・社会的な問題は厄介事なので考えないようにしているのでしょうか?

出典:asahi.com

図(2014年の衆院選における自民党獲得票数と棄権者数の比較) 出典:数値は総務省集計データ通りだが、図自体の出典は不明

 日本人は民主主義制度の中で生きていますが、自発的隷従という病理を抱えています。フランス人のエティエンヌ・ド・ラ・ボエシが書いた「自発的隷従論」の中からいくつか要点を引用します。

引用始め
***********************
「仮に、二人が、三人が、あるいは四人が、一人を相手にして勝てなかったとして、それはおかしなことだが、まだ有りうることだろう。その場合は、気概が足りなかったからだと言うことができる。だが、百人が、千人が、一人の圧制者のなすがまま、じっと我慢しているような時、それは、彼らがその者の圧制に反抗する勇気がないのではなく、圧制に反抗することを望んでいないからだと言えまいか」

「これは(支配者に人々が隷従していること)、どれほど異様な悪徳だろうか。臆病と呼ばれるにも値せず、それふさわしい卑しい名がみあたらない悪徳、自然がそんなものを作った覚えはないと言い、ことばが名づけるのを拒むような悪徳とは。」

「信じられないことに、民衆は、隷従するやいなや、自由を余りにも突然に、あまりにも甚だしく忘却してしまうので、もはや再び目覚めてそれを取り戻すことができなくなってしまう。なにしろ、あたかも自由であるかのように、あまりにも自発的に隷従するので、見たところ彼らは、自由を失ったのではなく、隷従状態を勝ち得たのだ、とさえ言いたくなるほどである。」

「先の人々(生まれながらにして首に軛を付けられている人々)は、自分たちはずっと隷従してきたし、父祖たちもまたその様に生きて来たという。彼らは、自分たちが悪を辛抱するように定められていると考えており、これまでの例によってその様に信じ込まされている。こうして彼らは、自らの手で、長い時間をかけて、自分たちに暴虐を働く者の支配を基礎づけているのである。」

「それにしても、なんと言うことか、自由を得るためにはただそれを欲しさえすればよいのに、その意志があるだけでよいのに、世の中には、それでもなお高くつきすぎると考える国民が存在するとは。」

「隷従する者達は、戦う勇気のみならず、他のあらゆる事柄においても活力を喪失し、心は卑屈で無気力になってしまっているので、偉業を成し遂げることなどさらさら出来ない。圧制者共はこのことをよく知っており、自分のしもべたちがこのような習性を身につけているのを目にするや、彼らをますます惰弱にするための助力を惜しまないのである。」
*********************
引用終わり

 自発的隷従という悪徳で埋め尽くされている日本。その結果、社会の劣化は極限レベルに近づいています。例を挙げます。

1)福島原発事故という未曽有の災害を起こした原発マフィア達がだれも裁かれない。

【巨大犯罪!】福島原発事故で誰も裁かれないのは異常だ:ジャパンタイムズの記事内容紹介

2)放射性物質による健康被害は隠ぺいし放題。

「報道ステーション:福島の甲状腺がん」を見た人へ →原発事故の健康被害はもっと広範囲で、かつ、病気の種類も多種多様である。

3)原発事故の加害者である国が、被害者である避難者に責任を押し付け、一方的に支援を打ち切る。

【権力者が弱者に責任を押し付けるための道具】自己責任論の悪用を絶対に許すな!

4)雇用が不安定化し収入が減り、税金・保険料・物価が上昇してもひたすら我慢する。

【絵を見て理解しよう】アベノミクスで暮らしはどうなったか?

5)長時間のサービス残業をさせられても文句一つ言わない。

【安倍政権が月100時間の残業を提案!】政府自ら過労死を推進。経団連と連合は蜜月の関係。労働者が何も言わねばブラック企業が栄えるのみ!

6)教育勅語を学校教育で活用することを許容する政府

写真(教育勅語を取り戻すべきと発言する稲田防衛大臣)

 戦争の原因になったという理由で、戦後は廃止の国会決議がされたのに、それを再び復活させるということです。旧日本軍に侵略された国々から見ればケンカを売っているとしか見えないでしょう。日本は歴史から学べない国だという国際的な評価がますます強固になりました。「美しい国」が台無しですね。

安倍内閣の閣僚はほとんど全員が教育勅語の信奉者だ!教育勅語がなぜ憲法違反なのか解説する。

 上記1)~6)は独裁安倍政権の滅茶苦茶ぶりを例示したものです。これらの事象に対して海外メディアは驚愕するとともに、首をかしげています。まともな民主主義国家であれば、とっくの昔に政権は転覆しているはずです。なぜ、安倍政権は安泰なのでしょうか?

