【悪魔の手先?】戦争で死傷する人たちへの想像力が欠如している安倍政権

写真(イラク戦争への加担を追求する山本太郎議員) 出典:YouTube【国会】山本太郎『片棒を担いだのは日本だ!!総理総括が必要ですよ!!』 平成27年7月30日

写真(イラク戦争への加担を追求する山本太郎議員) 出典:YouTube【国会】山本太郎『片棒を担いだのは日本だ!!総理総括が必要ですよ!!』 平成27年7月30日

 2003〜2010年まで続いたイラク戦争では多くの住民が巻き添えになり、死傷しました。この時、日本の自衛隊はアメリカ兵の輸送などを行いアメリカの戦争に協力し、無実の民間人を大量虐殺する手助けをしたことになります。このような過ちを繰り返さないためにも、イラク戦争の検証作業を実施する必要があります。

 山本太郎議員がイラク戦争の総括が必要だとして、国会で安倍総理を追求しているビデオを以下に紹介します。ご覧ください。

 このビデオの中で安倍総理の答弁はお粗末なものでした。

・日本の航空自衛隊が輸送した米兵が行った戦闘や、米軍の爆撃に関してあまり把握していない。
・多くの民間人が死傷したことに対して無関心である。
・「大量破壊兵器を持っていないことを証明しなかったサダムフセインが悪い」というアメリカ側の言い訳を繰り返す。

 上記ビデオ中では言及されていませんが、一つの例として、民間人の多くが劣化ウラン弾の犠牲になったことが挙げられます。放射性物質による深刻な健康被害が今も続いています。軍需産業で儲ける人達の中には、悪魔のような人が存在するのでしょう。詳しくは下記リンク先の記事をお読みください。

【悪魔の所業!】原発のゴミで作られた兵器により生命を脅かされている人たち

 現在の安倍政権はアメリカの言いなりになっており、軍需産業の利益のために動いています。そのため、戦争で攻撃され死傷した人達に対する共感力・想像力が著しく欠如しています。山本太郎議員の真剣な問いかけに対して、緊張感の無い答弁を繰り返しているのが印象的でした。

 仮に、このような冷酷な人間たちの手によって安保法制(=憲法違反の戦争法案)が成立して自衛隊が海外へ派遣されるとしたら、現実的には再びイラク方面になる可能性が高いです。イスラム国(IS)に対する空爆をペルシャ湾から行うために兵站活動に従事せよとアメリカに言われるでしょう。そうなれば再び多くの無実の人間が殺されることになります。

 日本を「美しい国」にするために歴史を改竄するばかりでなく、歴史の事実を直視して過ちから学ぶという姿勢が必要です。

以上

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