【ジャーナリズムの死】安倍政権とマスコミに関する記事のまとめ

写真(ジョージ・オーウェルの名言) 出典:不明

写真(ジョージ・オーウェルの名言) 出典:不明

 下グラフからも判る通り、報道の自由度ランキングは安倍政権下で急降下する傾向にあります。各報道機関への圧力・懐柔や、報道機関自身の自主規制による相乗効果でしょう。権力者は、国民の怒りが権力者に向かうことを最も恐れていますから、マスコミをコントロールして自分たちの都合の良い道具にしたがるものなのです。安倍政権は、歴代自民党政権の中でも特にその傾向が強いですね。

出典:不明 順位データは国境なき記者団による。

出典:不明 順位データは国境なき記者団による。

 今回は、権力の監視という職務を放棄し、権力の犬になり果てた日本の報道機関(情報産業)について取り上げます。安倍政権側からの圧力や、情報の受け手側の問題についても言及しています。

 下記でオススメする各記事を読めば、ジャーナリズムという言葉が死語になりつつあるのが理解できると思います。

1)
 マスコミを統制し政府批判を抑えることで、かろうじて政権を維持している自民党。テレビで批判を続け駆逐された人は数知れずです。元通産官僚の古賀茂明さんもその一人です。彼はテレビ朝日の報道ステーションで政府批判を繰り広げたために出演の機会を奪われてしまいました。安倍政権が続く限り、彼を出演させる日本の大手メディアは現れないのではないでしょうか。優秀なコメンテーターなのに残念です。

 しかし、持ち前の行動力を活かして、海外に対して情報を発信しています。一例として、ニューヨークタイムズに署名記事を載せました。その内容を紹介した記事です。

紹介記事のリンク↓
【報道の自由の危機!】古賀茂明さんのニューヨークタイムズ署名記事を紹介します。

2)
 ジャーナリズムが死滅しつつある現状に対して、日本人の多くは危機感を持っているのでしょうか?問題意識を持っている日本人はまだまだ少数派のような気がします。安倍政権がアメリカに隷属しているのと同じように、日本人の多数は自民党政権に対して盲目的に従っているだけではないでしょうか?

 情報の受け手である日本国民の精神性について論考した記事です。

紹介記事のリンク↓
権力者にだまされない為にどうすべきか?

3)
 「公平・中立」な報道とはどのようなものでしょうか?「偏った」報道とは何でしょうか?

 人の意見を批判する時に「公平・中立」を要求する癖があるのはどのような人なのか箇条書きにしてみます。

・利権を守りたいだけの権力者
・その権力者の取り巻き
・権力者にゴマを擦っていれば自分の身が守られると勘違いしている庶民
・視野が狭く柔軟性が無く、自分と異なる意見を許せない人
・その他

 彼らの言うとおりに素直に従っていると社会が劣化し、同じ間違いを何度も繰り返すことになります。人の生命をも危険にさらします。このことを、4つの事例を示して説明している記事です。

紹介記事のリンク↓
「公平・中立」という言葉のウサン臭さについて考える

4)
 安倍総理がアメリカ議会で演説し、「安保法案を夏までに成立させます」と勝手に約束しましたが、これはルール違反ですし、非常識です。安倍さんは日本国民のために働く政治家ではなく、アメリカというご主人様に仕える忠実な部下だということが改めて証明されました。

 その安倍政権の飼い犬になり果てたNHKは、安倍総理がアメリカ議会で勝手にしゃべった内容をニュースの中で「公約」と表現しています。そのニュースビデオと、NHK報道に対するネット上の反応を紹介している記事です。

紹介記事のリンク↓
【唖然!】安倍総理の米国議会演説を「公約」と表現するNHK

5)
 2015年10月、東京電力福島第1原発が立地する福島県沿岸部の国道6号で、地元の中高生らが参加して一斉清掃活動が行われました。本来ならば放射線管理区域に指定しなければならない高汚染地域ですから、立ち行ってマスクもせずに清掃活動をするなど論外です。

 原発マフィアが裏で糸を引いているこの清掃キャンペーンは暴挙と呼ぶにふさわしく、当然のことながら多くの批判が寄せられました。原発マフィアの利益を代弁する大手メディアの一つである産経新聞は、寄せられた批判に対する反論記事を掲載しました。

 産経新聞が行ったブラックプロパガンダは、感情に訴えることで世論を動かそうとしています。残念ですが、この方法はかなり有効だ、ということを説明している記事です。

紹介記事のリンク↓
【福島原発周辺の清掃活動】大衆の感情に訴える産経新聞のブラックプロパガンダに気を付けよう!

6)
 安保法制やそれに関連する政治の動きに批判的発言をしていた毎日新聞の岸井成格氏は、読売新聞と産経新聞に掲載された意見広告によって放送法違反だと非難されました。

 憲法や放送法を紐解いて考えてみると、岸井成格氏は放送法違反の行為などしておらず、むしろ、放送法違反の行為をしているのは安倍政権側だ、ということを述べている記事です。

紹介記事のリンク↓
【安倍政権の報道圧力】放送法を正しく解釈したら、放送法違反は安倍政権側の方だったという話

以上

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