 政権の横暴が許され続けているのは、御用メディアの政権御機嫌取り報道も大きな原因です。しかし、それを支えているのは日本国民全体にみられる受け身的姿勢(自発的隷従)なのです。大海に浮かぶクラゲの大群を連想せずにはおられません。

 ここで、アフリカ系アメリカ人公民権運動の指導者:キング牧師の歴史的名言を引用します。

「問題になっていることに沈黙するようになったとき、我々の命は終わりに向かい始める。」

「最大の悲劇は、悪人の圧制や残酷さではなく、善人の沈黙である。」

「確かに、服従することは、安易な道である。しかし、道徳的な道ではない、臆病者の道だ。」

「圧制者の方から自由を自発的に与えられることは決してない。しいたげられている人間の方から要求しなくてはならないのだ。」

「最後には、我々は敵の言葉など思い出すことはない。思い出すのは友人の沈黙である。」

写真(マーティンルーサーキング牧師) 出典:togetter.com
写真(マーティンルーサーキング牧師) 出典:togetter.com

最後に:
 民衆一人一人が自分の問題として能動的に解決に向けて行動しない限り、事態が改善することはありません。死ぬ前に後悔したくなければ、自発的隷従などという情けない生き方から一刻も早く脱却すべきだと思います。

以上

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安倍政権が多用する悪質なプロパガンダ事例を紹介します。気をつけないと日本国民はすぐにダマされる。

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 プロパガンダとは次のように定義されています。(出典:ウィキペディア)

引用始め
***********************
「特定の思想・世論・意識・行動へ誘導する意図を持った、宣伝行為である。通常情報戦、心理戦もしくは宣伝戦、世論戦と和訳され、しばしば大きな政治的意味を持つ。」

「あらゆる宣伝や広告、広報活動、政治活動はプロパガンダに含まれ、同義であるとも考えられている。利益追求者(政治家・思想家・企業人など)や利益集団(国家・政党・企業・宗教団体など)、なかでも人々が支持しているということが自らの正当性であると主張する者にとって、支持を勝ち取り維持し続けるためのプロパガンダは重要なものとなる。対立者が存在する者にとってプロパガンダは武器の一つであり、自勢力やその行動の支持を高めるプロパガンダのほかに、敵対勢力の支持を自らに向けるためのもの、または敵対勢力の支持やその行動を失墜させるためのプロパガンダも存在する。」

「あらゆる国でプロパガンダは用いられており、一方で国家に反対する人々もプロパガンダを用いている。あらゆる政治的権力がプロパガンダを必要としている。」
***********************
引用終わり

 プロパガンダ自体は悪いものではなく、いつの時代もどの国でも手段として用いられてきました。一般国民の立場で警戒しなければいけないのは、権力者が用いるブラックプロパガンダです。ブラックプロパガンダとは、情報の発信元を偽ったり、虚偽や誇張が含まれるプロパガンダのことです。

 プロパガンダの技術としては、アメリカの宣伝分析研究所が次の7種類を挙げています。

1.ネーム・コーリング
レッテル貼り。攻撃対象をネガティブなイメージと結びつける(恐怖に訴える論証)。

2.カードスタッキング
自らの主張に都合のいい事柄を強調し、都合の悪い事柄を隠蔽、または捏造だと強調する。本来はトランプの「イカサマ」の意。情報操作が典型的例。マスコミ統制。

3.バンドワゴン
その事柄が世の中の趨勢であるように宣伝する。人間は本能的に集団から疎外されることを恐れる性質があり、自らの主張が世の中の趨勢であると錯覚させることで引きつけることが出来る。(衆人に訴える論証)

