【安保法制の先にあるもの】→戦争から帰還したアメリカ兵たちの本音を紹介します。

出典:NHK

出典:NHK

 安倍政権は憲法遵守義務を無視して、違憲の安保関連法案(=戦争法案)を国会で通しました。これで集団的自衛権を行使して、地球の裏側まで自衛隊を派遣することが可能になりました。目的は、アメリカの補完戦力として侵略戦争に加担し、資本家や軍需産業を儲けさせることです。

 自民党の国会での答弁を聞いていると、「アメリカが行う戦争は正しい」ということを前提にしているようです。本当に正しいのでしょうか?アメリカと日本の権力層は「正しい、正しい、正しい・・・・」と言い張るでしょうが、実際に戦闘に巻き込まれてひどい目に遭った末端のアメリカ兵たちはどのように考えているのでしょうか?

 彼らの本音を収録したビデオを以下に紹介します。

最悪な間違いだった…(目覚めはじめたアメリカ兵)(14分10秒)日本語字幕あり

 組織の上層部に行くほどウソとゴマカシが多くなりますが、最下層で現場の苦しみを味わった人たちの言葉には説得力があります。ビデオを見て頂ければ理解できると思います。日本の政権与党の政治家が行う不誠実答弁に辟易している人にオススメです。

以下に、ビデオ中の発言の一部を紹介します。
**************************
ウソと恐怖に満ちた作戦をいくら練ってももう騙されない。不当な戦争は拒否する。
兵士を撤退させ、戦争を終わらせよう。メダルを返上します。

メダルを返上します。アフガニスタン・イラク・パレスチナ、世界中の占領の犠牲者へ、
そして戦争に反対する兵士の皆さん、君は一人じゃない!

イラクに行って打ちのめされた。誰も同じ目にあってほしくない。こんなもの返してやる。

イラクに2回行って来ました。どれだけメダルを貰おうと戦争の苦しみを消す事はできない。こんなのはゴミだ。必要なのは治癒する権利です。

イラクとアフガンに行きました。メダルは無意味だ。もっと早くから戦争に反対するべきだった。メダルを返します。ブラッドリー・マニングを解放しろ!

十年間衛生兵を務めました。2004年、イラクに行きました。アフガニスタンとイラクに連帯し従軍メダルを返上する。私たちは世界中を破壊した。心から謝罪したい。アフガニスタンの女性達とここに立つ事を誇りに思う。こんなメダルはウソだ。返上します。

イラクに2度派遣されました。両親を失ったイラクの子ども達にメダルを捧げます。

生物・化学兵器の技術兵でした。イラクに大量破壊兵器はなかった。私は陸軍をやめた。他にも4万人が除隊した。ウソはもう沢山だ!

5年間前線の偵察兵でした。2005年のサドルシティです。イラクとアフガニスタンの子ども達、願わくば我々の行いを許し、私達の傷が癒され、平和が訪れますように。

海兵隊でイラクに2度行った。メダルを3つ返上します。脳損傷や軍隊内の性的暴行、PTSDに苦しむ仲間の為に。

違法な戦争に参加して、騙されたと思った。イラク人の解放の為だといわれたが、油田を解放させる戦争だった。

4つの従軍メダルを全て返します。かつてこのメダルを見ては、自分の行いを誇りに思い正しい事をしたと得意だった。でも、間違っていた。こんなメダルはもういらない。

PTSD患者です。メダルを貰った時いわれた、勤勉で献身的で模範した行いをした者に与えると。私はPTSDを隠して自分を酷使しすぎた。メダルを返し、治癒する権利を求めます。

アフガニスタンとイラク侵攻に海軍兵として参加しました。軍に志願したのは間違いでした。

敵は7千マイル先ではなく、役員室にいる。企業重役達、銀行やヘッジファンド経営者だ。戦地ではなくこの米国で毎日顔を見る連中だ。そこにいる警官達ではなく、世界を支配する億万長者達だ。もううんざりだ。こんなメダルはいらない。
**************************

 日本のマスメディアは殆ど報じない内容だと思いますので、ネット上で拡散して頂けたらと思います。将来、日本の自衛隊員たちが無駄死させられないように・・・

以上

タイトルとURLをコピーしました