4.証言利用
「信憑性がある」とされる人に語らせることで、自らの主張に説得性を高めようとする(権威に訴える論証)。

5.平凡化
その考えのメリットを、民衆のメリットと結びつける。

6.転移
何かの威信や非難を別のものに持ち込む。たとえば愛国心を表彰する感情的な転移として国旗を掲げる。

7.華麗な言葉による普遍化
対象となるものを、普遍的や道徳的と考えられている言葉と結びつける。

 上記7つを一読してもピンと来ないかもしれませんので、各々具体例を挙げて行きます。

1.ネーム・コーリング
 レッテル貼り。攻撃対象をネガティブなイメージと結びつける(恐怖に訴える論証)。

 2017年に入ってから森友学園問題が世間を騒がせるようになりました。籠池理事長夫妻の推進してきた戦前回帰教育に安倍総理夫妻が感激し、是非とも全国に普及させたいと思ったのです。

写真(森友学園の教育に感動した安倍昭恵夫人)

 安倍総理の意向を忖度した官僚たちは小学校開設のために国有地をタダ同然で森友学園に払い下げました。お友達には優しいと言えば聞こえは良いですが、実質、国家の私物化ですね。

 この問題が発覚した後、支持率の低下を恐れた安倍総理は、籠池理事長一人を悪者にしてトカゲの尻尾切りをしたのです。

写真(かつては大親友だった森友学園の籠池理事長を邪険にする安倍総理)

 日本会議の幹部とはいえ一私人に過ぎない籠池氏を証人喚問し、安倍総理の取り巻きたちは寄ってたかって彼一人を悪者に仕立て上げようとしました。結果は、あまりうまくいかなかったようです。

写真(籠池氏の証人喚問) 出典:毎日新聞

2.カードスタッキング
 自らの主張に都合のいい事柄を強調し、都合の悪い事柄を隠蔽、または捏造だと強調する。本来はトランプの「イカサマ」の意。情報操作が典型的例。マスコミ統制。

 官邸の圧力があるとはいえ、公の場でウソをつき、国民への情報開示を拒むのが仕事だとは情けない(下写真)。立派な肩書を持っていても、一介のサラリーマンに過ぎないということでしょうか?

写真(森友学園との交渉記録は廃棄したと述べる財務省の担当者)

3.バンドワゴン
 その事柄が世の中の趨勢であるように宣伝する。人間は本能的に集団から疎外されることを恐れる性質があり、自らの主張が世の中の趨勢であると錯覚させることで引きつけることが出来る。(衆人に訴える論証)

 安倍昭恵夫人は総理の外交にも同行するファーストレディーであり、総理夫人の肩書を思う存分活用しています。秘書が5人も付いて、その給料はすべて税金で払われています。実質、公人なのですが、安倍総理は私人だと主張しています。

写真(森本学園問題で、妻は私人だと主張する安倍総理)

 この発言に反発した人も多いと思います。しかし一方で、次のような感想を持った人も多いはずです。

「確かに著名人だけど、公的な権力は持ってないし私人と言えなくもないよな。」
「夫である安倍さんが、私人である妻を守ろうとするのは当然だ。」

 安倍夫妻そろって国家の私物化をしている事実を野党側が厳しく追及するのは当たり前ですが、「妻は私人だ」と主張することで国民の批判を和らげ、批判の矛先をずらす効果があったと思います。

4.証言利用
 「信憑性がある」とされる人に語らせることで、自らの主張に説得性を高めようとする(権威に訴える論証)。

 安倍総理は森友学園の問題に関して追及されているとき、「土地取引や認可に関係していたら総理大臣も国会議員も辞任する」と発言しました。

写真(森友学園の土地取引や認可に関係していたら辞任すると発言する安倍総理)

 内閣の最高責任者である総理大臣という肩書をかけた発言ですので、非常に重みを持ちます。このような権威を持ち出されると、聞く側はついつい「信頼できる」と思ってしまうものです。

5.平凡化
 その考えのメリットを、民衆のメリットと結びつける。

 組織犯罪処罰法改正案が成立すれば、警察の国民に対する監視行為が拡大されます。政権にとって気に入らない集団は共謀罪で逮捕され投獄されることになります。どんな問題についても反対の意思表示すらできなくなるのです。戦前の治安維持法の再来ですが、そのような本音は絶対に言いません。代わりに安倍総理は、組織犯罪処罰法改正案への賛同を求めて次のような発言をしました。

写真(組織犯罪処罰法改正案が成立しなければ東京五輪は開催できないと発言する安倍総理)

「東京オリンピック開催に必要なのか。ならば仕方ないな。」と納得した国民は多いはずです。疑うことを知らない素直な国民は本当に有難いものです。

6.転移
 何かの威信や非難を別のものに持ち込む。たとえば愛国心を表彰する感情的な転移として国旗を掲げる。

 戦後に廃止された教育勅語を復活させようと、安倍政権は一生懸命です。

写真(教育勅語を取り戻すべきと発言する稲田防衛大臣)

 2017年3月31日、安倍内閣は、教育勅語の使用を認める閣議決定を行いました。いずれは、全国津々浦々の学校で教育勅語を毎日暗唱させたいのでしょう。いわゆる全国の森友学園化です。教育勅語を、愛国心があるかどうかの踏絵に利用しようとしています。

 「何か事が起こったら、自分の命は権力者のために捧げなさい」というのが教育勅語の本質です。くれぐれもダマされないようにしましょう。

7.華麗な言葉による普遍化
 対象となるものを、普遍的や道徳的と考えられている言葉と結びつける。

 文部科学省は、2017年3月31日付の官報で「新学習指導要領」を告示しましたが、中学の保健体育では、武術の種目として新たに「銃剣道」を加えました。人殺しの方法を公教育で教える国がどこにあるのでしょうか?

写真(銃剣による刺殺場面)

 これに対して、全日本銃剣道連盟の担当者は次のように言います。

「現在の銃剣道の目的はあくまでも人間形成です。戦前に戦闘に用いられていたものとは異なり、いまでは近代的なスポーツとなっています。指導要領に明記されたことをきっかけに、武道の種目として普及していけばよいと思います」

 ヒゲの佐藤元隊長(自民党議員)は、オフィシャルブログで次のように述べています。

「武士道の伝統に由来する日本で体系化された武技の修練による心技一如の運動文化で、心技体を一体として鍛え、人格を磨き、道徳心を高め、礼節を尊重する態度を養う、人間形成の道」

 本当にモノは言い様だと思います。美しい言葉にダマされやすいのも日本人の特徴です。殺人技術の習得授業を公教育に持ち込むことへ賛同する人が増えないことを望みます。

最後に:
アドルフ・ヒトラーは、宣伝手法について次のように述べています。
「宣伝効果のほとんどは人々の感情に訴えかけるべきであり、いわゆる知性に対して訴えかける部分は最小にしなければならない」
「宣伝を効果的にするには、要点を絞り、大衆の最後の一人がスローガンの意味するところを理解できるまで、そのスローガンを繰り返し続けることが必要である。」

また、ヨーゼフ・ゲッベルスは、「十分に大きな嘘を頻繁に繰り返せば、人々は最後にはその嘘を信じるだろう」(=嘘も百回繰り返されれば真実となる)と述べました。

 歴史を振り返るとわかるのですが、権力者は必ず嘘をつきます。テレビ・ラジオ・映画・インターネット・新聞・雑誌・街頭演説・ポスターなど、ありとあらゆる手段を用いて国民に訴えかけてきます。ダマされて、間違った判断や不適切な投票行動をしないように気を付けなければなりません。

以上

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【石原元都知事】平仮名を忘れても「天才」を執筆し、証人喚問では饒舌にボケたふりをする支離滅裂男。

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 元東京都知事の石原慎太郎氏。この男を表現するには、「弱い者いじめが好きな卑怯者」という言葉が相応しい。彼の聞くに堪えない暴言の数々を紹介しましょう(ウィキペディア)。

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慰安婦について
 「日本人が彼女たちを強制連行した証拠はない。生活が苦しい時期、女性が売春をすることは金をもうけるための仕事のひとつだった。彼女たちは自らこの仕事を選んだ」と発言した。

在日外国人・諸文化
 2000年(平成12年)4月9日の陸自記念式典において「不法入国した多くの三国人、外国人が凶悪な犯罪を繰り返しており、大きな災害が起きた時には騒擾(そうじょう)すら想定される」と発言し、三国人という言葉が取り上げられ問題とされた。

東日本大震災
 2011年(平成23年)3月14日には、東日本大震災により日本の東北地方で広範囲が津波の被害を受けたことに関して、「被災者の方々はかわいそう」としながらも、「アメリカのアイデンティティーは自由。フランスは自由と博愛と平等。日本はそんなものはない。日本人のアイデンティティーは我欲。物欲、金銭欲。この津波をうまく利用して我欲を1回洗い落とす必要がある。やっぱり天罰だと思う」とコメントした。

「ニート」・フリーター
 ネットカフェ難民について、2008年10月3日の定例会見では、「山谷に行けば1泊200円、300円で泊まれる宿がいっぱいあるのに、ファッションみたいな形で1泊1500円払いながら『オレは大変だ』なんて言うのはねえ」と述べ、彼らが苦境に陥っているとするのはマスコミの偏向だと主張した。

ジェンダー・性・障害者・同性愛
 米・サンフランシスコを視察した際の感想を振り返り、「ゲイのパレードを見ましたけど、見てて本当に気の毒だと思った。男のペア、女のペアあるけど、どこかやっぱり足りない感じがする」と話した。

 障害者についての発言が政治問題化したのは、1999年(平成11年)9月に東京都知事として府中療育センター(重度知的・身体障害者療育施設)を視察した後の記者会見での発言だった。「ああいう人ってのは人格あるのかね。ショックを受けた。ぼくは結論を出していない。みなさんどう思うかなと思って。 絶対よくならない、自分がだれだか分からない、人間として生まれてきたけれどああいう障害で、ああいう状態になって」「おそらく西洋人なんか切り捨てちゃうんじゃないかと思う。そこは宗教観の違いだと思う。ああいう問題って安楽死につながるんじゃないかという気がする」と発言した。

 「女性が生殖能力を失っても生きているってのは無駄で罪です」「男は80、90歳でも生殖能力があるけれど、女は閉経してしまったら子供を生む能力はない。そんな人間が、きんさん・ぎんさんの年まで生きてるってのは、地球にとって非常に悪しき弊害」「文明がもたらしたもっとも悪しき有害なものはババァ」
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 分かりやすく表現すると下図のようになります。

石原慎太郎氏の暴言

 石原慎太郎氏の暴言に慣れている日本人から見れば、トランプ米大統領の発言など可愛いものです。石原氏は、自分の発言を聞いた相手がどんな気持ちになるか想像する力が皆無です。しかも、自分の意に沿わない相手が弱いと見るや、容赦なく侮辱します。その一方で、自分に都合の悪いことが起こると見苦しい言い訳をして逃げ回るという習性を持っています。本質的に卑怯者なのですね。

 しかし、彼は多くの日本人に人気があります。暴言であっても臆せず自己主張をするところに惹かれているのでしょう。人を見る目が無い愚かな有権者が多数いるため、彼は国会議員だけでなく、東京都知事として長年日本中に害悪をバラ撒いてきました。

写真(証人喚問で発言する石原慎太郎氏)

 2017年3月20日、豊洲市場の移転問題を検証する都議会の調査特別委員会(百条委員会)で石原慎太郎元都知事の証人喚問が行われました。そこで彼は、冒頭次のように発言しました。

「2年前に脳梗塞を患いまして、いまだに、その後遺症に悩んでおります」
「左腕が使えず、字が書けません。患部が右側頭頂部だったため、その近くにある海馬、記憶を埋蔵している箱の部分ですが、残念ながら、うまく開きません。そのため、全ての字を忘れました。平仮名さえも忘れました」
「物書きですから、ワードプロセッサーを使って、書いてますけど、そういう点で記憶を引き出そうとしても、思い出せないことが多々あるのを、ご容赦下さい」

 これを聞いて可哀想に思いますか?

 彼の言葉を信じるならば、2015年に脳梗塞を患ったことになります。その後、平仮名すらも忘れた状態で、「天才」という著書を2016年1月に発表しました。これは田中角栄元首相の半生を描いたベストセラーです。石原氏自身、この著書について活き活きとインタビューに答えています(2016年5月)。以下のリンク先記事を参照してください。

石原慎太郎がいま明かす「私が田中角栄から学んだこと」

 石原氏は、平仮名を忘れたなどという直ぐにバレル嘘をなぜついたのでしょうか?それは、証人喚問で都合の悪い質問をされた時に、「記憶にございません」と言って逃げるためです。かつての責任者として調査に協力する義務があるにもかかわらず、逆に妨害するという破廉恥行為です。プライドのない小心者であり、卑怯者という称号が相応しいのです。彼の場合、生き様そのものがずっとけがれてきたので、「晩節をけがす」という表現は相応しくないですね。

 百条委員会のため自宅を出るときに、「心境を一言お願いします」、と記者から問われ、次のように答えました。

「本日天気晴朗ナレドモ浪高シ。君ら教養がないから解んねんだろ。」(下ビデオ参照)

 体調不良で平仮名も忘れているくせに、教養をひけらかして人を小馬鹿にする元気はあるんですね。支離滅裂です。結果として、石原氏の証人喚問では大した成果は得られませんでした。

 石原慎太郎氏の過去の暴言を追加で記します(ウィキペディア)。

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日本国憲法について
 2002年12月11日の都議会で日本国憲法について「改憲手続きなんていう面倒なことはせず、衆議院で破棄決議をすればいい」と発言した。インタビューなどでも、目標を「憲法を変えること」と明言している。

自主防衛推進:
 1971年7月19日付の朝日新聞で「(核兵器が)なけりゃ、日本の外交はいよいよ貧弱なものになってね。発言権はなくなる」「だから、一発だけ持ってたっていい。日本人が何するかわからんという不安感があれば、世界は日本のいい分をきくと思いますよ」との発言が紹介された。2011年6月20日の記者会見では、「日本は核(兵器)を持たなきゃだめですよ。持たない限り一人前には絶対扱われない」「日本が生きていく道は軍事政権を作ること。そうでなければどこかの属国になる。徴兵制もやったらいい」と発言した。2011年8月5日にも記者会見で、また2013年4月5日にも朝日新聞とのインタビューで「日本は強力な軍事国家にならなかったら絶対に存在感を失う」と主張している。

原子力発電所事故について
 2011年(平成23年)3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震の影響で福島第一原子力発電所が爆発事故を起こし、大規模な放射能汚染が福島県のみならず東京都民の生活にも深刻な悪影響を及ぼしている状況の中で、石原は同年3月25日に福島県災害対策本部を訪問した際、報道陣の前で「私は原発推進論者です、今でも。日本のような資源のない国で原発を欠かしてしまったら経済は立っていかないと思う」などと発言した。
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 石原氏のような人物を長きに渡り政界にのさばらせてきた有権者、特に東京都民は猛省しなければなりません。豊洲市場も含め今日の様々な問題は、有権者の怠慢や浅はかさが原因で生まれたものです。暴言を行う人間を強いリーダーだと勘違いするような奴隷根性とは決別すべきです。

以上

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安倍内閣の閣僚はほとんど全員が教育勅語の信奉者だ!教育勅語がなぜ憲法違反なのか解説する。

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写真(松野文部科学大臣の記者会見)

 2017年3月14日付の朝日新聞記事によると、安倍内閣の松野博一文部科学相は、戦前・戦中の教育勅語について、憲法や教育基本法に反しないような配慮があれば「教材として用いることは問題としない」との見解を示したという。今回は、教育勅語がなぜ憲法違反で、犯罪的な遺物なのか解説する。

 戦前に教育を受けた者は、教育勅語を骨の髄まで染みるように徹底的に叩き込まれたという。以下に、教育勅語を現代語訳したものの一例を示す。

 明治23年に発布された教育勅語の特徴は以下の4点である。

・代々の天皇家はみな立派な人格者揃いであったという荒唐無稽な作り話によって、天皇を権威付けしている。
・大昔から日本人は天皇に忠誠を尽くしてきたという歴史改竄が行われている(明治以前、日本人は天皇の存在すら知らなかった)。
・封建的でカビの生えた家父長制・上意下達の徹底
・天皇を崇拝し、盲目的に隷従し、いざとなったら天皇のために命を投げ出すことを強要している。

 教育勅語は、すべての国民は個人として尊重されなければならないという日本国憲法の精神に明らかに反する。戦後に廃止されたのは当然である。

 以下の文献も参考にして頂きたい。ネトウヨを発狂させている秀作だ。

マンガ 日本人と天皇

 今でもそうだが、戦前の日本人も健全な批判能力とは無縁であり、教育勅語の押し付けに易々と屈してしまった。その結果が、無謀な戦争への突入であり、国内外に無数の犠牲者を生むこととなった。無能な指導者を諫めて、間違いを止めるという基本的能力を欠いていたのである。

 問題意識の低い怠惰な国民が無能な政治的指導者を多数生み出し、その結果、自滅したのである。残酷な言い方だが、これが事実である。無数の日本の若者が前線で餓死させられても、その事実を見ようとしない。お国のために命を捧げたのだから靖国神社に英霊として祀る、という行為はゴマカシであり、歴史的事実から学ぼうとする人間がすることではない。諸外国に対して侵略戦争を行ったことも認めようとしない。「八紘一宇」(世界中を天皇の支配下に置くこと)を掲げて、正しいことをしたんだと、平成時代に入っても言い張っている。外交能力などというものは日本には無縁なのだ。

 教育勅語は決して昔話ではなく、現代に生きる日本人の中で、その精神は強力に息づいている。目に見えないので普段意識していないだけだ。自分の考えを持たず、周りの空気ばかりを読んで、出る杭になることを恐れ、長いものに巻かれることを好む。権威的なるものに無批判に追従する奴隷根性は、戦後から70年以上経ってますます強化されているように見える。原発政策、安保法制、共謀罪、長時間残業による過労死・・・。事例を挙げればキリがない。

 教育勅語の精神を尊重するということは、自立した人間としての尊厳を捨てることに等しい。非理性的で、安易で、堕落した態度なのだ。進歩の対義語である反動という言葉がふさわしい。

 支配する側の1%にとっては、国民がみな教育勅語に毒されている状態が理想だろう。財産だけでなく命も惜しげなく差し出して権力者を支えてくれるのだから、こんなに有難いことは無い。安倍政権の文部科学大臣が教室で使用することを拒否できないのは当然だ。稲田防衛大臣は、教育勅語復活に大賛成だ。

写真(教育勅語を取り戻すべきと発言する稲田防衛大臣)

 安倍内閣の閣僚はほとんど全員、教育勅語の信奉者だと判断して間違いない。

図(第三次安倍再改造内閣)
写真(教育勅語を唱和させられる塚本幼稚園の園児たち)

 最近話題の塚本幼稚園における教育勅語強制は、愚かな支配階層の妄想を具現化したものだ。日本語も満足に話せない幼稚園児に教育勅語の原文を暗唱させて何の意味があるのか疑問だが、支配階層の自己満足に過ぎまい。いきなり、大学で教育勅語を教えようとしても反発されることが分かっているから、抵抗が少ない幼稚園でコソコソと始めたのだろう。反動右翼というのはどこまでも姑息である。次なる夢は、小学校での実践らしい。

 繰り返しになるが、教育勅語の害毒は決して大昔だけに存在したのではない。塚本幼稚園という閉鎖空間で幼児たちが唱和させられているだけではないのだ。その精神は、現代日本人の無意識下に沁み込んでおり、無数の不幸を生み出す源泉となっている。

以上

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【自民党の総裁任期延長決定!】日本の北朝鮮化は着々と進んでいる。

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 2017年3月5日、自民党は第84回党大会を開催し、総裁任期を現在の「連続2期6年まで」から「連続3期9年まで」とする党則改正案を了承した。これにより、2018年9月に2期目の総裁任期が満了する安倍晋三首相の3選出馬が可能になる。何事も無ければ、安倍晋三氏の通算首相在任期間は歴代最長となる予定だ。

写真(自民党の第84回党大会)

 多くの支援者に囲まれて、安倍晋三氏は至福の時を過ごしたことだろう。

写真(総裁任期延長が決まって仲間と万歳する安倍晋三氏)

 山本太郎参議院議員の言葉を借りるまでもなく、本来、安倍氏は一日でも早く総理大臣を辞任しなければならない立場にある。過去に無数に積み上げた犯罪行為をここで詳述することはしない。一例に過ぎないが、下のリンク先記事をご参照願いたい。

【死の商人は大喜び】戦争法を成立させるために安倍政権が用いた反則技まとめ

【福島原発事故への対応】現実逃避するための、涙ぐましい「努力」の数々を紹介

【絵を見て理解しよう】アベノミクスで暮らしはどうなったか?

 上記リンク先の記事を読んで頂ければ、最近テレビ・新聞をにぎわしている森友学園問題などは氷山の一角であることが分かるだろう。

 このような悪政を長年に渡って続けてきた人間が、なぜ、在任期間歴代最長の総理大臣になろうとしているのか?不思議だと思うが、実は、使っているのは姑息な手段ばかりである。

1)小選挙区制の導入による権限の集中化で、自民党内で下からモノを言えなくなった。
 一つの選挙区から一人しか当選できない制度下では、党から公認されるかどうかですべてが決まる。公認権限は党の総裁が握っているので、嫌われないように絶対服従が要求されるのだ。コワモテの石破茂氏ですら、「物言えぬ自民党」と懸念を表明している。

2)大手マスコミのトップを懐柔している。
 総理大臣とマスコミ各社がコソコソと会食を繰り返すなど、異常事態である。ジャーナリストの仕事が権力の監視である以上、出されたコーヒーにすら手を付けてはならない。安倍総理の飼い犬になり果てたマスコミ各社は、政権にとって都合が悪いコメンテーターを駆逐することにためらいがない。テレビではどうでもいいニュースに時間を割き、安倍追及の国会場面はカットしている。第一次安倍政権での失敗から良く学んでいるようで、電通とも協力しながらブラックプロパガンダを日々繰り返している。その結果、選挙民の政治に対する興味は失われ、惰性で消極的な支持をしている人が大多数だろう。選挙での投票率低下は、自民党の組織票が有利になるので誠に都合が良い。メデタシ、メデタシ・・・

3)国民の不満が自分ではなく、海外の仮想敵国に向くようにしている。
 安倍政権の搾取政策により国民の生活は苦しくなるばかりだ。国民の怒りというマグマはその量を増しつつあり、いつ噴火してもおかしくない状態だ。そんな時、安倍総理にとって頼もしい悪役は中国・韓国・北朝鮮だ。旧日本軍の侵略行為を隠ぺいするという歴史改竄行為で各国を挑発し、「憎たらしい敵国」というレッテルを貼り、自分はヒーロー気取りである。先進国にあるまじき貧困な歴史教育しか受けていない日本国民は、「美しい国:日本」という言葉に酔い、簡単にダマされてしまう。厳しい言い方かもしれないが、ダマされるのも罪なのである。

 このように、一見盤石に見える安倍総理の政権基盤だが、まっとうな政策を積み重ねてこなかったので、本質的には砂上の楼閣である。自分自身や自分がやってきたことに自信がある訳ではないので、日々不安と戦っていることだろう。冒頭で紹介した党大会では、自分を礼賛してくれる者だけに囲まれているので、一時、その不安を忘れられたのではないか。

 礼賛してくれる者ばかりに囲まれて過ごしていると、人間は徐々に堕落し、独裁的で傲慢になっていく。自分に異論を言わず、常に御機嫌を取る者だけを重宝し、周囲に配置する。そんな安倍総理にとって、国会で批判を繰り返す野党議員は抹殺すべき対象でしかない。政権の弱点を補うべく学ばせていただくという視座は皆無だ。彼にとって、国会での質疑は苦痛でしかなく、いかに誤魔化すかばかりに悪知恵を働かせている。自分に都合の悪い意見に対しては、「犯罪者扱いするな」「侮辱だと」だと罵るしか能がない。

 総理・総裁を今後も続けていくであろう安倍晋三氏の最大の野望は、日本国憲法の改悪だ。日本を戦前の状態に戻して、日本会議の理想を実現することなのだ。進歩ではなく反動である。実は、経済政策や福祉政策には興味が無く、選挙の時のキャンペーンに利用しているに過ぎない。彼はプチ覇権主義を実現し、歴史に名を残したいという妄想に取り憑かれている。

 本当に憲法改悪が実現し戦前体制が復活したら、民主主義制度はその形も失われ、小うるさい野党議員は一人残らず駆逐されることだろう。安倍晋三氏にとっての理想的な体制は、自身が批判の対象としている北朝鮮のそれに違いない。

写真(北朝鮮の労働党大会)

 サイコパスという反社会的な人格を持つ安倍晋三氏。性格分析の詳細は下記リンク先の記事を参照して頂きたい。

【性格のタイプ】安倍晋三氏とはどんな人物なのか考えてみました。

 彼の独裁的手法をこのまま放置しておくことは危険である。第一次政権での失敗から学び、より巧妙で悪質な政権維持手段を身に付けている。彼が自滅するのを待っていたら、日本社会の方が先に再起不能になるだろう。

 取り返しがつかなくなる前に、選挙で賢明な意思表示をしようではないか。

以上

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